10/31のプレバト俳句は特待生昇格スペシャル、お題は「ATMの行列」立川志らく念願の名人に昇格か?
【全ての画像は番組HPより引用】https://www.mbs.jp/p-battle/
10月31日のプレバト・俳句は
特待生 昇格査定スペシャル
お題は「ATMの行列」
出演者
特待生が昇格に挑む。
参加特待生は以下の6名
・岩永徹也 2級
・皆藤愛子 5級
・立川志らく 1級
・パックン 5級
・馬場典子 5級
・光浦靖子 5級
ご意見番として参加する名人は
中田喜子
村上健志
藤本敏史
査定結果速報
馬場典子
星月夜 空き瓶に 五百円ジャリン
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五百円玉ジャリン 星飛ぶ夜の 硝子瓶
査定結果:現状維持
先生:表現があいまい。
ジャリンだと百円玉五枚か?とも思う。ちゃんと玉と入れよう。
「空き」という言葉もあいまいさを呼ぶ。
細かな言葉を選ぶことで情景が伝わることになる。
光浦靖子
金貸せぬ ブーイングのごと 虫鳴けり
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金貸せぬと ごまかす 虫の鳴きしきる
査定結果:1ランク降格! 特待生剥奪となる
先生:比喩が説明的。中七が下手!
「ブーイングのごと」という比喩は全く不要。比喩の代わりに情景を描くべき。
添削句、生々しい実体験の情景が俳句として描ける。
パックン
通帳に バリの絵葉書 冬近し
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直し無し
藤本名人:通帳に絵葉書挟むか?
査定結果:1ランク昇格!
先生:ささやかな意外性。
バリがいいかどうかは本人の思い入れなので議論する必要はない。むしろ季語冬との取り合わせを楽しむべき。
皆藤愛子
冬隣る 振込み画面の 静電気
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直し無し
査定結果:1ランク昇格
先生:具体的な読みが深まる。
それぞれの言葉が丁寧に選ばれている。
中七の選び方がポイントだった。(タッチパネルとするより、ATMと分かる言葉)
岩永徹也
三度目の ATMや 菊花賞
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菊花賞 今日三度目の ATM
岩永:競馬場でのATMを詠んだ。
査定結果:1ランク降格!
先生:足りない言葉がある。今日一日のことという情報が入ってない。
これでは誤解される。さらにまず菊花賞と始めるべき。
立川志らく
色変えぬ 松や 渋沢栄一像
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直し無し
季語は「色変えぬ松」
村上名人:これは難しい。季語と渋沢栄一像の2つしかないんですよ!
査定結果:1ランク昇格!名人へ
先生:映像と業績の両方が伝わる思い切った付き合わせ。
渋沢栄一の業績も色変えぬ松のように、という意味を含むことが分かる。
◆岩永徹也と光浦靖子が降格となる中
1級の立川志らくがついに名人に届きました!