ジャズの名曲シリーズ:Lover Man ラバーマンの名演を探して
ラヴァーマン と言えば2つの有名な定番があります。
ヴォーカルのビリー・ホリディ と
インストのチャーリー・パーカーです。
しかし、その後もたくさんのプレイヤーがやっているはずです。
有名な2つを聴いて、その後の演奏も聴いてみたいと思います。
ビリー・ホリディ
そもそもこの曲はビリーホリディに歌われるために作られた曲と言ってよいようです。
I don’t know why, but I’m feelin’ so sad という歌い出しが印象的です。
●ホリディの歌唱はやはり違います。味わいがあります。深みがあります。
雰囲気で聞き流すのはもったいない歌唱です。
ケン・バーンズ・コレクション↓で聴くことができます。
チャーリー・パーカー
●パーカーのラヴァーマンは、何と言ってもダイアル・セッション(1946年7月録音)
この録音の時パーカーは意識朦朧としていたなどの伝説を呼んでいるものです。
ビル・エヴァンス
上の2つが済んで、さて次は、と言うと、筆者は〈Time Remembered〉に入っているビル・エヴァンズの演奏を思い出します。
(1963年録音、チャック・イスラエル:ベース、ラリー・バンカー:ドラムス)
●エヴァンズはどの曲をやっても自分の世界を作ってしまいますね。エヴァンズのラヴァーマンになります。
ブロッサム・ディアリー
ヴォーカルでホリディ以外で有名な歌唱があります。
ブロッサム・ディアリーのものです。
●白人のサラリとした歌唱とも言えますが、独特の味わいがあります。
ブロッサム人気あるはずですね。
ケニー・バレル
ギタリスト、ケニー・バレルが‛59年の〈Live at The Five Spot Cafe〉 というアルバムでやっておりました。ドラムスはアート・ブレイキー、ピアノはボビー・ティモンズ。
チェット・ベイカー
チェット・ベイカーも’56年という早い時期に録音しています。
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