7/20プレバト俳句・お題は「夏祭り」フルポン村上は名人昇格なるか?
↑画像はYouTubeより(whiteberry『夏祭り』)
夏もいよいよ真っ盛り
2017年7月20日のプレバト俳句
◎お題は「夏祭り」
「夏祭り」で例句があるかどうか歳時記を見てみました。
すると次のように書いてありました。
俳諧では祭と言って、夏祭を意味する。
もとは京都の賀茂祭を、ただ祭と言った。大雨に 獅子を降りこむ 祭かな 鬼城
祭笛 吹くとき男 よかりける 多佳子
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー「季寄せ」山本健吉編
◎査定を行うのは夏井いつき先生
◎司会はこの二人
浜田雅功と豊島由理絵アナ
Contents
出演者
・中丸雄一 ←誰?。映像も合ってるかどうか?間違っていたらすみません。
やはり写真間違っているようです。
・武井壮
・皆藤愛子 (アナウンサー)
・松本明子
・向井慧 (パンサー)
●特待生昇格試験
・村上健志 (フルポン)
現在特待生1級の村上、梅沢富美男を追って名人昇格を狙う。
前回の特待生だけの「炎帝戦」⇨ では、失敗して昇格ならず。
・ミッツ・マングローブ
このあと、ここで結果速報します。
査定結果速報
お題の写真はこれ⇓
中丸雄一ってこの人なんだ。カトゥーンだって。知らんがな。早稲田大卒らしい。
さて、例によって4位あたりからの発表です。
4位 松本明子
初浴衣 掬う金魚に 袂ぬれ
⇩
金魚掬う 水に袂を 濡らしつつ
松本:息子のことを詠んだ
村上:「浴衣」と「袂」(たもと)は両方は要らないのでは?、しかも初浴衣と金魚で季重なり
先生:その通り、初浴衣がまず捨てる言葉。5音も節約できる。
2位 武井壮
隅田川 寄り添い眺む ラムネ瓶
⇩
隅田川 寄り添う ラムネ瓶二本
ミッツ:説明を聞いて分かった。二人で寄り添ってラムネ瓶を眺めているヘンなカップルと読める
先生:その通り、ミッツの正しい指摘に拍手
寄り添っているのが2本のラムネ瓶ならそう分かるように!
ラムネ瓶二本と書いて想像させる。
擬人化は誤解されないか、慎重にチェックが必要
これで何故2位なのか?
その説明がなかったですね。この句の良い点は?
3位 中丸雄一
前回は犬目線で大失敗だったらしい
夏祭り 好きなあの子が いるぞ、おい
⇩
添削しようがない・・・
中丸:中学生目線で詠んだ
前回の反省を活かした・・・
先生:ひとまず意味がわかる
普通は「こんな句をプレバトに出してよいか?」と考えて止める!
17音にきっちりはまって添削のしようがない。将来性のない凡人句。
5位 向井慧
掬われる 金魚の出目に 武悪面
⇩
金魚 掬わんと近づく 武悪面
向井:金魚の目線で・・・。(詠んじゃった(笑))
(武悪面は狂言で鬼や閻魔に使われる面)
先生:激しく失敗した!間違いなく最下位の句
ただし、何かやろうという意思があるから将来性のある最下位。
1位 皆藤愛子 (70点)
女子アナ、早稲田大学卒
綿菓子の 甘い風吹く 夏の夜
⇩
夏の夜の 帰路綿菓子の 甘い風
先生:いいところは、綿菓子に対して甘い香りとしたところ。
「風」と「吹く」が文字の無駄遣いーー2音あれば別の情報を入れられる。
下5は「風甘し」ともできるが・・・
特待生 ミッツ・マングローブ (特待生3級)
人熱れ(ひといきれ)頭上に踊る 祭笛
⇩
人熱れの 頭上を 祭笛走る
村上:祭笛に踊るイメージが入っていないか?
先生:評価のポイントは「踊る」
村上鋭い!
査定結果は現状維持
涼やかな祭笛なら 祭笛走る とするとその感覚が。
非常に惜しい
特待生 村上健志 (特待生1級)
水ヨーヨー 透かす夜店の 灯かな
⇩
夜店の灯(ひ) 透けて 水ヨーヨーの青
先生:「かな」という詠嘆が是か非か?
描写が甘い!
現状維持
みんな少し出来るようになると「透かし」たがる。
名人になるためにはこの程度で「厳しい」とぼやくのではお先真っ暗 とのお言葉!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎今回は以上の結果でした。
特待生二人共昇格ならず。
あえて選ぶなら皆藤愛子さんのあま~い句かな。
綿菓子、甘い風、夏の夜・・・子供の頃のような
★プレバト俳句・2017年放送分のお題と出演者はこちらでまとめています★
2017年放送分 ⇨