中洲ジャズ2016終了、10日に井上高志のバンドとピアノジャックを聴いた
中洲ジャズ2016終わりましたね。
これで博多の街にも秋の気配が漂い始めるのでしょうか。
私は9日と10日、2ステージづつ聴きました。
その中から10日の2ステージ、井上高志のバンドとピアノジャックの演奏の感想を書きます。
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井上高志
20時からゲイツ3階のPLUG で井上高志とそのバンドの演奏がありました。
屋外ステージと違って1ドリンク(500円)制でした。
7分遅れで店に入ったのですが、ちゃんと椅子に座れました。
屋外で座るところもない他のステージよりはるかにgood でした^^
メンバーは7人。
アルトサックス(井上高志)、ピアノ、シンセサイザー、エレキベース、ギター、コンガ、ドラムスという編成です。
井上高志バンドがやるのは、スムースジャズというもので、主に’70s、’80sのポップスをおしゃれなジャズにして演奏するというスタイルです。
この夜もあまり長くない時間(スケジュールブックでは30分になっていましたが45分くらいやってくれたと思います)の中で確か7曲やってくれました。
アース、ウィンド&ファイアの曲が何曲か演奏されました。
〈Can’t Let Go〉など。
オリジナルを聴いてみましょう。
Can’t Let Go/ Earth,Wind&Fire
聴衆もうっとり&ノリノリでした!
それから私が大好きな曲、ビリー・ジョエルの「素顔のままで」〈Just The Way You Are〉
原曲ではジャズのアルトサックス、フィル・ウッズの間奏が有名です。
これもオリジナルを聴いてみましょう。(オリジナルを知っている曲をやってくれるのは嬉しいものです)
井上高志のアルトサックスはきれいな音色で、
アメリカ西海岸の風が吹き渡るような爽やかさでした。♪
それから特筆すべきはドラムスのディー・シモンズのカッコよさ。
このノリはやはり・・・あちらの人のノリなんでしょうか。
最後の曲はやはりEarth,Wind&Fire のヒット曲〈September〉でした。
踊っている人もいましたねぇ。
いやー、本当に楽しい時間でした。
→Pia-no-jaC←
今年のラスト、Eステージ(中洲交番横交差点)で21:20から。
ピアノジャック、→Pia-no-jaC←って人気あるんですねぇ。
ストリートはこんな状態になっていました。
→Pia-no-jaC←はピアノとカホンというパーカッションの一種でしょうか、そのデュオです。
その演奏は巧い、迫力もある。すごいと思う。
しかし聴いていると飽きてくるのですねぇ。
何故なんでしょう。考えましたよ。
何か特殊なショーを見ている感じなんですよね。
遠くで聴いていたせいもあって、途中で帰りましたが、帰りに聞こえてきたブルースバンドの音がひどく人間的な気がしました。
その時、ピアノジャックはアクロバットのようだったなあ、と思いました。巧ければ巧い程、曲芸を見るような気になってしまうんです。
まとめ
音楽って難しいなあと思いました。いや難しく考えるから難しいのですが。
テクニックがあればいいというものじゃないんですよね。
まだ秋の風を感じることは出来ない暑さの中を歩きながらそんなことを思いました。
前日に聴いた fox capture plan というトリオの無機質な爆音が、全く退屈極まりないものだったことを思い出しました。
結局あらゆるアートは人間性を感じさせるものがいい。
ハートに響く音楽がいい。
だからブルースの音が沁みたのだと思います。