今夜のNHKスペシャルは大統領選挙・直前特番「揺らぐアメリカはどこに・混迷の大統領選挙」
アメリカ大統領選挙があと3日(日本時間ではあと4日)と迫っているのだが、その行方がまた混乱を極めている。
トランプ氏の女性蔑視発言などで、一時は勝負あったかと思われたのだが、ここに来て、FBIがクリントン氏の「メール問題」を再捜査開始という発表があったことなどでまたトランプ氏に猛追されている。
もともと「嫌われ者同士の争い」と言われる大統領選挙でした。
「できれば二人とも大統領になって欲しくない」と思っているアメリカ人も多いと言われる。
何故そのようなことになってしまったのか?
今夜のNHKスペシャルは「揺らぐアメリカはどこへ、混迷の大統領選挙」と題して、選挙直前特番を組んでいる。
果たしてこの番組がどこまでアメリカの実情に迫るのか?
注目してみたい。
◆こうなってくると投票率が問題になってくるーーとの意見を言っている人もいる。
つまり熱狂的なトランプ・ファンは必ず投票に行くだろうが、民主党の支持者と思われるヒスパニックや黒人はそれほどの熱意がなく投票に行かない可能性もある。
そうすると「いざ蓋を開けてみると…」という可能性もあるということ。
番組が始まりましたらここで速報します
始まりました。
テレビ討論会の模様からです。
失笑もの批難合戦だったが
若者「どちらかが本当に大統領になると思うと笑えない」
異変の真相に迫る。
8年前のオバマ大統領の言葉 CHANGE
●激戦のオハイオ州(「オハイオを制するものは全米を制す」と言われる州)
オバマ大統領の時とは違うトランプ氏のCHANGE
格差問題=富裕層と貧困層に2極化、白人中間層がいなくなった
崩壊してゆく白人中間層
仕事も未来への希望もない
トランプ氏のキャッチフレーズ
Make America Great Again
トランプ陣営の戦略
過去選挙に行かない貧困層の掘り起こし、教育
●予備選で民主党の候補だったバーニー・サンダース
若者に人気があったサンダース氏
サンダース氏が民主党の大統領候補だったら、違っていたのかも。
ヒラリークリントン:特権階級の既得権益を守る側 という見方
若者の半分が アメリカン・ドリーム を信じないという
追い込まれ夢を持てない若者たち
これではヒラリーに投票はしないだろうと思われる
若者はどちらも信じていない
既存の政治への怒りと失望
資本主義・民主主義の崩壊
●「反移民感情」
トランプ氏:不法移民を締め出せ!
トランプ氏が排他的感情に火をつけた
不法移民が1100万人超え
不法移民の犯罪
(管理人:この番組新しい視点を提供している)
トランプ氏が開けた 人種差別の パンドラの箱
極端な白人至上主義 極右勢力
オバマの政策も失敗だったのか?
(管理人:しかしトランプも大富豪だよ?)
トランプ現象は単純ではなかった
アメリカをそして世界をどこに導こうというのか、
新しい指導者の手に委ねられようとしている
そうアメリカの大統領は単にアメリカだけの問題ではない
今夜の番組を総括すると
トランプ現象とは何なのか?
というリサーチだった。
(ヒラリー・クリントンのことはほとんど語られなかった)
それは複雑に絡まって単純ではない
もう何が何だか分からないーーと言ってもいい
(この番組を見たら、却って混乱して分からなくなった)
例えばヒスパニック系や貧しい黒人はどちらに投票するのか?
従来の考え方なら民主党支持でヒラリー
→しかしヒラリーは既存勢力すなわち特権階級を代表している?
自分たちを助けてくれそうにない
→では、トランプ?トランプは雇用を創出すると言っている
→そんなに簡単なら誰も苦労しない。トランプも信用できない
第一トランプは移民を締め出そうとしている
→堂々巡り。
根底にあるのが(特に若者の)失望と怒り のようだ。
根は深い
単に今回の大統領選挙でどちらが勝つかという問題ではないようだ
たとえトランプが破れ、クリントンが大統領になっても
問題が解決する訳ではないことが明らかだと分かった。
*この番組にアメリカのダークサイドを見過ぎるという、誇張があったか?
いや、今まであまり報道されてこなかったアメリカの真実に目を向けた、という印象だった。
◎それぞれの候補が大統領になったらどういう反応になるかを予想してみた。
■ヒラリー・クリントンが大統領になった場合:
やれやれ、また同じような政治が続くのか、うんざりだよ。
一部特権階級だけが得をする政治は止めて欲しいものだ。
■ドナルド・トランプが大統領なった場合:
とんでもない男が大統領になってしまった!この後アメリカはどうなるのだろう?
・何をしてくれるか期待しよう。(一部の人)
アメリカの選択は?
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