8/22のプレバト俳句・お題は「夏の終わり・夕方の空港」フルポン村上と梅沢両名人10段が前進できるのか
【全ての画像は番組HPより引用】https://www.mbs.jp/p-battle/
早くも2019年8月も下旬です。
夏の終わりも感じさせるこの頃
プレバト俳句・お題は「夏の終わり・夕方の空港」
Contents
出演者
・鈴木梨央
・ブルゾンちえみ
・伍代夏子
・三山ひろし
・二階堂高嗣 (Kis-My-Ft2)
二階堂は21回目の出演とのこと。
「今回才能アリを取れなかったらもう出ない」と宣言。
特待生
・梅沢富美男10段
・村上健志10段 (フルーツポンチ)
査定結果速報
3位 鈴木梨央
機窓にて 心リセット 秋夕焼け
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心リセット 秋夕焼の 機窓にて
先生:「夕焼け」は俳句では「夕焼」と表記する慣習がある。
中7が、上5と下5の光景を分断しているので、語順を変えた方が良い。
上5を字余りにしても添削のように。
2位 ブルゾンちえみ
秋風と 混ざる荷物の 異邦の香
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秋風に 混ざる荷物の 異邦の香
梅沢名人:「秋風と」が惜しい。「と」では無い。
先生:「異邦の香」がポイントの言葉。
梅沢名人の言う通り。「と」を「に」にしていればこれが1位の句になった。
(筆者、CM中にここまで書きました^^)
「と」だと季語「秋風」と「異邦の香」が同列になる。
秋風が主役になる。
4位 二階堂高嗣
歓声に 浸る間なく 別れ烏
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歓声に 手を振り 別れゆく虹よ
梅沢名人:分からない。出ないほうがいい!
村上名人:中6にしてるのは何故?
先生:どうみても(二階堂の説明にあった)ツアーのこととは分からない。
5位 三山ひろし
カブトムシ 胸湧き友と テイクオフ
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夏帽子の 友と胸湧く テイクオフ
梅沢名人:何が言いたいのか分からない。
先生:久しぶりに酷いのが来た。
1位 伍代夏子
惜別の スカイデッキや 秋夕焼
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直し無し
先生:手堅く出来ている。
スカイデッキという中7で惜別の心情をしっかりと受け止めている。
特待生昇格試験
村上健志
村上名人:「読書灯」というこの世にある最もピースフルなものを詠んだ。
八月の 機内に点る 読書灯
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直し無し
梅沢名人:何でも無い事を詠むのが上手いといわれるが、、、もう飽きたわ!
査定結果は一つ前進!
先生:映像に思いが託されている。
八月という複雑な意味を持つ難しい季語を機内に点る読書灯だけで表す感覚は見事!。
作者はこのささやかな光景に平和を感じ取っていることが分かる。
梅沢富美男
秋夕焼 機内に遺影の 席ひとつ
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直し無し
査定結果は一つ前進!
先生:敢えての中8が成功している。
「秋夕焼の 機内遺影の 席ひとつ」
とすることもできた。
しかしそうしなかったことで、第3者の目線で詠んだと分かるようになっている。
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という訳で名人二人が二人共前進することが出来ました。