4/26プレバト俳句「春の動物園」好調の東国原英夫が昇格を狙う
4月26日のプレバト、俳句。
春のタイトル戦「俳桜戦」を制した東国原英夫(名人6段)とフルーツポンチ村上健志が特待生として昇格試験に挑む。
お題は「春の動物園」
Contents
出演者
・寺田農
・金子恵美 (元衆議院議員・宮崎謙介の妻)
・桜雪 (東大出身アイドル)
・風間トオル
・光浦靖子
特待生
・村上健志 名人3段
・東国原英夫 名人6段
査定結果速報
2位 寺田農 65点
はな子には 足止めぬ子ら 夏近し
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象のはな子に 足止めぬ子ら 夏近し
村上名人:はな子で象と分かるか?
先生:上5の字余りは許容範囲なので、固有名詞はな子を具体的に象と入れる。
発想は褒めたい。うまくなる可能性あり。
3位 金子恵美 55点
春風に ゆられ長鼻 檻の主
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春風の 檻やゆらりと 長き鼻
東国原:発想が平凡。ピリリと来ない。選挙と同じ。落ちるはず。
村上名人:像の鼻が風に揺れるか?
先生:名人二人いい所を突く。
4位 光浦靖子 35点
春昼に ひび割れのまま 象と脛
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春や 象のごとく ひひ割れたりし脛
先生:一瞬「春昼や ひび割れ深き 象の脛」と添削すれば一位の句かと思ったが違った。己の脛なんだ。自分の脛は見るのはやめなさい!
添削のようにしないと意味が伝わらない。
5位 風間トオル 15点
象よりも ゲーム気になる ミモザ達
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象よりもゲーム ミモザのような 子供たち
風間:ミモザは黄色い帽子の子供たち
東国原英夫:問題山積!
先生:説明的になるが添削のようにしないと意味が分からない。
まぁ、所詮15点の句。
1位 桜雪 70点
象の歩に 見えては隠る 雀の子
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象の歩に 隠れて跳ねて 雀の子
先生:「雀の子」で季語(雀だけでは季語にならない)
丁寧な観察ができている。
「見える」は俳句ではわざわざ言う必要がないことが多い。「見えて」を消して
「跳ねて」を入れてより映像が見えるように。
■特待生昇格試験
村上健志
象の糞 豊かに崩れ 穀雨かな
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象の糞 豊かに崩れゆく 穀雨
村上:動物園まで言ってきた。
先生:評価のポイントは季語「穀雨」の是非
結果:1ランク昇格! 名人4段へ。
先生:付かず離れずの感覚がいい。
眼の前の光景なら添削のように。
東国原英夫 名人
春深し 象舎の壁の 罅長く
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直し無し
先生:評価のポイントは季語「春深し」の是非。
結果1ランク昇格 名人7段へ!
先生:季語の選択のセンスがいい。繊細な言葉の選び方が出来る名人の句。
★ ★ ★
■という訳で東国原英夫・村上健志 の両名人がそれぞれ昇格しました。