何でもありのごちゃまぜ音楽会:気になっていた曲をジャンルに関係なく聴いてしまおう!
このブログ、ジャズを中心に自分が好きな音楽をアップしているんですが、漏れてしまう曲があります。
毎回テーマを決めて書きますので、テーマに沿わない曲はアップする機会がありません。
それで、今回はそういう、(ワタシにとって)一人ぼっちの曲、をジャンルも脈略もなく、ごちゃまぜ状態でアップさせてもらいます。
♪ ジャズもポップスもクラシックも、インストルメンタルも歌も、ごちゃ混ぜです ♪
Contents
SADE Haunt Me & アルバム:Lovers Rock
最初はシャーデーです。
*シャーデー(シャーディとも表記されます)はシャーデー・アデュを中心としたバンド名です。
- Sade Adu(シャーデー・アデュ) – 女性ボーカリスト。1959年1月生まれ。
ナイジェリアからイギリスに移住。 - Paul Spencer Denman – ベース奏者。
- Andrew Hale – キーボード奏者。
- Stuart Matthewman – ギター・サックス等を担当。
シャーデーの1988年のアルバム〈Stronger Than Pride〉の中に
〈Haunt Me〉という曲が入っていました。
haunt という単語は辞書で見ると「つきまとう」というような意味が書いてあります。
この〈Haunt Me〉のように、大ヒット曲に隠れた曲にもいいものがあることに最近気付きました。
それを聴いてみましょう。
いい曲ですね。
アコースティック・ギターが効いてます。
グループとしてのシャーデーはかなりJazz です。
ヒット曲の一つ「スムース・オペレーター」などはバンドの演奏はジャズそのものです。
■〈By Your Side〉 はヒット曲と言っていいのでしょうか。
この曲は〈Lovers Rock〉というアルバムの1曲目に入っていました。
このアルバム今更ですが、よく聴くとアコースティック・ギターを使って、しっとりとしたいい曲ばかり入ってます。
〈King Of Sorrow〉〈The Sweetest Gift〉などの曲です。
アル・ディ・メオラ Cafe 1930
メキシコ系アメリカ人ギタリスト、アル・ディ・メオラです。
ラテンのギタリストが弾くタンゴの革命バンドネオン奏者アストール・ピアソラ曲集です。
曲は〈Cafe 1930〉
メオラによるピアソラはいかがだったでしょうか?
純粋のタンゴ=ピアソラ・ファンから見るとメオラは洗練されすぎている印象があるかもしれませんが私は好きです。
*そのアル・ディ・メオラがジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシアと組んだギタートリオも好評を博しました。パコが亡くなった今はもう不可能になりました。
何枚かのアルバムが出ました。どれも良いのですが、このライブ盤が一番好きです。
3人のスーパーギタリストによる、圧巻の演奏を聴くことができます。
*今日はこちらはアップすることは止めておきます。
Fools Fall in Love (GEORGE&ジョン・ピザレリ)
「フールズ・フォール・イン・ラブ」という曲が好きです。
このタイトル、「バカが恋に落ちる、恋に落ちるおバカさん」みたいな意味ですよね。
でも、曲が楽しいのです。
これを聞くと、なんでもありなんだ、という気にさせてくれます。
それこそハッピーなバカになれそうな気になる曲です。
出来るだけおバカな歌をと探したらこんな映像に当たりました。
これは一体何なのでしょう。でもいいですねぇ、うまいですねぇ。
日本人? かなり Anything Goes(何でもあり)です。
日本人が歌うのも多いみたいです。シャネルズの歌もありました。
しかしこの曲を一番 粋 に歌っているのはやはりジョン・ピザレリですね。
好きです。ピザレリ。
ピザレリの唄が好きなのは、「色々あってもやはり人生は楽しい!」という気分になれるからです。
この曲、このアルバムに入っています。
ロイ・オービソン: 永遠のヴェルヴェット・ヴォイス
ロイ・オービソンはアメリカのポップス・シンガーで〈Only The Lonely〉などのヒットがありました。
一般には映画で使われリヴァイヴァルヒットした〈Oh! Pretty Woman〉で有名だと思います。
その声はワン・アンド・オンリーなヴェルベット・ヴォイスと言われました。
その頃のヒット曲から〈In Dreams〉を聴きたいものです。
特別に映画「ブルー・ヴェルヴェット」で使われたバージョンにします。
オービソンはその後も歌っていたのですが1988年に52歳で亡くなりました。
死んだ翌年’89年に新録音〈Mystery Girl〉がリリースされました。
このアルバムでのオービソンの変わらない歌声に、この死後アルバムはファンの間で評判になりました。
〈California Blue〉を聴きます。
オービソンの歌声に魅了される人が多いことが分かります。
永遠のヴェルヴェット・ヴォイス!
