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Billie’s Bounce「 ビリーズ・バウンス」パーカーが作った名曲の名演奏を聴く

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。
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Billi’s Bounce   チャーリー・パーカーが作ったこの曲 バップの名曲として有名ですが
その後多くのプレイヤーが演奏することになり、ジャズのスタンダード・ナンバーとして今もジャズ・プレイヤーはトライする曲となっています。
12小節ブルースの形式で作られています。

Billieは女性の名前ですし(Billyなら男性)Bounce は「跳ねる、弾む」といった意味ですので、
単純には「ビリーという女性が踊る様」を描写したことになります。勿論パーカーが作ったのですから、黒人音楽特有の弾むリズムも意味しているのでしょう。

チャーリー・パーカー

そのパーカーが1945年に最初にやった時の演奏をまず聴くべきですね。
メンバーは
Miles Davis (tp), Charlie Parker (as) ,Dizzy Gillespie (p), Curly Russell (b) ,Max Roach (ds)
*ガレスピ―がピアノを弾いています。この時録音された他の曲では当然トランペットを吹いています。

 

ビリー・テイラー、バック・クレイトン、ヴィック・ディッケンソンなど

これは貴重な動画です。
 Billy Taylor: Piano,Vic Dickenson: trombone, Buck Clayton :trumpet, Paul Quinichette :tenor,
Mundell Lowe:guitar,Ed Thigpen:drums  など。1958年のテレビ番組の動画と思われます。

皆さんカッコいいですね。(クイニシェットが吹く姿は初めてです)
もう完全にモダンジャズですね。

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レッド・ガーランド&ジョン・コルトレーン

 

このサムネイルを見るとコルトレーンのアルバムのように見えますが、実はこれはレッド・ガーランドの〈Dig It !〉というアルバムです。それにしても既にシーツ・オブ・サウンド奏法を習得したコルトレーンのソロ、実にカッコいいです。

Red Garland Quintet
Red Garland – Piano
John Coltrane – Tenor Sax
Donald Byrd – Trumpet
George Joyner – Bass
Arthur Taylor – Drums

スタン・ゲッツ&J.J.ジョンソン

ゲッツもノーマン・グランツ・プロデュースの豪華メンバー・ライブでちゃんとやっています。


Stan Getz:ts
J.J.Johnson:tb
Oscar Peterson :p
Herb Ellis:g
Ray Brown:b
Connie Kay:ds         recorded in 1957

ユタ・ヒップ

ドイツの女性ピアニスト、ユタ・ヒップがBLUENOTEに吹き込んだアルバムの中でやっているのですが、これがなかなかにイイのです。

Yutta Hipp:piano
Peter Ind :bass
Ed Thigpen:drums

デクスター・ゴードン

1975年,ヨーロッパに居たデクスターがSteeplechaseレコードに残した名盤”Bouncin’ With Dex”の中でやってくれています。
テテ・モントリュー(piano)
ニールス・ペデルセン(bass)
ビリー・ヒギンズ(drums)  のリズムセクションでのワンホーン・カルテット。
デックスはバラードも速い曲も、悠然と吹いて本当に聴きごたえがあります。

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ジミー・レイニー

ギタリスト、ジミー・レイニーが1983年にCriss Crossレコードから出したアルバム、〈The Master〉でやっています。レイニーのクリアで端正なギター音は昔から変わっていません。

Jimmy Raney(g),Kirk Lightsey(p),Jesper Lundgaard(b),Eddie Gladden(ds)

フィル・ウッズ

パーカー派のアルトサックス奏者ウッズの’94年録音〈Just Friends〉での演奏。

 

ケニー・バロン×デイヴ・ホランド

Kenny Barron & Dave Holland
ライブ映像に行きます。バロンとホランドです。 Jazz à la Villette 2012

 

上原ひろみ×ミシェル・カミロ

13th Tokyo Jazz Festival.

ミシェル・カミロはドミニカ出身の超絶技巧ピアニストとして名をあげています。

カウント・ベイシー Live In Montreux 1977

Roy Eldridge (trumpet), Johnny Griffin (tenor saxophone), Milt Jackson (Vibraphone), Count Basie (Piano), Niels Henning Ørsted Pedersen (bass), Louis Bellson (drums)ーーソロ順。
ベイシーおじさんの余裕綽々の顔が印象的。しかし楽しいだろうなあ!
ミルト・ジャクソンのように音が粘るヴァイブ叩ける人はもう出てこないのかな。すごいね。
ミルトがソロやってる間、グリフィンとエルドリッジが何か喋っている様子が映っているけど、そういうのって楽しいんだろうなぁ!

これはなかなか見どころのあるライブ映像です。(’77年頃ってもしかしたら一番いい時代?)

 

まとめ

実にたくさんの演奏がありましたが、聴いて、観て、とにかく気に入ったものだけを挙げました。

とは言え、見落としもあるかもしれません。そこは悪しからず。

最後まで付き合ってくださってありがとうございます。

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