JAZZという音楽の魅力を中心に

ショパンコンクール2021(又は2020)がやっと始まった・最多出場は日本人(角野隼斗はどう?)

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

キャッチ画像↑はhttps://www.japanarts.co.jp/news/p6190/様のものを引用させて頂きました。

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色々とありましたが、第18回ショパンコンクール(ショパン国際ピアノコンクール)がすでに始まっています。

いま予備予選があっているところです。(予備予選の日取りも二転三転したようです)

ここのサイトに来られた方はご存知のように、5年に1回の同コンペティションは本来、昨年2020年に行われるはずだったのが、東京オリンピックと同様に今年に順延されたものです。

 

ショパンコンクールとブログと情熱大陸

ショパンコンクール2015

このブログを開始したのが2015年でした。

即ち前回の第17回ショパンコンクールの年でした。

ジャズを中心に書いているブログですが、初めて記事が小バズリしたのが皮肉なことに、ショパンコンクール2015について書いたものでした。
それも2015年末にNHKであった「もう一つのショパンコンクール」という番組について年明けの2016年1月に書きました。
(FAZIOLIという新興ピアノメーカーとその日本人調律師を中心においた番組でした)

その記事がこちらです。⇩

  

*多分本選前くらいにまた再放送があると思います。

 

角野隼斗(スミノハヤト)氏のこと

角野さんはYouTubeで色々なことをやってあるのを知っていました。

ジャズ曲もやってるのを見たことがあります。

 

ところが7月18日の「情熱大陸」が角野隼斗氏を取り上げていました。

番組を見ながらも私はまだ「色々なことが出来る人なんだ」という認識でした。 YouTuber と思っていました。

しかし驚くべきことが語られました。今回のショパンコンクールに出るというのです。
そして予備予選に出ている、最後にはワルシャワに行った角野氏の姿が映ったと思います。

クラシックのピアニストの世界に詳しい人ならご存知のように予備予選に通るだけでも既に凄いことなのです。

 

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ショパンコンクール予備予選

*このコンペティションについては詳しい方、プロの方、専門家がおられて詳しいことを書いてありますので、私は野次馬的なことをざっくばらんに書きたいと思います。

下に引用した実施概要は一般社団法人東京国際芸術協会が発表したものです。

実施概要:

5年に一度、ショパンの故郷であるポーランドの首都、ワルシャワでショパンの命日である10月17日の前後3週間に開催される国際的に有名なコンクールです。現在も続く国際音楽コンクールの中では最古のもので、その入賞者には世界に名だたる音楽家が名をつらねます。課題曲はショパンの作品のみとなっており、エチュード、ソナタ、幻想曲、ワルツ、ノクターン、協奏曲など多岐にわたっています。世界的に最も権威のあるコンクールのひとつと言われ、エリザベート王妃国際音楽コンクール、チャイコフスキー国際コンクールと合わせて世界三大コンクールと言われています。世界を目指すピアニストの登竜門となるコンクールです。

ーーーhttps://www.tiaa-jp.com/concours/chopin_competition.html

より引用

 まずヴィデオによる審査から始まっています。これは昨年のうちに済んでいると思われます。 世界中から集まる500~600人の応募者から164名の予備予選通過者が発表されています。

この164名に入ることが既にスゴイことなのです。

その証拠にショパンコンクール公式サイトで、そのプロフィールが写真付きで発表されているのです。

こちらです⇒ 

*苗字のアルファベット順です。(名前、写真、国名があります)
*写真をクリックするとその人のプロフィール頁になります。
より鮮明な写真とかなり詳しい経歴、最後に過去入賞コンクール実績があります。
ほとんどの人が何等かの(国際)ピアノコンクールで優勝(ないし上位入賞)した経験を持つ人です。プロデビュー(CDを出しているなど)している人さえいます。
 皆さんもはや立派なピアニストと私などには思えます。

*是非 Hayato Sumino も探して見てみてください。(彼だけモノクロ写真!)

*前回Finalまで勝ち上がった唯一の日本人小林愛実さんも今回も出ています。
(前回20歳での出場でしたので、まだ30歳の年齢制限に余裕があります)

どこの国が一番多い?