シャルル・アズナヴール 「若かりし頃」
突然ですが、シャンソン歌手シャルル・アズナヴールの〈Yesterday When I Was Young〉を聴きたいと思います。
歌詞がわかるように英語ヴァージョンにします。
もう、これが最高の歌唱と思うのですが、次にエルトン・ジョンとのデュエットのヴァージョンもアップします。この二人のデュエットを聞けることは珍しいでしょうから。また、こちらの映像には英語詩が表示されます。
エルトン・ジョンの声もいいですねぇ。
しかし、この曲とにかく歌詞がいいですね。
♪幾千の夢を見た。戯れの恋もした。そして今そのツケを払う時が来た。
人生の意味も知らず、ゲームのように浪費した若い頃を、センチメンタルに歌い上げています。
この二人にそう歌われるとグッと迫るものがあります。
*しかしですね、何も無いよりは、馬鹿なことをした若い頃があるのも、悪くはないんじゃないかと思う筆者でした。
何も無いことは振り返ることもできないですから。
フィル・ウッズ And When We Are Young
アズナヴールの〈Yesterday When I Was Young〉を聴いたら
ジャズのアルトサックス奏者フィル・ウッズがヨーロッパで録音したアルバムを思い出しました。 これです。↓
何故ならこのアルバムの1曲目に〈And When We Are Young〉という曲が入っているからです。
*この曲、Dedicated to Bob Kennedy とあります。何故だか分かりませんが、亡くなったアメリカ司法長官ロバート・ケネディに捧げられています。
フィル・ウッズがヨーロッパ最強のリズム隊を揃えて作ったグループ Phil Woods & his European Rhythm Machine の演奏です。聴いて下さい。ウッズの「若かりし頃」
ウッズがヨーロッパで燃え上がった演奏です。最高の14分間でした。
ヨーロッパ最強のリズム隊とは
ジュルジュ・グランツ(ピアノ)
アンリ・テキシェ(ベース)
ダニエル・ユメール(ドラムス)です。
太陽はひとりぼっち
フランス映画に行きます。
★監督:
イタリアのミケランジェロ・アントニオーニ
主演:
モニカ・ヴェッティ、アラン・ドロン
女と男のいる舗道
もう1本フランス映画から
ジャン=リュック・ゴダール監督
アンナ・カリーナ主演
1962年
映画を見ていて、突然ベースのイントロが始まり
この曲を聴いた時は衝撃でした。When I was a high-school boy.
しかもゴダールの映画でしたから、驚きが喜びに変わってコーフンしたことを憶えています。
パッヘルベルのカノン
今日はこれで最後にしたいと思います。
Canon in D major
どう感じられましたか?
○何と美しい音楽! 至福の7分10秒です。
○バロック音楽でしょうが、誰の作曲?
⇨ヨハン・パッヘルベル(1653-1706)です。
大バッハに30年ほど先立つ作曲家
筆者はバロック音楽というとバッハくらいしか知らない者ですが
バッハの少し前にこんな作曲家がいたとは驚きです。
○この演奏はどんなもの?
⇨ジャン=フランソワ・パイヤール指揮 Jean- François Paillard 1968年6月 パイヤール室内管弦楽団 Orchestre de Chamber Jean- François Paillard Pachelbel
懐かしさすら感じます。
カノンと言われても、それがどんな形式であるか知りません。
・まだ、記事数はそう多くはないようですが、他のバロック音楽も紹介してあります。
・何を隠そう、筆者がこのパッヘルベルのカノンを初めてちゃんと聴いたのもこのサイトです。
勿論バッハも聴けます。
ジャック・ルーシェ
まとめ