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ウィントン・マルサリスのおすすめCD,現代を代表するトランペット「うま過ぎてどこが悪い!」

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

 

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現代最高のトランぺッターといっても過言ではない、Wynton Marsalis ウィントン・マルサリス。

1961年10月生まれですから
まだ54歳ですね。
 wynton-marsalis

この記事はウィントン・マルサリスについてかくつもりですが、他にも気になる現代のトランぺッターがいますので、名前だけでも紹介しておきます。

●ロイ・ハーグローブーー ウィントンと同じように、教科書のような音を出せるトランぺッターです。  「音を出せる」と書いたのは、ジャズトランペッターですから、「出そうと思えば出せるのだけど、必ずしもそのようなキレイな音を出している訳ではない」という意味を含ませたわけです。

●テレンス・ブランチャード

●ニコラス・ペイトン

トランペットには逸材が多いですね。

 

ウィントン・マルサリスの評価

マルサリスの実力は誰もが認めるところですが、

その評価となると微妙なところもあります。

あまりよく言わない人の意見は

・「うま過ぎる」→^^

・「ハートが感じられない」

・「何をやりたいのか分からない」

 みたいな意見が多いようです。

何か「器用貧乏」みたいな言われようですね。

筆者はそんなことは全く思いません。

これほどテクニックがあってかつ歌心もあるトランペッターは、めったに出てこない天才と言えます。

いわれなき非難ですね。やっかみもあるのでしょうか。ウィントンの発言などに若干の問題があるのかもしれませんが、私は基本的に、音楽だけで判断します。

 

その演奏を聴けばわかります

まず1曲〈Standard Time Vol.1〉から「枯葉」〈Autumn Leaves〉

Wynton Marsalis-trumpet
Marcus Roberts-piano
Robert Hurst Ⅲ-bass
Jeff Watts-drums 

通常のこの曲よりかなり早目の演奏ですね。かっこいい!音楽です。

あらかじめお断りすると、

ウィントンの演奏する音楽はあなたが想像するよりも、はるかに優しい音楽です。
特にStandard Time Vol,1~5 の音楽は優しく聴き易いいJazz です。

おすすめCD

 

Straight Ahead / Art Blakey And The Jazz Messengers

マルサリスがアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズに在籍していた時の演奏です。1981年

このアルバムの1曲目「恋に恋して」〈Falling in Love with Love〉が滅茶苦茶カッコ良くて好きなんですけど、ないですね。

代わりに同時期のライブ映像がありましたので、それを貼ります。

曲は〈Fuller Love〉


ART BLAKEY(ds)
WYNTON MARSALIS(tp)
BRANFORD MARSALIS(as)
BILLY PIERCE(ts)
DONALD BROWN(p)
CHARLES FAMBROUGH(b)

かっこいいバンド、演奏です!

Black  Codes (1985)

 

表題曲〈Black Codes〉です。

COLUMBIAの輸入盤はパーソネル(演奏者名)などの、データがちゃんと表記してないことが多く困るんですが、この盤もそうで演奏メンツが書いてないっ。

で、調べました。マルサリスの公式ページまで行って。
こう書いてありました。

One of the hardest swinging and best-loved of his 1980s recordings wraps listeners in the astonishing group sound that defined Wynton Marsalis. Firey performances by the players jazz writers dubbed “The Young Lions”: saxophonist Branford Marsalis, the “Doctone” – pianist Kenny Kirkland, the “Net Man” – bassist Charnett Moffett, drummer Jeff “Tain” Watts, and of course Wynton himself on trumpet.

One of the hardest swinging:そうです。マルサリスの演奏としてはハードな演奏です。

兄、ブランフォード・マルサリスがサックスですね。

そして、ピアノは早死にしちゃったケニー・カークランド。(ケニーはブランフォード・バンドのレギュラー・ピアニストをやっていました。)

ベースがチャーネット・モフェット、ドラムス:ジェフ・ワッツですね。

このハード・アルバム 好きです。

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J MOOD (1986)

このアルバムも好きです。

このメンバーによる演奏はかなり好きです。

Marsalis(tp),Marcus Roberts(p),Robert HurstⅢ(bass),Jeff Watts (ds)

1曲だけ〈Insane Asylum〉ーーー訳すと「精神病院」ですかねぇ。

 

Standard Time Vol.1 (1987)

で、最初に「枯葉」をかけたアルバムです。

このアルバムからもう1曲〈April In Paris〉を聴きましょう。

 
 

Standard Time Vol.2-Intimacy Calling (1990)

で、次のVol.2 なんですが、これがVol.1 に劣らず素晴らしいアルバムでした。

この辺のたたみかけてくるような、常に前作を上回ってくるようなところがマルサリスの凄さ、実力のある証拠と思われました。

メンバーも変わって、
W.Marsalis(tp), Marcus Roberts(p),Reginald Veal(b),Herlin Riley(ds),
となります。
*このベースとドラムは後に大西順子のトリオに参加しますね。

曲は〈The End of A Love Affair〉

 
このアルバムではウィントン抜きでピアノトリオでの〈East of the Sun〉が入っていて、それがとても好きです。これを聴いてマーカス・ロバーツという盲目のピアニストのファンになりました。
 
marcus roberts in 2010

marcus roberts in 2010

–写真はwikipedia より
 
その〈East of The Sun〉探したらありましたので、それもアップします。端正な演奏です。
 
 
 

Standard Time Vol.3–The Resolution of Romance

このスタンダード・タイムVol.3 がまた素晴らしいのだから、この人はどこまで才能があるのだろうと思ってしまう。

このアルバムの特徴はピアノに自らの父親エリス・マルサリスを迎えていること。

そして本当にスタンダードと呼べる名曲を21曲も演奏している。

ストリングスなども排し、あくまでカルテットでの演奏で徹底的に「古き良きジャズ」をやっている。

〈Street Of Dreams〉を聴いてください。インティメイトな演奏です。

 
Wynton Marsalis(tp),Ellis Marsalis(p),Reginald Veal(b),Herlin Riley(ds)
 
もう1曲短い曲ですが〈Never Let Me Go〉

 
 

Standard Time Vol.5–The Midnight Blues (1998)

このアルバムから〈Spring Will be a Little Late This Year〉

Wynton Marsalis(tp),Eric Reed(p),Reginald Veal(b),Lewis Nash(ds)

 

これより後のアルバムとなると

Live At The House of Tribes(2002) あたりですが、
この辺になるとYoutubeでも動画になりますので、省略します。

これ↑も好きですよ。

まとめ

 

最初に書いたように、結構、毀誉褒貶の多いプレイヤーですが、実力は間違いなくピカイチ、テクニックは完璧。歌心もちゃんとある。どこに文句をつける筋合いがあるでしょうか。 やる音楽も色々ですが、聴き易くて楽しいものが多く、まだまだ、今後もいい音楽を発表してくれに違いないプレイヤーだと思います。

1曲でも気に入った曲を見つけられたら幸いです。

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