ジャズの名曲シリーズ:I’m Confessin’ (that I Love You) アイム・コンフェッシンの名演8選
1920年代に作られた I’m Confessin’(that I love you) という曲があります。
タイトル通り「(あなたを愛してるって)告白してます」って曲なんですが、
なかなかいい演奏や歌唱が多いので、、、特集します。
まずは古い演奏から。
Contents
ファッツ・ウォーラー
ファッツ・ウォーラー(ピアノ)の楽団の演奏が一番最初に録音されたもののようです。
この時にはまだタイトルが違っていたようです。
(Lookin’ For Another Sweetie って全然違いますねぇ^^)
コニー・エヴィンソン
ちょっと早いですが、筆者が大好きなアメリカの歌手、コニー・エヴィンソンが歌ってくれていますので、それを先に聴きたいと思います。
ジャンゴスタイルで歌っているアルバム〈Gypsy In My Soul〉の中に入っていました。
ペギー・リー
’40年代の録音に戻りますが、ペギー・リーです。
このペギー・リーの歌を聴くと↑のコニー・エヴィンソンはペギー・リーの影響を受けていたのかとも思いました。
レスター・ヤング
プレスことレスター・ヤングもやっています。オスカー・ピーターソンとの共演盤でのことです。
この曲、何故かレスターにぴったりな曲という気がします。(初めてテナーサックスを慈しむように優しく吹いたレスター)
Lester Young — tenor saxophone
Oscar Peterson — piano
Barney Kessel — guitar
Ray Brown — double bass
J. C. Heard – drums
これですね。↓ これのボーナストラック。
セロニアス・モンク
そして「あの」モンクもちゃんとやっているのです。
‘あいむこんふぇっしん’ ーーー不器用な男の告白です。
ポール・チェンバース
意外に思われるかも知れませんがポール・チェンバースの大名盤〈Bass On Top〉
の中でも演奏されていました。ベースでメロディを弾いています。
ピアノはハンク・ジョーンズですねー!
ダグ・ワトキンス
あと同じベーシストのダグ・ワトキンスがやっていますが、こちらはチェロを弾いていますね。
フルートはユセフ・ラティーフです。これもいい演奏です。
(ベースは別にハーマン・ライトが入っています)
ダイアナ・クラール
最後は現代のピアノ&ヴォーカルの代表、ダイアナ・クラールにしましょう。
ヴァイオリンなども入れて昔の雰囲気を出しています。
ギターが驚くことにマーク・リボーです。
まとめ
こういう曲は古いものがいいですし、新しい録音でも、古い雰囲気を出すようにしていますね。
それにしてもいい曲です。懐かしい雰囲気になります。
他にも正に当たりのサッチモ、ジャンゴ・ラインハルト、ケニー・バレル、ソニー・スティット、アール・クルー、ケニー・バロンなどの演奏がありましたが、完成度(と好み)で上の8曲を選びました。
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