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3/22プレバト俳句、お題は「桜と新幹線」名人藤本敏史が昇格8段へ!

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

キャッチ画像は番組HPより引用しました。http://www.mbs.jp/p-battle/

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3月22日のプレバト俳句

お題は「桜と新幹線

◎先生はおなじみ毒舌先生こと夏井いつき

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夏井いつき

誕生:1957年5月13日 (59歳)
愛媛県生まれ
最終学歴:京都女子大学文学部国文科

受賞歴:第8回俳壇賞(1994年)卒 
 

出演者

・市川右團次

・立川志らく

*右團次と志らくは同じ歳だそうです。

画像は番組HPより引用

・田中美佐子

・吉本実憂

・宮田俊哉 (Kis-My-Ft2)
もうひとりのキスマイ、宮田俊哉、何と12回目の出演とのこと。

特待生

・ミッツ・マングローブ (3級)

・藤本敏史 (名人7段)

画像は番組HPより引用

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査定結果速報

今日はなかなかハイレベルな作品が揃ったそうです。
5位でも「才能なし」ではない「凡人」査定とのこと。

3位 田中美佐子 65点

勉強しました!

新幹線 桜舞う空 流れけり

⇩ 

新幹線 桜の空の 流れゆく

藤本名人:桜「舞う」は普通過ぎないか?

先生:褒める所は、シンプルに実感を込めて書いているところ。
「空が流れる」という表現が良い

「舞う」というありきたりの言葉は凡人、

2位 吉本実憂  70点

台本の ラストの「・・・・・」 春の宵

⇩ 

台本の ラストの「・・・・・むごん 春の宵

藤本名人:素晴らしい!「点点点」持ってくるところなかなかのチャレンジャー
先生:オリジナルなリアリティーが出ている。春の宵という季語もいい。
問題点はやはり「点々」。これは「むごん」と読ませる特殊テクニック。

4位 宮田俊哉 63点

のり弁と 車窓に映る 初桜

⇩ 

のり弁と 母と車窓の 初桜 

藤本名人:「車窓に」ときて「映る」は要らない!12回も出て、成長せえへんな!

先生:「のり弁」という俗なものと「初桜」の取り合わせも良い。
名人の言う通り、「映る」を消す。その節約した言葉で別の言葉が入れられる。

5位 市川右團次  45点

幼き日 はなの知らせと 師のもとに

⇩ 

上京や さくらの知らせ 師のもとへ 

市川:花の知らせを持って師のもとに上京した子供時代の思い出

藤本名人:説明を聞くまで意味が分からなかった。

先生:個人的思いを盛り込み過ぎるのはムリがある。
一番重要な言葉は「上京」、要らないのは「幼き日」

1位 立川志らく 71点

前回凡人査定。志らくは10年以上句会を主催しているのに恥かいたとの話。

朝桜 夕べの雨に 色をつけ

⇩ 

朝桜 ゆふべの雨に 色そへん

先生:発想がきれい。

ただし勿体無い所あり。「夕べ」は昨夜と夕方のふたつの意味があるので、やや混乱する。

歴史的仮名遣いで内容と字づらが合って、さらにきれいに。

 

特待生昇格試験

ミッツ・マングローブ

吹上がる 花屑先の 流線型

⇩ 

吹上がる花屑 流線型の ひかり 

藤本名人:新幹線のスピード感が良く出ている。

査定結果は現状維持!

先生:感覚、詩のセンスは素晴らしい。
勿体無いのは、小さな選択ミス。「先の」が説明になっている。
その3音を使って別の情報を入れる。

しかし、復調の兆しが出たのが嬉しい。

藤本敏史

新幹線 待つ惜春せきしゅんの チェロケース

直し無し 

先生:この句の評価のポイントは季語「惜春」の是非。

1ランク昇格!名人8段へ (9段梅沢富美男に迫る!)

季語を理解している。

「惜春」は時候の季語  他にも晩春、初春、ゆく春、仲春など似たような季語がある。惜春という季語をよく知っていないと選択の決断が出来ない。

惜春という言葉のイメージとチェロの音色がよく似合っている。
季語とチェロの音の両方を知っていないと出来ない。
さすが名人という句。

まとめ

わたし

藤本名人の句、子供目線であったり、メルヘンチックなところなど、ピンとこないことが多かったのですが、今日は違いました。
分かりやすいけど、詩情のある句でした。
吉本実憂の句にはびっくりしましたねぇ。

◎夏井先生の新刊です。

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