ブラームスの交響曲3番はその美しさで映画やジャズでも使われました、グッドバイ・アゲインなど
1.ブラームスの交響曲3番第3楽章は
その哀愁を帯びた美しいメロディで有名です。
Johannes Brahms – Symphony No. 3 in F major, Op. 90 (3rd movement)
2.そしてフランソワーズ・サガンが「ブラームスはお好き?」という小説を書きました。
3.それは映画化され「グッドバイ・アゲイン」という英題となりました。(1961年)
この映画にはイングリッド・バーグマン、イヴ・モンタン、アンソニー・パーキンスが出演しました。
4.そしてイヴ・モンタンもこれに歌詞をつけて歌いました。
以上の順で聴いて(見て)いきましょう。
Contents
ブラームス交響曲 第3番第3楽章
◎1989年N響です。
指揮はオトマール・スウィトナー (Otmar Suitner)
*マーラーの交響曲第5番第1楽章のテーマメロディに似ていると思われませんか?
映画「ブラームスはお好き?」Aimez vous Brahms? (Goodbye Again)
イングリッド・バーグマン、イヴ・モンタン、アンソニー・パーキンスの3人とも懐かしいです。
A・パーキンスが「トニパキ」と呼ばれて人気があったことを知ってある方は、私と同世代以上でしょうね!
全編にブラームスの3番が流れます。最後にフランソワーズ・サガンの映像が映ります。
イヴ・モンタンが歌う「グッドバイ・アゲイン」
フランス語で歌いますが、ジャズ・アレンジになっています。
伴奏のミュート・トランペットなどもなかなかイイです。
イヴ・モンタンは元祖「ちょい悪オヤジ」みたいで、粋でかっこいいですね。
ヘレン・メリルが歌う「グッドバイ・アゲイン」
あの「ニューヨークのため息」と呼ばれ、今も存命のジャズ歌手・ヘレン・メリルが同曲を歌う珍しいモノがありますので、それも是非お聴きください。やはりフランス語で歌っています。
立派なジャズになっています。このサックスはスタン・ゲッツだと思われます。
↓ 消されました。 代わりにIf You Go Away という別の曲をかけます。この曲イントロでサックスのスタン・ゲッツが「グッドバイアゲイン」のメロディを吹くという不思議なことになっています??この出所が全くわかりません。
出所が分かりました。このCDです。
まとめ
ブラームスが最後見事なジャズになるまで。
原曲、メロディがこれだけ魅力があると、どのようにも料理できるということでしょうね。
*読んで頂いてありがとうございました。