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夏井先生で人気、プレバト俳句・秋分の日の出演は鳥越俊太郎など

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

人気の夏井いつき先生による俳句の才能査定。

秋分の日の今日は、出演5人が全て初出場とのこと。

特に注目は、東京都知事選に出て小池百合子と戦った鳥越俊太郎の出演。

都知事選でも「ガン・サバイバ―」と自ら言っていたが、少し健康不安を感じた。落選した後、大丈夫だったろうかと若干心配していたので、この番組で元気なところを見せて欲しいものだ。
鳥越はこの番組、俳句コーナーのファンなのだそう。毎週見ているとのこと。

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他に女優の桜井淳子などが出演。

お題は秋らしく「富士と稲刈りと案山子」とのこと。

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始まります。

4位 桜井淳子

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稲雀 青き富士に 見張られて

先生:また擬人化 「見張る」凡人がやること

中7が6になっている。出来るだけ避ける。

添削後:真青なる 富士の 見張るや 稲雀

 

3位 大野卓朗

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さやけしや 高きに登る 子らの聲(こえ)

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先生:高きに登る は季語 残念

⇒高きを目指す とする

添削後:さやけしや 高きを目指す 子らの聲

5位 アジアン 馬場園

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富士の下 揺れる稲穂の ワンピース

 先生:本当に腹立たしい

ワンピースは訳わからない

添削後:富士のもと 風の少女のごと 稲穂

2位 鳥越俊太郎

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鳥越さん、お元気そうでよかったです。
「プレバトは毎週見ている」そうです。

 

富士ヶ嶺に 亡き父の笑み 浮ぶ秋

先生:笑み であったら 浮ぶ のは当然
   よって、「浮ぶ」は不要、その3音を下のように変える

添削後:富士ヶ嶺に 亡き父の笑み 秋幾度(あきいくどorあきいくたび)

1位 本郷かなた

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 (この人の名前のキラキラ文字は書けません)
→いや、書きますけどね、奏多だって!どう見ても「ソウタ」でしょ。

晴天や 富士を飲み込む 稲の波

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先生:「飲み込む」も擬人化

「稲の波」は比喩

一つの句に擬人化と比喩を入れながら、バランスを保っているのはなかなか。

 

晴天や:これは名人、梅沢富美男がけなしていたが・・・

「晴れた美しい空」を詠嘆するのだからこれでよし。

直し無し

名人初段 梅沢富美男

 

 

富士遥か あぜのかりがね 寒き朝

梅沢:「かりがね寒き」が季語

先生:マニアックな季語を使いこなしている

1段昇格

 最期を「朝」として朝の凛とした空気が伝わる

1か所だけ あぜ だけは直して漢字にする→ 畦

5,7,5の頭に漢字を揃える

富士遥か 畦のかりがね 寒き朝

 

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まとめ

案山子(かかし)は一切使われなかったですね。

今どきカカシなんて、見ませんものね。

 

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