JAZZという音楽の魅力を中心に

ジャズの名盤

カテゴリー

1月31日プレバト俳句・新特待生は大和田獏か?東国原名人の句は?

 
この記事を書いている人 - WRITER -
団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

【全ての画像は番組HPより引用】https://www.mbs.jp/p-battle/

Sponsored Link

早いもので今日で1月も終わります。

1月最終週・お題は「コンビニのおでん」

●司会とアシスタントはこの二人

●ナレーターは銀河万丈

出演者

・若槻千夏

・尼神インター・誠子

・河合郁人 (A.B.C-Z)

・大和田獏

・若村麻由美

今夜夏井先生が「感動を覚えた」と言い、新特待生誕生とのこと

筆者
 
過去の実績から言えば、大和田獏か?
河合郁人はムリでしょ^^

特待生

・岩永徹也

・東国原英夫

永世名人への道は厳しい、次元が違うと語る東国原名人10段

Sponsored Link

査定結果速報

 

2位 河合郁人

 

空っぽの コンビニおでん 冬銀河

⇩ 

直し無し

岩永:「空っぽ」という言葉と「冬銀河」の対比とてもいい。
先生:「コンビニおでん」という長い中7が違和感が無い。
おでんも季語だが、空っぽなので「冬銀河」が(メインの)季語となる。

3位 若槻千夏

 

彼氏無し おでんがたのしみ からし無し

⇩ 

彼氏無し おでんがたのしみ 辛子無し

東国原:ダジャレは本来は先生に叱られる句だが・・・
先生:普通はくだらないで終わる句だが、これは偶然独身女性の悲哀を詠み込む句となった。ブツブツと切れる3段切れ、中が8というミスをしているが、「が」が強がりと本音の強調になっている。
からしは辛子と漢字にすると彼氏無しと対応する。
ダジャレの句を初めて褒めた。

4位 若村麻由美

 

ちくわぶ!と 背伸びし姪の 冬夜とうやかな 

⇩ 

ちくわぶ!と 真似て冬夜ふゆよ 姪っ子は 

先生:問題のちくわぶ!だが、やっていけないことはない。ただそれが機能してもらわないと困る。会話ならいっそカギカッコにしてしまうと良い。
「背伸びし」という表現は「大人ぶって」という意味だから実際の動作にしてしまう。

5位 尼神インター 誠子

 

出汁だし多め ゆっくり歩く 冬の道

⇩ 

コンビニおでん 出汁たっぷりに 帰る

東国原:何の出汁かわからない。
先生:何の出汁かわからないで次に、鍋を持って外を歩いていた、えっ?となる。
意味に行き着くまで時間がかかり過ぎる。はっきりと書くべき。「ゆっくり歩く」と説明しなくてもよくなる。

1位 大和田獏

 

旅芝居 はねて今宵は 加賀おでん

⇩ 

直し無し

東国原:素直で味わい深い句になっていると思う。
大和田:「はねて」は芝居がはねてという意味と気持ちがはねてを込めた。

先生:手慣れている、こなれている句。
加賀おでんで地域性、季語、旅情を感じる。「今宵は」の「は」が効いている。
17音でどのように伝えるかをよく分かっている句。

この人は特待生になって充分やっていける。
ーーーという訳で大和田獏が特待生に昇格です。

Sponsored Link

特待生昇格試験

 

岩永徹也

 

煮大根にだいこや 円周率の 崩る音

⇩ 

煮大根や 円周率の 崩る

浜田:何を言うてるの?

査定結果:ワンランク昇格!4級へ

先生:楽しい意外性!
その前に1箇所直し、崩るは連体形にしないといけないから「崩るる」となる。

しかし、崩れる→煮崩れる と想像できる。
普通の人は思いつかない、あなたならではということで評価する。

東国原英夫

 

着ぶくれて 慰安婦像の 銅の髪

⇩ 

直し無し

東国原:銅像に服を着せることに違和感がある。また銅の髪に歴史が詰まっていることを思った。それを句にした。

先生:この句の評価のポイントは季語「着ぶくれ」の是非。

査定結果:1つ前進

先生:おでんの写真からということだが、発想が飛ばせている。

客観的な事実だけを述べて、そこに作者の主張を託している。

着ぶくれが季語。「銅の髪」という細部の描写に驚いた。

まとめ

大和田獏が手馴れた句で、1位を取って特待生に昇格。

特待生も二人共一歩前進しました。

筆者
 
特に岩永徹也の大根に円周率を当てはめる意外性の句は、とても面白いと思いました。
それに対して東国原名人10段の政治的な句は「無理やり」という感じを受けたのですが、夏井先生は褒めてありましたね。
*東国原句はおでんのことを全く忘れて読めばいいのでしょうね。

 

Sponsored Link

この記事を書いている人 - WRITER -
団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© ジャズの名盤 , 2019 All Rights Reserved.