2015年に思ったことですが、やたら東洋人が目立ちます。今年は更に多いようです。

国籍はアメリカやカナダでも東洋人ということもあります。

2015年に3位になったケイト・リゥ(Kate Liu) がまさにそうでした。
シンガポール出身中国人ですがアメリカに帰化していました。

それはさておき、数えましたよ。国別の数を。

発表します。

1.日本 31人
2.中国 28人
3.ポーランド 16人
4.韓国 14人 
5.台湾 9人
6.カナダ 8人
6.イタリア 8人
6.ロシア 8人
9.アメリカ 6人
10.香港  3人
以下2人がフランス、ドイツ、イギリス
1人がスペイン、キューバ、ギリシャ、ベラルーシ、タイ、イスラエル、ブルガリア、リトアニア、ベトナム、ウクライナ、ラトビア、ハンガリー、マレーシア、ルーマニア

日本が1位です。

そしてこの東洋人の多さ!(地元ポーランドが多くなかったら東洋の上位独占でした)

音楽大国(であったはずの)ドイツ、フランス、イギリス がたったの2名であることも驚きです。

この国名の順位から何を読み取れるでしょうか?
ショパンコンクールに出てくるピアニストの数とはその国の(文化的?)民度の高さとも見れそうですが・・・そうとも言えないのでしょうか?

他に予選免除者が11名いるはずです。

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予備予選スケジュール

既に7月12日から始まっています。23日まで行われます。
勿論、場所はワルシャワです。
前述のアルファベット順、毎日12~14人づつ。

予選タイムスケジュールは こちら です。

そして、また驚くべきことにこの予備予選の段階から、主催者によって全ての演奏がYouTubeにアップされています。

例えば先ほどのスミノハヤト氏演奏は7月20日午前の部で配信されました。
即時配信です。(よって時差が発生します)

 

この動画の1時間52分~2時間18分の約25分間に角野隼斗氏演奏が収録されています。

動画の下にきちんと曲目と時間が表示される丁寧さです。
11.30 – 12.00 HAYATO SUMINO (Japonia / Japan) https://chopin2020.pl/en/competitors/…

Nokturn c-moll op. 48 nr 1 / Nocturne in C minor, Op. 48 No. 1 (01:53:32)

Mazurek g-moll op. 24 nr 1 / Mazurka in G minor, Op. 24 No. 1 (01:59:45)

Mazurek C-dur op. 24 nr 2 / Mazurka in C major, Op. 24 No. 2 (02:02:44)

Etiuda a-moll op. 25 nr 4 / Etude in A minor, Op. 25 No. 4 (02:04:59)
Etiuda a-moll op. 25 nr 11 / Etude in A minor, Op. 25 No. 11 (
02:06:34)
Ballada F-dur op. 38 / Ballade in F major, Op. 38 (
02:10:36)

このように誰の演奏でも好きなように鑑賞することが出来ます。

スケジュール

発表されている今後のスケジュールは以下です。

予備予選:7月12日~23日

ステージ1:10月3日~7日

ステージ2:10月9日~12日

ステージ3:10月14日~16日

ファイナル:10月18日~20日

(もう3か月後にはWinnerが決まっているのですね)

選考は各ステージで半数を落とし半数が次のステージへ進むことができる方式です。

即ち 164→80→40→20→10 とファイナリスト10人にまで絞り込むのです。

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まとめ

●このように予選から追っかけて見てゆけば

好きなピアニスト、応援したくなるピアニストが出てくるのではないでしょうか。

勿論、角野隼斗氏をはじめとする日本人ピアニストも応援したいですし、どんな活躍になるか興味もあります。

この時代、ショパンコンクールをこの様に愉しむことができるようになっているのです。

どの10名がFinal に出てフルオーケストラでショパンのピアノ・コンチェルトを演奏することが出来るのでしょうか?

●先ほどの公式サイトでは審査員Jury なども詳しく見ることが出来ます。

今年もマルタ・アルゲリッチ海老明子 などが審査にあたっています。
(前回1位になったチョ・ソンジンに1点をつけたりしたフィリップ・アントルモン氏は今回は出ないようです^^)

 

●個人的な話ですが私は2015のコンテストですっかりケイト・リゥ(3位入賞)のファンになりました。

ショパン弾きとして素晴らしいピアニストだと思います。
ケイトの演奏を聴いた後で、優勝したチョ・ソンジンを聴くとただ弾いているだけに聴こえます(あくまで個人的感想です)

2015年 3位 ケイト・リゥのsecond stage での演奏

アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
(Andante Spianato and Grande Polonaise Brillante in E flat major Op. 22)

*この時はYAMAHAを弾いてるんですね。Final ではSTEINWAYに代えていました。
どちらもすごくいいです。

 

Thank You For Visiting The Site. 見て頂いてありがとうございます。

第18回ショパンコンクールはファイナルまで追っかけたいと思っています。

私の目下の疑問は約80名の予備予選通過者、10/3からのステージ1に進める人の発表はいつあるのか?ということです。

本大会出場87名発表

今速報が出ました(2021/07/24am10:00)
本大会出場者87名発表!

日本からは31人中14名がすすむそうです。

話題の小林愛実、反田恭平、角田隼斗など入っています。

中国の22名が最多。

決勝についてはこちらに書いています ⇒  Chopin Competition 2021 final

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