12/21のプレバト俳句、お題は『年末のアメ横』三遊亭円楽、打倒梅沢富美男に燃える
↑画像は番組HPより引用
12月21日のプレバト俳句、お題は「年末のアメ横」
もう今年(2017年)最後の放送かもしれませんね。
→次回は新春スペシャルだそうです。
人気番組対抗戦、お題は「初詣」
そして名人、特待生だけの「冬麗戦」お題は「雪と青空」とのこと。
査定はおなじみ夏井いつき先生
司会もおなじみこの二人
出演者
・塚田僚一(ABC-Z)
前回は最下位だった。リベンジに燃える。
・泉谷しげる
「俳句は嫌いだ」と言ってます。
生け花は特待生。
・光浦靖子 (初出場)
念願かなっての初出場
・貴城けい (元宝塚)
・山内健司 (かまいたち)
キングオブコントで優勝した かまいたち の山内初登場。
・特待生3級 三遊亭円楽
なかなか番組に呼んでもらえないのは「たぶん梅沢富美男さんが『呼ばないでくれ』と言っている」と語っているそうです。
例によって番組始まりましたら速報します。
査定結果速報
4位 塚田僚一
タラバガニ 持たされ人の 波愚痴る
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タラバガニ 持たされ人の 波を行く
先生:ちゃんと日本語が通じる!。人間成長するものだ。
いいところはタラバガニと具体的に書いているところ。
ダメなところは「愚痴る」→これを映像にするだけで良い。
これで、持たされる人のイヤイヤ感が出る。
意味が重複するのは音の無駄使い。
3位 貴城けい
年の瀬の 香香手じめ しゃがれ声
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年の瀬の 手じめ香香 しゃがれ声
貴城:今年生まれたパンダの名前 香香 をかけた。
円楽:「しゃんしゃん」が分かりにくい。無理がある。
先生:特待生の言う通り。分からない人もいる。
音の調べは楽しい。
香香は外せないから、語順を変えるだけで何とかなる。
2位 光浦靖子
数の子を 砕く娘は 四十六
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娘は四十六 数の子を 噛み砕く
光浦:親目線で詠んだ。数の子は子孫繁栄の象徴。
先生:こういう滑稽実も俳句の面白さ。
問題は「砕く」ここは複合動詞で「噛み砕く」としたほうが。
5位 山内健司
行く年に 別れを告げに アメ横へ
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行く年や 何買うでなく アメ横へ
円楽:行く年 と 別れ でかぶってる。
先生:中7が全部要らない。別れを告げに
「行く年」という季語とアメ横で全ての句。
山内が喋った言葉にいい言葉「何も買うつもりはなく」があったのでそれを使った。
1位 泉谷しげる
暮れる年 あいさつかねて 買い出しに
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あいさつを かねて買い出し 暮れる年
あいさつを かねて買い出し 年の市
先生:最下位と1位がほとんど同じ光景を描いているのが面白い。
こちらは作者の思いと動作がコンパクトに描けている。
語順が勿体無い。
特待生 三遊亭円楽
塩鮭の 喋るが如き 売り子かな
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直し無し
査定結果:1ランク昇格 特待生2級へ
先生:人物描写が見事。
塩鮭が季語
「塩鮭の如き」ではなく「塩鮭の喋るが如き」が面白い。
如き は比喩、直喩
◎今日は以上でした。
円楽が風景より人を詠む方が得意だと自分を語って
浜田が制止してました。