アメリカ大統領選挙のしくみと日程&テレビ討論会の日本での視聴方法

      2016/11/17

お断り:記憶と独断で書いておりますので、事実誤認がありましたら、ご容赦ください。

いよいよアメリカの大統領選挙まで2ヶ月を切りました。

大統領選挙は11月の第一月曜の翌日と決まっていますので、今回は11月8日に行われます。

ご存知のように民主党、ヒラリー・クリントンと共和党、ドナルド・トランプの一騎打ちとなりました。

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本選1週間前の最新情報については、こちらをご覧ください。

⇒ アメリカ大統領選挙・本選(11月8日)について超やさしく解説

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11月5日(土)午後9:00~ より NHKスペシャル
選挙直前特番 が放送されます それに関する記事はこちら

⇒ 「揺らぐアメリカどこへ」

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大統領選挙のしくみ

ここでアメリカ大統領選挙のしくみを復習しておきます。

各州の選挙人の数

投票用紙に大統領と副大統領候補の名前があり、有権者はそれに投票するのですが、総得票数で大統領がきまるのではありません。

各候補が全米50州とワシントンDCで獲得する選挙人の数で決まるのです。
各州の選挙人の数は人口に応じてあらかじめ決められていて、その州ごとに勝者を決めます。勝者がその州の選挙人を全て獲得することになります。
勝者総取り方式です。
*注)メーン州とネブラスカ州のみは異なる方式です。(この2州単純比例方式でも無いようです)

各州の選挙人数は下図のようになっています。

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                  ーーーーーーーーー図はWikipediaより

一番多いのがカリフォルニア州の55人で、少ない州はアラスカなど3人です。

選挙人の総数は538人。州ごとに獲得した選挙人数を積み上げて過半数の270人に達した候補が当選となります。

各州の過去の傾向

下図に見るように青い州(民主党が強い州)と赤い州(共和党が強い州)があります。過去6回の選挙結果です。

グレイ色の州は拮抗していて、どちらが強いともいえない州です。

下にフロリダ州の例が書いてありますが、過去6回3対3と拮抗しています。
しかも選挙人数が29人と多いため、毎回その結果が注目される州なのです。

これらのどちらに転ぶか分からない州のことをSwing State と言われています。

しかし今回の大統領選は「嫌われ者同士の戦い」という様相ですので、過去のデータと異なる可能性があるとの見方もあるようです。

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              ーーーーーーーーー図はNHK NEWS WEB より

今後の日程

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            -----------図はNHK NEWS WEB より

このスケジュールで注目して頂きたいのは第1回が9月26日(月)と間近に迫っているテレビ討論会です。

ちょっと不謹慎な書き方をしますが、この大統領候補によるテレビ討論会は最大のエンターテインメント・ショウと言える見物です。
実際毎回全米で7000万人が見ると言われています。

〇副大統領候補による討論会もあります。

民主党(ヒラリー・クリントン)の副大統領候補はティム・ケイン上院議員で、共和党(ドナルド・トランプ)の方はマイク・ペンス、インディアナ州知事です。

ティム・ケイン

ティム・ケイン

 

マイク・ペンス

マイク・ペンス

 

         ———————————-写真は2枚ともWikipediaより

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ヒラリー・クリントンとドナルド・トランプ

ここで二人の経歴を確認しておきましょう。
ーーーーーーーーーーーーーどちらもWikipedia からの引用です。

ヒラリー・ローダム・クリントン
Hillary Rodham Clinton
Hillary Clinton official Secretary of State portrait crop.jpg

ヒラリー・クリントン(2009年)
生年月日 1947年10月26日(68歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国シカゴ
出身校 ウェルズリー大学
イェール・ロー・スクール
現職 弁護士
所属政党 共和党(1968年以前)
民主党(1968年~現在)
配偶者 ビル・クリントン
子女 チェルシー・クリントン
サイン Hillary Rodham Clinton Signature.svg
公式サイト Official website

