ジャズ喫茶という日本独自の文化・そこで60年代に良くかかっていた曲〈クール・ストラッティン〉〈ケリー・ブルー〉など

      2017/01/23

↑上の画像は「福岡市で今も営業する老舗ジャズ喫茶JABの店内」

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60年代後半のジャズ喫茶でよくかかっていた3曲

という記事を書いたところ、

早速、ジャズ友から「私ならこの3曲ですよ」と連絡がありました。

その3曲とは

Cool Struttin’ /Sonny Clark

Kelly Blue/ Wynton Kelly

Moritat /Sonny Rollins

です。私もこの3曲には全く異存ありません。
どの曲もタイトルを聞いただけでメロディが頭の中で流れます。♪

私の記事は「情念に訴えかけた3曲」というテーマを念頭に書いたもので、特殊な選曲だったかもしれません。

■という訳で上記3曲を聴いてみましょう。

クール・ストラッティン /ソニー・クラーク

1958年

Art Farmer-trumpet
Jackie McLean-alto sax
Sonny Clark-piano
Paul Chambers-bass
Philly Joe Jones-drums

このアルバムも日本で特別にヒットしたものですね。
ソニー・クラークは日本のジャズ・ファンは誰でも知っていますが、アメリカでは有名ではないそうです。 31歳という若さで死にました。

ジャケット写真でも有名です。

ケリー・ブルー /ウィントン・ケリー

1959年

Wynton Kelly – piano
Nat Adderley – cornet
Bobby Jaspar – flute
Benny Golson – tenor saxophone
Paul Chambers – bass
Jimmy Cobb – drums

この印象的なメロディはケリーの自作曲。

ジャスパーのフルートも印象に残りました。

ピアノトリオは当時のマイルス・グループのメンバーです。

このアルバム、他にも〈朝日のようにさわやかに〉〈オン・グリーン・ドルフィン・ストリート〉などの人気曲が入っていました。

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モリタ―ト  /ソニー・ロリンズ

〈Moritat〉が入っているのはこのアルバム〈Saxophon Colossus〉です。 

1956年

Sonny Rollins -tenor sax
Tommy Flanagan-piano
Doug Watkins-bass
Max Roach -drums

別名〈マック・ザ・ナイフ〉です。
フラナガン、ワトキンス、ローチというカルテット編成がキモでしょうか。

このアルバムでは1曲目の〈セント・トーマス〉のほうがもっと有名かもしれません。↓

ロリンズのサックス音はこの頃のジャズを象徴するような音でした。

そして、コルトレーンが別のテナーサックスの吹き方を示すことになるのですが・・・。

 

まとめー日本独自のジャズ喫茶文化

●ジャズ喫茶 という形態は日本以外の国では後にも先にもありません。

当時、輸入盤LPレコードは高価だったので、普通の若者はなかなか買うことができませんでした。

そこでジャズ喫茶という場所に行けば、コーヒー一杯で新譜を聴くこともできるし、大概の店がリクエストも受け付けていましたので、聴きたいレコードを聴くことができたのです。

また個人で持つ事は夢のような素晴らしいオーディオの高音質で聴くことができました。

●まことに便利な店の形を日本人は考え出したものです。

ジャズ喫茶が日本のジャズ文化の発展に果たした役割は大きかったのです。

外国の若者はどうやって新しいジャズを聴いていたのでしょうか?

やはりレコードなんでしょうね、それと映画や本で見ると、ライブ演奏のようですが、それは限界がありますよね。

日本の田舎の若者が新しいジャズのレコードを聴くことが出来たのは、当時日本中にあったジャズ喫茶のおかげですね。

 

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