カレン・ソウサの2枚のアルバムを聴く〈Hotel Souza〉と魅力的なカバーアルバム〈Essentials〉
キャッチ画像出典:http://www.milenio.com/cultura/karen_souza-jalisco_jazz_festival-argentina-cantante-milenio-noticias-jalisco_0_988101229.html
音楽は、時に別世界に連れて行ってくれます。
アルゼンチン、ブエノス・アイレス出身の歌手カレン・ソウサを聴いているとそんな気分になることもあります。
彼女のアルバム「ホテル・ソウサ」を紹介します。
ブエノスアイレス→パリ
Contents
アルバム Hotel Souza
1曲目〈Paris〉
ソウサの声、ハスキーなのですが、雰囲気がなんともアンニュイ(この言葉、使いたくなかったのですが、彼女の声にはこの言葉しかみあたりません)。
”I woke up in Paris in some hotel with you”
で始まり、最後も
”I woke up in Paris”
のリフレインで終わります。
パリのホテルで目覚めたいですね。
次は 〈Night Demon〉
タイトル、妖しいムードが漂っていますが、聴いてみるとラテンのリズムで気持ちの良い曲です。サックスもいい雰囲気で吹いています。
〈Dindi〉
アントニオ・カルロス・ジョビンの曲 DINDI なども歌っています。
間奏のフルートもいいですね。
My Foolish Heart
このアルバムから最後にスタンダード・ナンバー「マイ・フーリッシュ・ハート」を聴きましょう。
あー、いいですね。
やはり、こういうスタンダード曲を歌ってくれると嬉しいです。
このピアノ、「あの」アラン・パスクゥア(Alan Pasqua)が弾いています。
以上「ホテル・ソウサ」からの4曲でした。
アルバム Essentials
ソウサの、ひとつ前のアルバム「エッセンシャルズ」はヒット曲のカバーアルバムでした。
だいぶ雰囲気は違いますが、こちらも愉しめるアルバムです。
Smooth Operator
シャーディのヒット、「スムース・オペレーター」を聴きます。
本家と聴き比べてくださいね。どちらもイイです。!
*何とKarimという男性ボーカルがソウサの「スムース・オペレーター」のカバーをやっています。カバーのカバー。
*ところでSmooth Operatorの意味をご存知ですか?
興味ある方は自分で調べてくださいね。^^
Every Breath You Take
続けてスティングの「見つめていたい」
もちろんソウサの歌声は同じですが、このようなややポップス寄りのカバーだと、とても愉しいです。
また、その選曲がとてもいいですね。ここに紹介する3曲でも分って頂けるでしょう!
あと、1曲はマイケル・ジャクソンの「ビリージーン」を聴いておわりにします。
Billie Jean
まとめ
カレン・ソウサの2枚のアルバムから7曲を選びました。
タイプの違う2枚でしたが、それぞれに魅力のあるアルバムでした。
この後、最新アルバム〈Velvet Vault〉が出ていて、日本人フルーゲルホーン&ヴォーカルのTOKUとのデュエット曲なども入っているそうですが、それはまだ聴いていません。
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Essentials 2
(2020/03追記)
Essentials が好評だったので Essentials 2 も出ています。
Can’t Help Falling in Love