2020年6月25日のプレバト俳句はスペシャル:歴代ベスト50、夏井先生が全1700句の中から厳選

6月25日のプレバト俳句はスペシャル番組、
過去8年間、全1719句の中から夏井先生が俳句のクオリティーのみで厳選したベスト50が発表される!
Contents
歴代の名人・タイトル戦優勝者など
この8年の間に多数の秀句が生まれています。
名人と呼ばれる人たちも自ら番組の顔と称する梅沢富美男を始め多数います。
●名人
・梅沢富美男
・千賀健永
・立川志らく
・千原ジュニア
・中田喜子
・東国原英夫
・藤本敏史
・村上健志
・横尾渉
他にも各タイトル戦の上位入賞者など。
また名人になるほどの出演歴がないが、秀句を残した人もいます。
例えば
『向日葵の 波に逆らひ 兄逝きぬ』
という句を残した 筒井真理子 などが印象に残っています。(2015年夏のことでした→やはり優秀30句に選ばれました)
どのような句が選ばれるのでしょうか。
ベスト3に選ばれるのはどの句でしょうか?
発表の様子を名人・特待生が見届けるそうです。
ベスト50発表(優秀句30句)
夏井先生も選ぶ作業が大変だったことでしょう。
夏井先生、1冊の本になるかも、と。
梅沢富美男
花粉来て 獺の祭りのごと ちり紙
獺の祭り:これが季語、カワウソの行為、梅沢は花粉症のことを例えた。
石田 明
紅葉ふる コントラバスを 弾くはやさ
*見事な対比
武田鉄矢
あじさいや 三日続けて 昼は蕎麦
*さりげないが味がある。基本の型をおさえている。肩の力が抜けている。
立川志らく
色変えぬ 松や 渋沢栄一像
北山宏光
手袋を 外して撫でる 猫の喉
その他の25句は省略です。
秀逸句15句
横尾 渉
包丁始 都心は 計画運休
千賀健永
雪原や 星を指す 大樹の骸
*5・5・7の調べ
鈴木 光
道化師の ギャロップのごと 牧開
中田喜子
連覇のさきぶれ 沸き立つ発電車
あとの句は省略です。
○特別に発表する逸材の句
的場浩司
職質を するもされるも 着膨れて
鈴木亮平
雑煮の香 雨の銀座の 生中継
ベスト5
人3句
エルメスの 騎士像 翳りゆき驟雨
マンモスの 滅んだ理由 ソーダ水
右肩に 枯野の冷気 7号車
地1句
銀盤の 弧の凍りゆく 明けの星
天1句
花震ふ 富士山 火山性微動
*1719句の頂点に立ったのはこの句でした。