アート・ペッパー、ART PEPPER、アート・ペッパー 、 ART PEPPER

      2017/10/03

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アート・ペッパーArt Pepper 本名:Arthur Edward Pepper, Jr.アルトサックス奏者1925年9月1日 – 1982年6月15日、56歳没)

アート・ペッパーは少し書きにくくて、後回しになりました。

白人ジャズメンの例にもれず、ペッパーの音楽人生も麻薬との関わりから逃れることは出来ません。

Wikipediaがペッパーの代表作をうまくまとめているので、それをコピーします。⇩

ディスコグラフィー(by Wiki)

  • 1.Surf Ride (1952)
  • 2.Art Pepper Quartet (1956)
  • 3.Art Pepper With Warne Marsh (1956)
  • 4.Modern Art (1956)
  • 5.The Art of Pepper (1957)
  • 6.Art Pepper Meets the Rhythm Section (1957)
  • 7.Art Pepper + Eleven (1959)
  • 8.Smack Up (1960)
  • 9.Getting Together (1960)
  • 10.Intensity (1960)
  • 11.Living Legend (1975)
  • 12.The Complete Village Vanguard Sessions (1977)
  • 13.Art Pepper Today (1978)
  • 14.Live in Japan (1978)
  • 15.Among Friends (1978)
  • 16.Straight Life (1979)
  • 17.Winter Moon (1980)
  • 18.Roadgame(1981)
  • 19.One September Afternoon (1981)
  • 20.Goin’ Home (1982)
  • 21.Tete a Tete (1982)

ペッパーについてのあれこれ

ペッパーの主要作品が掲載されているのですが、まだまだ抜けているものもあります。

*例えば1.2.の間には The Return Of Art Pepper といういい作品があります。

*また、チェット・ベイカーと組んだ作品 Playboys なども忘れられないものです。

*それから、ペッパー名義ではないアルバム、例えばマーティ・ペイチ名義のアルバムなどでもペッパーの溌剌とした演奏を聴く事ができるのですが、それでは余りにも膨らみますので、ペッパー名義アルバムに限定します。

*私もほとんどの作品を持っています。

(ほぼ最後の盤 20.Goin’ Home は余りにも切なくて、売ってしまいました)

*ところで上のディスコグラフィーは2つに色分けしています。

その境、1960年の10.Intensity と1975年の 11.Living Legendの間に15年のブランクがあります。

この15年をペッパーは、薬物中毒者のためのリハビリテーション施設シナノン(ジャズメンの間では有名な施設です。ここでの録音さえあります)で過ごしているのです。

56歳で没したジャズメンの35歳から50歳までの15年が空白とは余りにも悲しいことだと思います。

それでも残されたアルバムは素晴らしいものなのです。

こうしてペッパーの音楽は’60年以前と’75年以降にはっきりと二分されることになったのです。

以前よく言われたことが、’60年以前の音楽と復帰後’75年以降の録音のどちらがいいかという論争でした。ジャズ評論家岩浪洋三氏が「後期のペッパーが断然イイ」と主張していました。
しかし、それも今となっては余り建設的な議論だったとは思えませんね。

確かに前期と後期では大きく演奏が違いますが、どちらのペッパーもいいと思うのがペッパー・ファンでしょうね。

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前期

 

1.Surf Ride から1曲

大好きな「ティックル・トゥ」は別の所でアップしましたので、Sinnamon (シナモン) にします。

サックスがもう1本聞こえますが、テナーサックスのジャック・モントローズです。

本当はこのアルバムからもっと聴きたいのですが諦めます。

*このアルバムについては次のような文も書いていますので、よかったらどうぞ。

⇨ 村上春樹の長編「ねじまき鳥クロニクル」と短編「偶然の旅人」とジャズの曲名の関係 

2.Art Pepper Quartet から1曲

ラテンの名曲「ベサメ・ムーチョ」

この頃のペッパーは本当にいいですね。

音は基本、クールサウンドなのですが、バップの熱も消化して、何とも味わいのある演奏です。

ソロがまた、すごくカッコよくてペッパーでないと聴けないというソロ・フレーズが出てきます。

*えー、この調子で1枚づつアップしてゆく訳ににもいきませんので、残念ですが飛ばして行きます。

4.Modern Art から1曲

 ビリー・ホリディの歌でも有名な When You’re Smiling

Moder Art からの1曲にこの曲を選ぶ人は余りいないと思いますが、大好きなこの曲、ペッパーの演奏にはどこか哀愁が漂っています。

Art Pepper (alto sax)
Russ Freeman (piano)
Ben Tucker (bass)
Chuck Flores (drums)  というメンツです。
ウエスト・コーストを代表するピアニスト、ラス・フリーマンとは数多くのレコーディングを残しています。(上の2.もラスです)

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Playboys から1曲

さきほどちょっと触れたチェット・ベイカーとの共演盤 Playboys から1曲聴きたいものです。

ウエスト・コーストジャズらしいアンサンブルも聞ける Minor Yours にします。

 

テナーサックスはフィル・アーソです。ピアノはもう一人のウエスト・コースター、カール・パーキンス。
この曲のアンサンブル(テーマ合奏)は何度聴いても飽きません。

Chet Baker ( trumpet)
Art Pepper( alto sax)
Phil Urso (tenor sax)
Carl Perkins ( piano)
Curtis Counce ( bass)
Larance Marable ( drums)

カーティス・カウンス、ローレンス・マラブルなどの名前も懐かしくてたまりません。

*はい、キリがないので、名盤 Art Pepper Meets The Rhythm Section に行きましょう。

6.Art Pepper Meets The Rhythm Sectionから2曲

このアルバム全曲いいのですが、やはり余りにも有名なこの曲を外す訳にはいけませんね。

You’d be so nice to come home to

1957年1月に録音されたこのアルバム、ペッパーを代表する作品になりました。

「ザ・リズム・セクション」とは、当時のマイルス・デイヴィス・クインテットのリズム・セクションのことです。即ち

Red Garland  (piano)
Paul Chambers (bass)
Philly Joe Jones (drums)  です。

さすが、ザ・リズム・セクション と思わせるトリオです。特にドラムのフィリー・ジョーがそれまでペッパーが付き合ったドラムとは違うのですが、凄く効果的で嬉しくなります。(リム・ショット、ヵ、ヵ、ヵ、ヵ・・・など)

このアルバムからもう1曲だけ、Star Eyes を。

 

このアルバム音がいいことでも有名です。

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10.Intensity から2曲

前期の最後になるアルバムIntensity から聴きたいと思います。

まず超カッコいい To Close For Comfort を!

この曲は色んな人がやっていて、上のYouTube画像のメル・トーメの歌も印象的ですが、私はやはりこのペッパーの演奏が好きですねぇ。
音を飲み込んでゆくようなペッパー独特の節回し(省略の美学)と、自由自在なアドリブに参ります。

◎このアルバムからのもう1曲は Come Rain or Come Shine (降っても晴れても)にします・

このアルバムでのピアノはドロ・コーカーです。

ペッパーのアルトサックスが泣いているように聞こえます。
と書くと、思い入れ過ぎと思われるでしょうか?

*ペッパーの音色はやはり独特です。
1音聴いて分かるという意味では、稀代のスタイリストだったと言えるでしょう。

ーーーーーー後期に続く to be continued 

続けて書くつもりでしたが、後編はこちらに別記事として書きましたので、
よろしくお願いします。

アート・ペッパーの音楽と人生ーー何故日本で人気が高いのか? ⇨

 

 

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