12/13のプレバト、お題は「スーパー銭湯」東国原名人10段は前進できるのか
【全ての画像は番組HPより引用】https://www.mbs.jp/p-battle/
12月13日 プレバト俳句の才能査定ランキング
お題は「スーパー銭湯」
Contents
出演者
・高畑淳子ーー前回才能なしの10点だったとのこと
・黒谷友香ーー前回添削なしだった
・津田寛治ーー初登場、俳優
・森優作
・塚地武雅 (ドランクドラゴン)
特待生
・東国原英夫 名人10段
・ミッツ・マングローブ 3級
査定結果速報
2位 塚地武雅
露天風呂 湯けむり白息 混ざりけり
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湯けむりに 混ざる白息 露天風呂
「白息」(しらいき)が季語。
先生:添削句、一応整えたが発想が凡人であることに変わりはない。
3位 高畑淳子
冬露天 ばばの手をひく 幼子や
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ばばの手を ひく子や冬の 露天風呂
ミッツ:インパクトのある「ばば」という言葉を使うなら最初に持ってきたほうが。
先生:ミッツの言う通り。また下5を「や」とするのは難しい形。
4位 黒谷友香
冬晴れや 湯気の向こうは 皆笑顔
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湯気にみな 笑む冬晴れの 露天風呂
先生:今回のキング・オブ・凡人句(特に中7、下5が)
うっかり見ると「鍋」のことかと思う。何の湯気かはっきり書く。
*その結果、これまでの3句、下5が全部「露天風呂」になってしまった。
5位 森優作
湯に浸かる 色とりどりの おでんかな
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スーパー銭湯 おでんのごとき 我らなり
スーパー銭湯 おでんのがんもの ごとき我
森:湯に浸かって人をおでんに喩えた。(全員笑)
先生:おでんに喩えていることをはっきり書く。もう、スーパー銭湯と入れる。
1位 津田寛治
師走の夜 ゆ屋の湯気見え 途中下車
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湯屋の湯気 見えて師走の 夜を下車
先生:やっと俳句らしいのが出た。
「見えて」として見えたので「あっ」と思ったことを表す。
「師走」と「下車」ははずせない言葉なので、それを残して添削。
特待生昇格試験
ミッツ・マングローブ
打たせ湯の肩 夜をしのぶ 雪女郎
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直し無し
ミッツ:雪女郎は雪女のこと
査定結果:1ランク昇格
先生:雪女郎が(虚構の)季語
工夫されている。物語として解釈できる。
こういう句はさわれない。
東国原英夫
湯冷めして 九条議論 終はりけり
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九条議論 終はる湯冷めの 嚔にて
先生:ポイントは「して、終はり」という叙述
査定結果:現状維持
こういう発想はさすが東国原、ただ叙述が良くない。
東国原の話にくしゃみとあったのを入れたい。ただ湯冷めとくしゃみの両方を入れると季重なりとなるから避けたと思うが、2つの季語を合体できる。
「湯冷めの嚔」
東国原:「にて」って、この句だったら、どこかの賞が取れる!
◆2018年になってからの放送分まとめはこちらです。
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