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シャルル・アズナブールの曲Yesterday When I Was Young「帰り来ぬ青春」のカバー・ベスト8発表! 

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。
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フランスの歌手、シャルル・アズナブールが1964年に作ってヒットさせた曲
Yesterday when I was young     (邦題は「帰り来ぬ青春」)

その後たくさんの歌手がカバーしています。

その中から好きなカバー・バージョンを聴いてみます。

今回約30バージョンくらいを聴いた中からベスト8を選びます。

ポイントは歌詞が素晴らしいので、いかに歌詞を聞かせて聴く人を納得させ得るかでしょうか。

私は特に下のような歌詞に惹かれました。

♪The thousand dreams I dreamed
The splendid things I planned

(幾千の夢を見て、素晴らしいことを考えてきた)

♪The game of love I played with arrogance and pride
and every flame I lit too quickly, quickly died

(私が傲慢とプライドでやった愛のゲーム、火を点けた炎は余りにも疾く消えてしまった)

 

1位:シャルル・アズナブール&エルトン・ジョン

本家のシャルル・アズナブールなんですが、
私はこのエルトン・ジョンと一緒に歌っているバージョンが大好きなので1位とします。

エルトン・ジョンは曲作りは最高ですが、歌もうまいですねー。

♪幾千の夢を見た。戯れの恋もした。そして今そのツケを払う時が来た。

人生の意味も知らず、ゲームのように浪費した若い頃を、センチメンタルに歌い上げています。

この二人にそういうふうに歌われるとグッと迫るものがあります。

2位:グレン・キャンベル

カントリーの歌手、グレン・キャンベルが素直にストレートに歌っているのが好感が持てました。

3位:ダスティ・スプリングフィールド

イギリスの歌手、ダスティ・スプリングフィールド。
「この胸のときめきを」などで有名ですね。

ダスティのスモーキーヴォイスで、ドラマティックに歌い上げるところが好きです。

 

4位:メル・トーメ

アメリカのジャズ歌手、メル・トーメ。
これは一般受けはしないと思いますが、やはりその巧さに感心しました。
まるで別の曲と思われるほど長いヴァース付きで歌っているのですが、テーマに入ってからの巧みさで、そのヴァースが生きていることに納得させられます。
古典落語を聞くような名人芸です。

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5位:シャーリー・バッシー

イギリスの歌手、シャーリー・バッシー
「007ゴールドフィンガー」のテーマなどでも有名ですが、
うまいです。

6位:イーディ・ゴーメ

ポピュラー~ジャズまで歌うゴーメは実力派です。
説得力のある歌唱ですね。

7位:アンディ・ウィリアムス

これも素直な歌唱です。
もともと声がいいからこのくらいで「丁度いい」ですね

8位:マット・モンロー

「ロシアより愛をこめて」のマット・モンローです。
もともとめちゃめちゃ歌の巧い人ですから、これも説得力があります。
それにしても、イギリス勢が目立ちますね。

番外: ザ・ピーナッツ

ザ・ピーナッツの引退公演からの日本語での歌唱(詞:なかにし礼)

この名曲は日本人もたくさん歌っているようですね。

まとめ

以上 Yesterday When I Was Young ,  8(+1)バージョンでした。

これだけ(ポップス系で)歌が巧い人が出そろうのも珍しい、、、と思いました。

他にもあったんですけどね。フリオ・イグレシアスとかジョニー・マティスとか・・・ベスト8で打ち止めにしました。

ここでテニスンの詩の一節を。
ーーー

過ぎ去りし麗しき日々は
再び我がもとへ帰り来たらず

最後にインストで、ギター演奏を聴きながらお別れします。

 

 

【蛇足】「帰り来ぬ青春」で思い出すのは、ジャズのアルトサックス奏者・フィル・ウッズが演奏した「若かりし頃」And When We Are Young です。

その曲はアズナブールと共にこちらの記事で紹介していますので、良かったらご覧ください。(インスト演奏ですが、こちらもいい曲です)

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