1月9日のプレバト俳句・お題は「冬のお風呂」・高橋真麻が誤字の句で叱られる!
【全ての画像は番組HPより引用】https://www.mbs.jp/p-battle/
新春特番「冬麗戦」を終えて1回目の放送
お題は「冬のお風呂」です。
Contents
出演者
今回は劣等生集合!だそうです。
・田山涼成
・磯野貴理子
・高橋真麻
・相田翔子
・向井慧 (パンサー)
「お前はなにをしているんだ」と夏井先生を怒らせるのは誰?
特待生
・立川志らく
・皆藤愛子
査定結果速報
3位 磯野貴理子
冬の夜 明日があるさと 湯がしみる
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明日があるさと 冬の夜の 湯がしみる。
先生:一読すると(坂本九の)BGMが聞こえるが、素直さは良い。
語順を変え句またがりにすることで良くなる。「冬の夜の湯がしみる」とつながった方が絶対良い。
4位 田山涼成
気泡立つ タオル風船 冬至かな
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タオル風船 気泡の香る 冬至かな
先生:素人は自分の知っている型に決め込んでしまうという欠点がある。
これも添削のように句またがりにするとOKの句になる。
2位 向井 慧
微睡の 番台起こす 春隣
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まどろみの 番台起こす 春隣
「春隣」は冬の季語。(春がもうすぐ)
先生:微睡は「びすい」とも読める。ここは平仮名でも良いか。
下5季語の座りが良い。
5位 高橋真麻
炊きたての 湯か湯豆腐か 夫に問ふ
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お湯ですか 湯豆腐ですか 夫に問ふ
志らく:これは「炊く」という漢字は明らかな間違い。
先生:名人その通り。炊くはお米を炊くこと。
「お前はなにをしているんだ」がここで出ました。
素直に添削のように書くしかない!
1位 相田翔子
抱き寄せて 湯に浮く柚子の 船となる
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直し無し
先生:感覚が詩人!
これだけたくさんの動詞を使うと失敗するのが普通なのに、見事に破綻せずステキな句にまとめ上げている。
特待生昇格試験
皆藤愛子
冬麗戦では予選1位通過だった。
シャンプーの 泡伝う 霜焼の耳
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(以下のようにする手もあるーーまた句またがりを使えば)
シャンプーの泡 霜焼の 耳伝う
査定結果:1ランク昇格!(特待生4級→3級)
先生:触覚のリアリティー。映像化、カメラワークがキチンと出来ている。
別句のようにしても面白い。
立川志らく
冬麗戦では予選落ちした。
冬の蚊の 申し訳なさそうなふう
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冬の蚊の 申し訳なさそうに寄る
冬の蚊の 申し訳なさそうに刺す
先生:ポイントは最後の「ふう」
査定結果:現状維持
「冬の蚊」が季語
先生:あと少し映像が欲しい。
この句なりの味わいがある。ただし名人の句としてはもう少し。
「秋の蚊」という季語との差別化が必要。「冬の蚊」の本意(刺す元気もないほど弱々しい)を強調すること。
志らく:名人の道は厳しい!
まとめ
本日は以上の結果でした。
新婚を強調した高橋真麻さん残念でした!
特待生、皆藤愛子、立川志らくの句の評価も「なるほど」というものでした。
★最後まで見て下さってありがとうございました。