4/25のプレバト俳句・お題は「ゴールデンウィーク」横尾名人、梅沢名人は?
【全ての画像は番組HPより引用】https://www.mbs.jp/p-battle/
4月25日、平成最後のプレバトです。
お題は「ゴールデンウィーク」
Contents
出演者
・森久美子
・柳ゆり菜
・高橋恵子
・松尾諭
・川島明 (麒麟)
特待生
・横尾渉 (Kis-My-Ft2)
・梅沢富美男
査定結果速報
4位 松尾諭
再出陣 暦見て待つ 五月雛
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我が五月人形を 子に飾る日よ
横尾名人:中7は説明になっている。
先生:「再出陣」の意味だが、説明を聞くと、自分の使ったものを子供に使うといういう意味とのこと。それなら、これは才能なしに格下げ。そういう情報はどこにも入っていない。
言いたいことを正確に書く!
3位 高橋恵子
渋滞も 楽しきひととき 桜もち
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渋滞も 楽し桜もちも 美味し
梅沢名人:これはホントに凡人ですよ!
先生:渋滞と桜餅の取り合わせは面白い。が、まず「ひととき」は要らない。
助詞「も」は説明的になるので要注意なのだが、ここは敢えて「も」を重ねる添削にした。
楽し、美味し で響き合わせた。
2位 川島明
誰かのアラーム 国旗を揺らす 木の芽風
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誰かのアラーム 旗日の旗へ 木の芽風
先生:(この国旗とは祝日に立てる国旗かを確認)
国旗は各国の色んな国旗もあるかなと期待したがそうではなかった。
であればそれが分かるように旗日という言葉を使う。
旗をリフレインさせる。
ただ、言葉の選択が才能を感じさせる。
5位 森公美子
友の手も 泥にまみれし 鏡棚
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友の手も 泥や鏡のごと 早苗田
森公美子:故郷の棚田を詠んだ。
梅沢名人:季語がない!
先生:鏡棚で分かれというのは無理。泥と言えば「まみれている」は不要。
添削句、早苗が季語となる。
1位 柳ゆり菜
いつ直す スーツのほつれ 春眠し
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いつ直す スーツのほつれ 目借時
いつ直す スーツのほつれ 春闌けて
先生:基本の型を勉強していることが分かる。
「春眠し」の季語がちょっと勿体無いか。
歳時記をめくって自分の気分に合う季語を探すと良い。
特待生昇格試験
横尾渉
10日間 おろすの忘れ 春眠
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現金おろすの 忘れ春眠 十日間
横尾:10連休のこと。銀行の休みの悲哀を詠んだ。
梅沢名人:おろすのが何か分からない。
査定結果:現状維持
先生:肝心なことを書け!お金をおろすことは書くべき。
語順にも問題がある。添削句、これなら読み手の心にドスンと響く句になる。
梅沢富美男
手放せぬ ティッシュの甘く 養花天
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保湿ティッシュ 甘くあまやか 養花天
(養花天:晩春の季語、意味は「花曇」と同義。)
査定結果:一つ後退!
先生:必要な情報を書け!!人のことをごちゃごちゃ言ってる場合か。
保湿ティッシュと書かないとその違いが分からない。
「手放せぬ」などは余計なこと。
甘く、あまやかとわざと重ねる。
まとめ
◆梅沢、横尾両名人も不調
現状維持と降格でした!
両句とも名人らしからぬ格調のない句でしたね!