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コートニー・パインのサックスはジャマイカの風に乗せて~その音は進化し続ける

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。
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このサイトで何人ものサック奏者を紹介してきましたが、まだいるのです。

コートニー・パインは1964年イギリス生まれのジャズ・サックス奏者。

しかし両親はジャマイカ出身。

その演奏は、ジャマイカの風が吹き抜けるよう。

コートニーの音楽にはカリブだけでなく、イギリス、アフリカの音楽も渾然と溶け合っています。

BLUE TIDE から KINGSTON 2曲続けて聴きましょう。

ジャマイカの風

BLUE TIDE

KINGSTON

しかしですね。このジャマイカン・ブリーズ・サウンドはコートニーの一部でしかないのです。

爽やかサックスで収まりきれる奏者ではなかったのです。

Hip-Hopとの融合

この音楽はヒップホップの要素が加わり、サンプリングなどの手法が取り入れられています。

しかし特筆すべきはJAZZとして完成度の高い音楽になっていることです。

この曲↓では、コートニーはソプラノサックスを吹いています。(他の曲ではテナー、フルートも)

参加ミュージシャンも一流です。

The Unknown Warrior (Song For My Forefathers)

このアルバムはとにかく凄いです。
私は聴いていてジョン・コルトレーン・カルテットのことが頭から離れませんでした。
テクニックで言えば、コートニーは間違いなくコルトレーンを凌駕しています。

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動画

ここでライブ動画を

スタジオライブでエロール・ガーナーが作ったスタンダード曲 MISTY

 

いいですねー! 最後サックスの高音の限界を振り切っていましたね。(フラジオ・トーン)

次もライブ動画。2017年の最新映像で聴きましょう。

 

コートニー増々凄いことになっています。

フラジオの高音もブチ切れてます。

しかし、この演奏、高度なテクニックがないとできるものではありません。

Children of the Ghetto (lead vocals Susaye Greene)

最後です

「ゲットーの子どもたち」

コートニー・パインのサックスの音は

ある意味 サックスの理想の音 と呼んでもいいと思います。

これほど気持ちのいいサックス音も珍しいでしょう。

まだ若いコートニーは、まだまだ進化し続けるでしょう。

目が離せないサックス奏者です。

 

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