7月7日の『プレバト』俳句は「七夕」特番・夏井先生の毒舌も相変わらず
今日の「プレバト」の俳句
お題は「七夕」ですね。
羽田圭介も出てますね。彼が「七夕」というような「甘めのお題」でどんな句を詠むか興味津々です。→ 多分、「星/天の川」のほうでいくのではないでしょうか。
ところが今「まてよ」と思い、歳時記で調べましたが
「天の川」は秋の季語なのですねぇ。
さてどうなるのでしょうか。
羽田圭介は松山に行って、励まされたそうです。
で、意気込みを語ってました↓
今日の結果は才能アリは一人だけ、凡人が4人で、才能無しが一人ということです。
はい、結果を
下位から順に発表します
●6位 羽田圭介
添削前 「短冊に 聖夜の如く ねだる子ら」
↓
添削後 「七夕竹に 聖夜の如く 吊る願い」
↓ ちゃんと映像化するべき
夏井先生激怒!「短冊で季語になると思ってた?」
聖夜は当然クリスマス、「ごとく」で比喩になっているから、別に季語があれば許されるのだが、それに気付かないのがどうしようもない。
「それにしても、直しても本当につまらない句」と、散々の酷評でした。
●5位 市川九團次
添削前 「七夕に あなたの想い もーいいかい」
↓
添削後 「大人の願い もーいいかいと 七夕竹」
これも腹の立つ句だと。
同じく「直したところで、とてもつまらない句」ということでした。
●4位 ロバート秋山
添削前 「夢担ぎ 派手な浴衣に 負けぬ笹」
↓
添削後 「夢担ぐ 浴衣の緋色 笹の青」
凡人が好む言葉ベスト3が 夢
夢を使っちゃいけない訳ではない、 うまく使えばいい
夏井先生「こんなつまらない句(の添削)にどれだけ時間を割かれたことか」
●3位 三田佳子
添削前 「夢いくつ 七月七日祭 孫五つ」 七月七日祭(たなばたまつり)
↓
添削後 「孫五つ 七夕の夜の 夢いくつ」
三田:「夢 使ってしまいました」
先生:この 夢 はOK
●2位 佐藤アツヒロ
添削前 「夏祭り 風の匂いに 恋しみる」
↓
添削後 「夏祭り 風の匂いに 揺れる恋」
特待生、横尾ナイスコメント「詩みたいで、句になってない」
「恋しみる」で工夫したつもりが成功していない→「揺れる恋」の方がまだマシ…ということ。
●1位 渡辺えり
「亡き友よ 星河渡れ 我れジョバンニ」(星河=ほしかわ:天の川を表す季語)
ジョバンニは宮沢賢治から。
『銀河鉄道の夜』(ぎんがてつどうのよる)は、宮沢賢治の童話作品。孤独な少年ジョバンニが、友人カムパネルラと銀河鉄道の旅をする物語で、宮沢賢治童話の代表作のひとつとされている。 -- wikipedia より
梅沢名人が下5が字余りなのが「違和感ある」と指摘してたけど・・・
(我れジョバンニ は 6になります)
三段切れ(5,7,5が全て切れ)は本来はタブーだそうだけど、3段切れも使いこなせばタブーも生きると、褒められていましたね。
添削後:「亡き友よ 星河を渡れ 我ジョバンニ」
これでは、星河:せいが と読ませる
これでリズムが整う と先生が言ってありました。なるほど。
星河(ほしかわ)渡れ → 星河(せいが)を渡れ
これだけで、随分違う印象になり、音読みした時のリズム感が良くなるんですね。
俳句。難しいですねぇ。
●Kis-My-Ft2 の横尾の昇格試験
「許されて 寺の笹切る 星祭」
先生べたほめで添削無しで 特待生2級に昇格でした!
●名人、宮沢富男の昇格試験
「みんなにはまだ無理かな」と自信満々の梅沢でしたが
「肩上げの なおたくしあげ 冷やし瓜」
浴衣という言葉を避けて季重なりを回避したとこなど特待生の技、と一応褒めたうえで、添削が入りました。
添削後 「冷やし瓜甘し 肩上げたくし上げ」
うーん、これは ちょっと私には分かりません。
昇格ならず。名人梅沢「ばばあ」と言っちゃった。
これでは名人と言えない。とても師範はムリ。
名人ともあろう人が昔の句をなぞるようではダメと言われてました。
◎星、空、宇宙 を詠んだ人はいなかったですね
いや、1位の渡辺えりが 星河 と詠んでました。
なんか七夕というと、「短冊に願い事」という発想がほとんどですね。
ちょっと発想が貧困じゃないですかね。
その後の
◎仮屋崎省吾の生け花
満点100点があるらしい 誰だろう
また渡辺えり でした。 まるで絵画のよう だと褒められていました。
今回はこれで。