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素人よりヘタなアイドルグループを量産し日本の音楽界の質を下げ続けたジャニーズ事務所の責任は大きい

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。
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 はじめに(6月11日追記)
この記事は約1か月前の5月7日に書いたものです。
その後この問題については様々な動きがありました。それを列記します。

・5月14日:ジャニーズ事務所、藤島ジュリー景子社長が動画と文書で謝罪を表明。
 →「知らなかった」と発言し、反発が大きくなった。

・カウアン氏以外の元ジャニーズの男性達による告発が相次いだ。

・脳科学者の茂木健一郎がTwitterで次のように発言。

 →「ヘタクソ」「学芸会」という言葉使いまで私の主張と同じです。

・TBSを皮切りに各テレビ局も徐々にこの件に触れ始める。

・NHKもついに「クローズアップ現代」で取り上げました。
 →但しその内容はまるで他人事のようで、自分たちの無責任を棚上げしたもので「これでいいだろ」とはなりません。

・近藤真彦、東山紀之など元ジャニーズの大物も発言を始める。
 →東山氏が「ジャニーズという名前を使わない・・・」と言ったのは 正論です。

*この問題まだまだ収束していません。国会でも取り上げ、法改正の動きもあります。

*「ミュージック・ステーション」をやっているテレ朝の責任が甚大なもようです。
(ジャニー喜多川は自宅だけでなくテレ朝のスタジオでも淫行を繰り返していた→テレ朝は全てを見逃していた)

中途半端な幕引きだけはやって欲しくないものです。

 

以下が5月7日に書いたものです。

このブログは音楽ブログです。

ジャズを中心に筆者がイイと思う音楽を紹介してきました。

またジャズだけでなく様々な音楽も紹介し、筆者が広く音楽を愛していることは分かって頂けていると思っています。

SMAP解散時のディスリ記事など

ただ、ごく稀に貶す記事、ディスリ記事を書いたことがあります。

一つは2016年にSMAP解散騒動が起きた時に、SMAPというグループがいかに歌がヘタクソであり、とても音楽グループとして認められないことを書きました。

SMAP解散騒動---ハモれないボーカル・グループ、アイドルグループとは?

SMAP解散回避、政財界の人までコメントする大騒ぎでした

もう一つは同じく2016年に「日本に影響を与えた曲」BEST100、というMステの特番に対するディスリ記事を書きその中ではっきりこう書きました。

もう一度はっきり言っておこう

ジャニーズ事務所とエグザイルが日本の音楽界のガンだって。

「日本に影響を与えた曲」BEST100、というMステの特番は史上最低音楽番組

(*EXILE系は幸い落ち目のようです。これを書いた2016年あたりが頂点でしょう。実力から言って当然のことです)

元ジャニーズJr.のカウアン・オカモトなどの告白、告発などについて

今YouTubeを中心にネットでは

元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏の、外国特派員協会でのジャニー喜多川(2019年死亡)による性被害告白を始め数々のジャニー喜多川及びジャニーズ事務所を告発する投稿で溢れています。

「ジャニー喜多川氏から性的暴行を受けた」と告発したカウアン・オカモトさん=4月12日、日本外国特派員協会で:東京新聞

 

今年3月の英国BBC放送の Predator:The Secret Scandal of J-Pop というドキュメンタリー番組がきっかけになったのかもしれません。ちなみにPredator とは「捕食者」という意味です。

出典:BBC

 

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そして多くの投稿の主張は、この大きな問題を一切無視し、報道しないマスコミに対する糾弾に満ちています。特にTV,週刊誌(文春を除く)に対する非難です。

筆者は遥か昔のフォーリーブスの北公次の著書「光GENJIへ」(1988年、データハウス)
その後の1999年週刊文春の記事等によりジャニー喜多川の犯罪と言える所業は知っていました。

日本では「死者を鞭うたない」という慣習がありますが、ジャニー喜多川による犯罪(それは最高裁判決で認定されている(2004年))が明快なのにもかかわらず、報道されないためジャニーの所業はその後も止むことはなく新たな被害者を生み続けていたという事実からしても、今からでも糾弾されるべきであり、ジャニーズ事務所も謝罪、賠償等の責任を負うべきと思います。

今マスコミではLGBTの問題などを多く取り上げてるにも拘らず、ジャニーがやった被害者が3ケタにも及ぶ重大な性犯罪には触れないのです。
マスコミが取り上げない理由もはっきりしています。要は金(かね)なのです。

ジャニーズ事務所のせいで起こった日本音楽界の劣化

書いてきたようにジャニー喜多川の性犯罪は死んだあとも糾弾されるべきだし、マスコミもジャーナリズムの一角を担っているなら、しがらみを超えて真実を報道するべきと思うのですが、
(*NHKもNHKスペシャルクローズアップ現代くらいで特番を作らないと、視聴料を取っている資格はないのではないでしょうか?)

しかし、この音楽ブログが一番言いたいことはジャニーズ事務所のせいで、J-Pop、日本の音楽界が劣化し続けているということです。

そもそもジャニー喜多川という男が自らの性欲に基づいて集めた「可愛い」男の子たちでグループを作りデビューさせる。(自分の欲望を満足させる子を選ぶ)歌なんかヘタクソでも気にしない。
そもそもボーカルグループではなく、アイドルグループを作ることが目的なのだから。

その結果、見掛けのいい、カッコいい男たちが何人か集まって小学校の学芸会なみの歌を歌うことになる。「歌って踊れるグループ」を作りたいのだとか言いながら。

世界水準からは遠く遅れていました。勿論K-Popからも遥かに水をあけられています。

(ちゃんとハモれるどぶろっくの方がはるかに上手い^^)

ジャニーズのグループはアイドル・グループなんだから別にヘタでもいいじゃないか、という声もあるかも知れませんが、
ジャニーズ・グループが芸能界・音楽界を席巻することによって、結果的に日本の芸能、音楽のレベルを押し下げることになっているのです。

ジャニーズ・グループの歌は外国の人に聞かれたら恥ずかしいものです。
(J-Popが好きという外国人がTVに出たりしますが、彼等もちゃんと音楽を聴いていて、ジャニーズ・グループが好きなどとは聞いたことがありません)

ジャニーズ以外の本当に音楽性の高いヴォーカリストたちの頑張りで日本の音楽界全体の世界での評価は保たれてはいます。

ジャニーズ事務所が押し下げていなければ、もっと日本のポップスの評価は高いはずです。

オーディション番組などを見れば、素晴らしい才能が有るプロではない若い人たちがたくさんいる事実もありますね。(その人たちはジャニーズ事務所に近づくはずもありません。アイドルではなくシンガーを目指しているのですから)

本当にジャニーズ事務所は消滅して欲しいものです。

日本の音楽界の未来のために。

 

★読んでいただいてありがとうございます。
Thanks a lot for visiting  the site!

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