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ジャズの名曲:Secret Love「シークレット・ラブ」 10バージョンを聴く!

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。
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今日のジャズの名曲は Secret Love 

Secret Love” is a song composed by Sammy Fain (music) and Paul Francis Webster (lyrics) for Calamity Jane, a 1953 musical film in which it was introduced by Doris Day in the title role. .
—–wikipedia より引用

1953年サミー・フェイン(曲)とポール・ウェブスター(詩)がミュージカル映画「カラミティ・ジェーン」のために作った曲。
ドリス・デイがタイトルの曲として歌いヒットさせた。

その後ジャズのインストルメンタル曲として数々のプレイヤーに演奏されることになりました。

ドリス・デイ

という訳で初めは敬意を評してドリス・デイの歌声で聴きましょう。

 

筆者の年齢ではこのドリス・デイを同時代的に聴くには遅すぎましたが、ドリスの可憐な歌声の魅力は理解できます。

ハンプトン・ホーズ

○好きなインスト演奏がたくさんありますので、どんどん行きます。

まず、スウィンギーに弾むハンプトン・ホーズのピアノから。
(あまり「シークレット」という感じではないですが好きな演奏です)

アート・ブレイキー

1966年1月、カリフォルニア、ライトハウスでライブ録音された『アート・ブレイキーとニュー・ジャズメッセンジャーズ』のアルバムです。

この頃のブレイキーはジャズ・メッセンジャーズのメンバーを一新していて(理由はバンド経営に行きづまっていたからです)以下のようなフレッシュなメンバーになっています。
特に当時20歳のキース・ジャレットのピアノが注目です。
チャック・マンジョーネのペットも楽しい音を聴かせています。
Chuck Mangione(trumpet)
Frank Mitchell (tenor sax)
Keith Jarrett (piano)
Reggie Johnson (bass)
Art Blakey (drums)

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デクスター・ゴードン

デクスター・ゴードンが永らくヨーロッパで過ごした後に、アメリカに帰国してカーネギーホールで演奏した時のライブ・アルバムでこの曲が演奏されています。初めにデクスターの声で紹介があります。

Live at Carnegy Hall, 1978
Dexter Gordon (tenor Saxophone)
George Cables (piano)
Rufus Reid (bass)
Eddie Gladden (drums)

ジム・ホール

次はジム・ホールのギターで聴きます。

東京でのカルテットのライブ演奏ですが、なかなかシブいいい演奏です。

live in Tokyo, 1992
Jim Hall (g)
Larry Goldings (p)
Scott Colley (b)
Terry Clarke (d)

ティル・ブレナー

Till Brönner 西ドイツ出身のジャズ・トランペッターのSecret Love

かなり速いテンポで一気に演奏されますが、その素っ気なさが却っていい感じです。

このアルバムについては詳細データが分かりません。

ブラッド・メルドー

Art of The Trioというシリーズでアルバムを出していたブラッド・メルドーのこれはVol,5となるライブ録音での演奏です。Art of The Trioシリーズの最後であって、それまでのトリオを集大成するような2枚組CDになっていて、この曲を演奏していました。
この曲のタイトルに最も相応しい叙情的な演奏だと思います。

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ダイアン・シューア

○ここからCDアルバムではなく、ライブ動画3連発で行きます。

アメリカの女性ピアノ&ヴォーカルのダイアン・シューアです。
Live at Java Jazz Festival 2007
*Java Jazz Festivalは名前の通りインドネシアのジャカルタで行われているジャズ・フェスです。日本以外でアジアでのジャズフェスは珍しいはずです。

非常にカッコいいヴォーカル&ピアノです。

マイケル・ブレッカー

これはなかなか凄いメンバーです。
Michael Brecker – tenor sax
Niels Lan Doky – piano
Ulf Wakenius – guitar
Ray Brown – bass
Terri Lyne Carrington – drums

マイケルの名前を挙げましたが、格から言えばレイ・ブラウンのグループと言えるのでしょうね。
ワケニウスのギター、ニールス・ラン・ドーキーのピアノ、キャリントンのドラムスも全部聴きどころです。

渡辺貞夫

最後になりますが、渡辺貞夫のライブ動画で「シークレットラブ」を聴きます。1991年

これもかなり速い演奏ですが、ナベサダ本領発揮してます!
そして
Harvey Mason (drums)
Perry Hughes (guitar)
Ronny Foster (organ)  
の演奏も素晴らしいです。特にヒューズのギターは最高です。

まとめ

シークレットラブーー10個聴きましたが、いかがだったでしょうか?

1個でも好きな演奏があったら幸いです。

筆者はどれも好きだからアップしたのですが、

ハンプトン・ホーズ

ブラッドメルドー

渡辺貞夫

あたりが特に好きです。

最後まで見て頂いてありがとうございます。

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