4/18プレバト俳句は「全国俳句強豪校VS名人・特待生!春の他流試合SP」
【全ての画像は番組HPより引用】https://www.mbs.jp/p-battle/
4月18日のプレバト俳句は
また、スペシャル特番で 名人・特待生と最強高校生との対決です。
5対5の団体戦で争うそうです。
お題は「自動ドア」
出演者
○愛媛県立松山東高校の選抜メンバー
(正岡子規や高浜虚子を生んだ俳都・松山市の名門校)
○プレバトチームから
・梅沢富美男
・村上健志
・中田喜子
・千賀健永
・立川志らく
査定するのはお馴染み ズバズバと切る 夏井いつき先生
さらに、審査するのは俳句界の重鎮3名だそうです!
宇多喜代子
井上康明
高野ムツオ
MC&アシスタントはこの2人
査定結果速報
第1試合
村上健志
花の夜や 靴履き終えて 無言の汝
⇩ 夏井先生の添削
花の夜の 無言や靴を 履き終えて
松山東高 中山寛太
春はひらく 立ち止まること 許されず
○結果 27:28で松山東高の勝ち
第2試合
千賀健永
「運命」の ドア叩く音 春疾風
⇩
運命の ドア叩く音 春疾風
ーーと「」が無い方が良かったという意見が多い。
千賀が「」を付けたのはベートーヴェンの「運命」と特定したかったからなのだが。
松山東高 山内ななみ
減便の 航路の島々を 躑躅
⇩
減便の 航路の島々の 躑躅 ーーーがいいという意見も
○結果 28:28 引き分け
第3試合
梅沢富美男
退院の 雲なき空や つばくらめ
松山東高 武田歩
春空や アポロの飛ばぬ 半世紀
○結果 28:28引き分け
第4試合
中田喜子
囀を 合図のごとく 始発来る
松山東高 森貞茜
春日の エンドロールや 伊予灘線
○結果 28:28 引き分け
夏井先生:これは比喩対決だった。
「ごとく」は直喩
「エンドロール」は暗喩
第5試合
立川志らく
自動ドア 開けて子を追う シャボン玉
松山東高 小川一磨
鉄塊の 森の底飛ぶ つばくらめ
⇩ 夏井先生の添削
つばくらめ 飛ぶ鉄塊の 森の底
夏井先生:擬人化 対 比喩 の対決でした。
松山東高小川君、惜しかった。添削の語順としていたら間違いなく勝ちだった。
○結果 30:27 でプレバト
まとめ
今回は新しい試みのスペシャル番組でした。
志らくの句でかろうじて勝利しましたが、高校生相手にプレバトチームが負けたら恥ずかしかったのではないでしょうか?
◆今回筆者が一番気に入った句は
松山東高・小川君の句を夏井先生が添削したもの
つばくらめ 飛ぶ鉄塊の 森の底
でした。