JAZZという音楽の魅力を中心に

ジャズの名盤

カテゴリー

寺島靖国のJazz Barシリーズを買ってみたら、良かった件

 
この記事を書いている人 - WRITER -
団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

↑CDジャケット映像はAmazonより引用

Sponsored Link

寺島靖国さん、日本のジャズの世界では有名人です。

ジャズ喫茶オーナー、評論家、ジャズに関する本の著者、オーディオマニア

として有名ですし、近年はジャズアルバムのコンピレーションから、ついには寺島レコードという自分の名前を冠したアルバムも出るようになっていました。

寺島 靖国
(てらしま やすくに、1938年 – )は、日本のジャズ評論家。吉祥寺のジャズ喫茶「Meg(メグ)」のオーナー兼マスターとして知られる人物であるが、ジャズとオーディオに関する著書も多数ある。ーーーWikipwdiaより 

映像出典:http://www.drillspin.com/person/view/ARDSAX037944

寺島靖国の本

寺島さんの本はたくさん出ていると思いますが私が愛読しているのはこの1冊です。

寺島さんの本は、寺島さんの好みに基づいた非常に偏った本だと思いますが、そう分かった上で見れば、この本はとても役立ちます。

(マイルスとかコルトレーンなどは一切期待せずに、ズート・シムズみたいなプレイヤーや女性ヴォーカルについて調べると、ここまで親切、丁寧な本はめったにありません。そういう意味で名著と言えます)

*寺島さんのことはこのブログでも貶したことがあると思います。すみませんでした。

Sponsored Link

寺島さん関係CD

寺島レコードが出来た時に、松尾明トリオのCDを買いました。

その余りに異様な音作りに驚いて、「これはアカン」と思いました。

とにかくベースとドラムの音が常識を超えて誇張されていた(と思いました)。

また音量の初期設定にも驚きました。爆音で入っているのです。他のCDの倍くらいです。
「音を大きくするなら、アンプにボリュームがあるんですけど・・」と思ったものです。 音楽そのものも余り好きにはなれませんでした。

で、寺島レコードはアカンと思い込んでいたのです。

それとは別にDIW(ディスク・ユニオン)から JAZZ BAR シリーズというものも出ていることは知っていましたが、手を出さないままでした。

しかしこちらは、上記の「松尾明トリオ」のようにプロデュースしているわけではなく、寺島さんが自ら聴いて集めたコンピレーション・アルバムなのです。

そして2001年から昨年2017年まで、もう17年も続いている人気シリーズのようなのです。

実はハクエイ・キムというピアニストの音をCDで聴きたかったのですが、
このJAZZ BARシリーズの2005年盤に入っていることを知り、中古盤でいいから買ってみようと思ったわけです。

で、Amazonで調べて驚きました。

JAZZ BARシリーズ、人気あるんですねー。

中古盤でも全然安くなっていません。むしろ発売時より値上がりしているものも多いのです。

 

JAZZ BAR 2005

とにかく買いました。

これが好かったのですよ!

テラシマさん、すみませんでした。

お目当てのハクエイ・キムトリオも良かったんですが、以下の曲も気に入りました。

プレイヤー名/曲名/アルバム名/編成

1.David Gordon / Bebop Tango / Angel Feet /ピアノトリオ
2.Sliding Hammers/No More Blues/A Place To Be/女性トロンボーン
3.Torch /I Fall In Love Too Easily /Before The Night Is Over/ヴォーカル

ピアノトリオだけじゃないのも良かったです。

Sponsored Link

.のDavid Gordon の曲がありましたのでアップします。

タンゴのリズムが入りながらも結局はフォー・ビート・ジャズという面白いピアノトリオでした。

.のスライディングハマーズは別の曲がありましたので、そちらを。

曲は〈I’ll Close My Eyes〉

 

Album『Sings』2008

Vocal — Mimmi Hammar
Trombone — Karin Hammar
Piano — Mathias Algotsson
Bass — Martin Sjöstedt
Drums — Ron E. Gardiner

このハマー姉妹は二人共トロンボーンを吹くのですが、ここでは一人が歌っています。なかなか・・・よろしいですね。

まとめ

という訳で寺島靖国さんのおかげで知らなかったいいプレイヤーを知ることができました。

それでこのJAZZ BARシリーズ新しいものも買ってみたいと思ったのですが、

何しろ、書いたように余り安くない(今どき、2000円を超えるCDは高いと言わざるを得ないですもんね)ので、まだ買っていません。

待っていても値下がりはしないみたいですので、そのうち買うかもしれません。

*買うならジャケ買いで・・・↓とか。^^

*今はこのJazz BarシリーズもDIWではなく寺島レコードからでているんですね。

ということで本日は失礼します。

 

私はお酒は飲めないたちですが・・・Jazz Bar ということで。

Sponsored Link

この記事を書いている人 - WRITER -
団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© ジャズの名盤 , 2018 All Rights Reserved.