I Thought About You(アイ・ソウト・アバウト・ユー)というジャズの名曲の名演奏を聴きましょう!
I Thought About You(アイ・ソウト・アバウト・ユー)は
1939年にジミー・ヴァン・ヒューゼン(曲)ジョニー・マーサー(詩)が作ったポピュラーソングです。
その後ジャズ・ミュージシャンに演奏されることが多く、立派なジャズ・スタンダードナンバーとなりました。
インストルメンタル、ヴォーカルとも様々なプレイヤーがやっています。
Contents
マイルス・デイヴィス
この曲をジャズ曲として有名にしたのはマイルス・デイヴィスでしょう。
という訳で最初に録音した〈Someday My Prince Will Come〉でのマイルス・クインテットの演奏です。 1961年
Miles Davis-trumpet
Hank Mobley-tenor sax
Wynton Kelly-piano
Paul Chambers-bass
Jimmy Cobb-drums
この後 〈Live At The Black Hawk〉でもライブ演奏しています。
●また1964年のライブの名盤〈My Funny Valentine〉の中でも見事な演奏を残しています。
こちらは’61年とガラリと変わって、以下のメンバーとなります。
Miles Davis (tp), George Coleman (ts), Herbie Hancock (p), Ron Carter (b), Tony Williams (ds)
ビリー・ホリディ
早めにビリー・ホリディのヴォーカルを聴いておきましょう。
(晩年と言ってよい時期のものになりますが)
Billie’s accompanied by Alto Saxophone — Willie Smith, Bass — Red Callender, Drums — Chico Hamilton, Guitar — Barney Kessel, Piano — Bobby Tucker, Trumpet – Harry “Sweets” Edison. Recorded September 3, 1954. (Verve Records)
日本語詞
I took a trip on a train で始まる歌詞ですが、
日本語訳を YANNIEさんのサイトから引用します。
Hubert Laws-flute, Roger Kellaway-piano, Chuck Domanico -bass, Will Kennedy-drums
ダイアナ・クラール
ダイアナ・クラールの歌も聴いてしまいましょう。
随分違った印象になります。
このアルバムはベーシスト、レイ・ブラウンが6人の歌手を集めて作ったものです。
キース・ジャレット
キースのスタンダード・トリオの日本公演の様子がかろうじて見る(聴く)ことができますので、是非。
Recorded live in Tokyo, July 25, 1993 at Open Theater East. Keith Jarrett piano Gary Peacock double-bass Jack DeJohnette drums
いやー、素晴らしい解釈の演奏ですね♪
ブランフォード・マルサリス
ブランフォードのカルテットの1987年のニューポート・ジャズフェスでのライブ動画が中々にステキなので聴きましょう。亡きケニー・カークランドがピアノを弾いています。
渡邊貞夫
ナベサダ ’85年のライブ動画がありました。
チェット・ベイカー
チェトの演奏です。
この演奏、何というアルバムからの出典か特定できませんでした。
ヨーロッパに渡ってからの録音であることは間違いないですが・・・(’80年代半ば?)
ともかく、いい演奏です。ピアノトリオもいいです。
テレンス・ブランチャード
ロイ・ハーグローブ亡き後のトランペット界を引っ張って欲しい人材の一人です。
トニー・ベネット
初めて男性歌手。
ヴァース付きで歌うベネット。なかなかに粋です。シナトラの歌唱より好きです。
スタン・ゲッツ
トリはスタン・ゲッツ。Voyageから。!
ケニー・バロン、ジョージ・ムラーツ、ビクター・ルイス。
すばらしい・・・としか書けない。
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