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ジャズの名盤、日本編:THREE BLIND MICEのレコード や大西順子のCDなど

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

*キャッチ画像は福岡市にある老舗ジャズバー〈BROWNY〉の看板です

 

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ジャズの名盤の日本編です:日本でも日本人が演奏するたくさんのジャズ・レコードが出ています。
一口に「日本のジャズ」といっても、幅広い裾野と人脈があります。とてもそれほど多くを聞いてはいない私などがカバーできるものではありませんが、今回は私が持っているLP,CDを中心にして紹介させて頂きます。

日本のジャズ・アルバム↓↓↓

 

 

フランク永井

こんなのがありました。フランク永井です。

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フランクという名前はフランク・シナトラから取ったのでしょうか。
このコンピレーションCDでは、スタンダード曲に加えて自身のヒット曲「君恋し」をジャズアレンジで歌っていますが、サビの部分を若干フラット気味に歌う所など、当時のジャズの雰囲気が良く出ていて、楽しめます。

美空ひばり

美空ひばり が歌うジャズです。
 素晴らしいです。天才的な耳の良さとその再現力。
 一聴日本人とは思えないほどですね。

ひばりは楽譜は読めなかったが、抜群の耳を持っていたそうです。

*下のCDのものは聴けないようですので、動画をアップします。
「スター・ダスト」

松本英彦

日本のジャズ・サックス奏者と言えば、渡辺貞夫がバークリーから帰ってくる前は松本英彦ひとり状態だったような気がします。いや、その後もサックス第一人者として日本ジャズを引っ張った功労者です。
(私がsax&jazz に目覚めたのは中学生の時(1962年頃)この人の演奏を聴いたせいでした)

YouTubeを探しましたが古い音源(レコード)はなかったのですが、是非紹介したいので、本旨からは外れますが1991年とクレジットがあるライブ映像を貼り付けます。

まるで呼吸をするようにサックスを吹いています^^やはりすごい人でした。
ドラム(菅沼 孝三)も凄腕ですね。

Big Bang Blow というCD

東京スカパラのメンバーが監修したこんなCDがあります。

〈Big Bang Blow〉:収録されている一番古い録音が1937年、新しいのが1971年。
南里文雄、鈴木章治からジョージ川口、松本英彦、渡辺貞夫、日野皓正まで。
日本ジャズのヒストリーを俯瞰するのに持ってこいの企画になっています。

 (日本のジャズに興味ある方、このCDは便利です)

*ジャズという異国の音楽に日本人がどう立ち向かったのか。
上の松本英彦もそうですが、日本人が本気を出せばどんな分野でも一流になれるという証ーーー話が大袈裟になりましたので、止めておきますね^^

 

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 かって出たLPレコード

こんなLPがありました。60年代終りから70年代にかけてですね。

Takt やコロンビアが出したLP

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THREE BLIND MICE RECORD

80年代の日本にTHREE BLIND MICE というレコード会社がありました。
実力がありながら録音の機会に恵まれない日本のジャズ・プレイヤー達にいい音での録音、いいジャケットを提供しました。

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鈴木勲、水橋孝、山本剛などの知名度が上がり、売り上げもある程度の成功を収めました。 評価する人も多く、今またCDで復刻されているようです。

一番上の鈴木勲のBLUE CITY を聴いてみましょう。

山下洋輔トリオ

山下洋輔トリオを忘れるわけにはいきません。
体育会系腕力ジャズとして登場し、日本のみならずヨーロッパでも大好評を博した。

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「山下洋輔(p)、中村誠一(ss)、森山威男(Dr)による初代山下洋輔トリオのアルバム『DANCING古事記』が再再発。1969年7月、バリケード封鎖された早稲田大学構内で行なわれた山下洋輔トリオの壮絶としかいいようのない演奏を収めたライヴ盤。--Amazon解説より」

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こちらはサックスが坂田昭に替わってからの1975年、ドイツ・ハイデルベルグでのライブ盤。『キアズマ』

 

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日本のジャズ・ウーマンたち

日本のジャズ・ウーマンたち
今や日本女性のジャズ・プレイヤーが数多く出てきている。かってはヴォーカルかピアノ、オンリーだったが今は管楽器プレイヤーも多い。
そのような潮流を作った人として大西順子を挙げたい。

大西順子

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確かな実力を持ち、世界でも認められる存在となり、CDもジャズとしては良く売れた。その音楽性もオーネット・コールマンの曲を見事に演奏したり男性に負けない強い打鍵といい、世界的プレイヤーとして通用するものだった。
今のジャズ・ウーマンたちの活躍に先鞭をつけたことは間違いない。
(*勿論それよりはるか前に秋吉敏子という存在があったことは忘れてはいけないが)

大西のCDは平均点が高いが私はReginald Veal(b),Herlin Riley(ds)のトリオでのNY,Village Vanguard でのライブ盤、と ヨーロッパのジャズフェスに出た時のライブ盤〈Play,Piano,Play〉が好きだ。

若い3人の女性アルトサックス奏者

1.矢野沙織
2.寺久保エレナ
3.小林香織

3人とも徐々に腕を挙げています。

 この中では一番フュージョン、ポップス系の小林香織を1曲聴きましょう。

「変わらぬ想い」

 

 ◎最近買った日本のCD。(そんなに新しい盤ではないですが)

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村上秀一率いるPONTA BOXと村田陽一率いるSOLID BRASSのコラボレーション盤。

 佐山雅弘作曲、忌野清志郎 作詞、歌の〈Hymn For Nobody〉が入っています。また、ドリカムの吉田美奈がジャズナンバーをメドレーで歌っています。

【まとめ】

日本のジャズを総括するようなものは、簡単には書けないです。
そんな単純なものでもないですね。
上っ面をざっと流しました。

バークリー音楽院でジャズを学んだ初めての日本人、秋吉敏子。2番目に入った渡辺貞夫も省略させてもらいました。

  
今回はこれで、失礼します。
Thanks for visiting the site.

 

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