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プレバト俳句・金秋戦2022決勝 お題は「大谷翔平」(2022年10月13日放送)優勝は藤本敏史

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

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恒例 プレバト俳句のタイトル戦 金秋戦2022決勝 が行われます。

プレバトは放送開始10周年とのこと。

昨年の金秋戦2021 は名人クラスを下剋上して 北山宏光 が制覇しました。

*北山宏光 金秋戦2021優勝句

スマホ死す 画面に浮かぶ 指紋と月

 

*おそらく俳句に先立って水彩画とパラパラ漫画(消しゴムハンコ)が放送されるのではないでしょうか?。3時間のスペシャルです。

画像は番組HPより

出演者とお題

シード、各予選からの勝ち上がり、で
今年の金秋戦決勝出場は次の10名となりました。

・梅沢冨美夫

・皆藤愛子

・春風亭昇吉

・立川志らく

・千原ジュニア

・藤本敏史

・村上健志

・松岡充

・森口瑤子

・横尾渉

 

*Kis-My-Ft2からは横尾渉のみが出場権を得ました。(千賀健永は残念ながら出場できません)

*常連だった東国原英夫名人は宮崎県知事立候補のためプレバト俳句は卒業となりました。

*三遊亭円楽師匠も亡くなりました。(合掌)

 

そしてお題は何と 「大谷翔平

まさに2022年を世界的に代表する人物なのですが、俳句のお題としては、今までにあり得なかったことでしょう。

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結果速報

 

3位 春風亭昇吉

 

白秋の雲 穿(う)ぐ  右投げ左打ち

⇩ 

白秋の雲裂く 右投げ左打ち

先生:「穿ぐ」は少しずつ削って穴を開けるという意味があるので、少し似合わない。裂く、撃つ などが良かったかも。
筆者:「穿ぐ」は凝り過ぎなうえに合ってないでしょう。

5位 松岡充

 

天高し 野球ノートの 三箇条

⇩ 

直し無し

松岡:大谷の野球ノートは有名だから。
先生:「天高し」という季語を上5において、シンプルで気持ちの良い句。

9位 立川志らく

 

巌流無念 しおれた菊人形

⇩ 

巌流の 無念しおれた 菊人形

先生:巌流は巌流島と思われがちだが、佐々木小次郎のこと。そこも分かりにくいかも。「無念」と「しおれた」も意味が重なる。

8位 森口瑤子

 

四番打者 死球を選ぶ 子規忌かな

⇩ 

バッターは四番 子規忌の 死球選る

森口:子規は野球ファンだった。死球などの言葉を作った。
梅沢:「かな」は難しい。成功例がほとんどない。
先生:四番、死球、子規のリズムが心地よいが、「かな」が活きていない。
筆者:大谷は四番ではないし、お題から離れすぎてないか?

10位 皆藤愛子

 

打ちまくる大谷 生姜擦る私

⇩ 

今日も打つオオタニ 生姜擦る私

先生:大谷という強烈な固有名詞に季語の生姜が負けてしまっている感がある。その対比が作者の狙いだろうとは思うが。添削句、オオタニとカタカナにしてメジャーリーグ感を出す。
筆者:「打ちまくる大谷」とはピッチャーでもある大谷には合ってないと思ってしまう。

7位 梅沢冨美夫

梅沢惨敗!

ポケットにゴミ 爽涼そうりょうの ユニフォーム

⇩ 

マウンドのゴミ 爽涼の ポケットへ 

藤本:大谷であることが分からない。

先生:真っ向から取り組んでいるのに惜しい事をした。1位をドブに捨てた。「ポケットにゴミ」はポケットにゴミが入っているということになる。居る場所をマウンドの一言で表せる。

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2位 村上健志

 

大谷の球 大谷が打つ 案山子

⇩ 

直し無し

先生:ピッチャー大谷vsバッター大谷の夢の対決というあり得ない設定、実は案山子アートというオチだが実は俳句の世界では良くあるのが案山子オチ。菊人形オチも良くある(志らく苦笑)

6位 千原ジュニア

 

秋立つや 十七画の 名を吾子に

⇩ 

直し無し

筆者:・・・これはちょっとコメントできない。千原ジュニアにはもっと期待が大きい。

4位 横尾渉

 

総立ちの フェンウェイパーク 星月夜

⇩ 

直し無し

横尾:フェンウェイパークはボストン・レッドソックスの本拠地球場です。
先生:映像が鮮明に浮かぶ句。固有名詞に言いたいことを語らせて、星月夜という季語で終わらせる。
筆者:敢えて大谷のエンジェルスのホームではなく、ベーブ・ルースが所属したフェンウェイパークを使った点など粋な作ですね。野球に詳しい人はこの句が気に入るのではないでしょうか。

金秋戦2022 優勝 藤本敏史

 

大きく 振りかぶって 秋爽の只中に

⇩ 

大きく 振りかぶって 秋爽の只中

先生:秋爽(しゅうそう)という季語がいい。ワインドアップ投法に焦点を当てるという真っ向勝負の句。最後の「に」は無い方が良いか。それでも1位は揺るがない。
筆者:なるほど。確かに「に」は不要ですね。いやあってはいけないというくらいですね。

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*FIJIWARA藤本敏史が2年ぶりにタイトル戦を制しました。

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