在任期間 2009年1月21日[1]2013年2月1日
元首 バラク・オバマ

選挙区 ニューヨーク州
在任期間 2001年1月3日2009年1月21日

在任期間 1993年1月20日2001年1月20日
元首 ビル・クリントン
 
 ミドルネームのように入っている”ローダム”とはヒラリーの旧姓。
子供は一人娘、チェルシー。

 

ドナルド・トランプ
Donald Trump
Donald Trump August 19, 2015 (cropped).jpg

ニューハンプシャー州でのタウンミーティングにて 2015年8月19日撮影
生誕 Donald John Trump
1946年6月14日(70歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニューヨーク市クイーンズ
住居 ニューヨーク市マンハッタントランプ・タワー
フロリダ州パームビーチ、マー・アー・ラゴ
出身校 ペンシルベニア大学
職業
活動期間 1968年~現在
給料 増加2億5,000万ドル
純資産 増加45億ドル(『フォーブス2015年10月)[1]
政党 共和党 (2012年~現在;2009年~2011年;1987年~1999年)[2]
過去の所属:
無所属(2011年~2012年)[2]
民主党 (2001年~2009年[2];1987年以前[3])
アメリカ合衆国改革党(1999年~2001年)[2]
宗教 長老派教会
配偶者 イヴァナ1977年1992年
マーラ1993年1999年
メラニア2005年 – 現在)
子供 ドナルド・トランプ・ジュニア
イヴァンカ・トランプ
エリック・トランプ
ティファニー・トランプ
バロン・ウィリアム・トランプ
  • フレッド・トランプ
  • メアリー・アンネ・マクレオド・トランプ
署名
Donald Trump Signature.svg
公式サイト

公式サイト
ドナルド・トランプ (@realDonaldTrump) –

Twitter

ヒラリー・クリントンのエピソード

ヒラリーを代表するエピソードがあります。
ヒラリーとビルのクリントン夫妻が車で、ガソリンスタンドに立ち寄った時、そのガソリンスタンドの経営者がヒラリーの元彼だった。
そこでの会話。
ビル
僕と結婚しなかったら、きみはガソリンスタンドの経営者の奥さんになっていたんだね  
 
ヒラリー
私が彼と結婚していたら
彼がアメリカ大統領になっていたのよ
このエピソ-ド余りにもよく出来ているので、作られたものという気がしますが面白いですね。
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ドナルドトランプの過激発言

トランプ氏、たくさんの”過激なこと”を言っています。
幾つか覚えていることを書いておきます。
言葉のニュアンスは違う所もあるかも知れませんが、主旨は違っていないと思います。

・すべてのイスラム教徒のアメリカ入国を拒否すべきだ。

・私が大統領になったら、メキシコとの国境に「万里の長城」を建設し、メキシコにその費用を払わせる。(不法移民の流入を防ぐために)

・(日本について)貿易の不均衡について:
アメリカはたくさんの日本車を買っているが、日本はアメリカから何も買わない。

・日米安保条約について:アメリカが攻められても、日本は何もしてくれないが、アメリカは日本を守っている。日本と韓国はその費用を払うべきだ。
払わないのなら米軍を引き上げる。

トランプの主張をまとめる言葉として、America First
という言葉を一貫して使用している。これが大衆受けしているようだ。
アメリカの利益を一番に考える」という単純なアピールだがそのシンプルさが受けるのだ。

■これらの発言に対して当然反発も多く
代表的なものとして、ローマ法王が差別的な発言の多いことで「トランプはキリスト教徒ではない」と言っている。

トランプの写真

さまざまなトランプ氏を捉えた写真が配信されています。その中でも特に女性と一緒に写った写真について、いささか興味本位なことを書きます。

経歴にあるように3度の結婚をして、それぞれ子供をもうけています。
子供は5人、うち二人が女性で(イヴァンカとティファニー)特にモデルとしても活躍しているイヴァンカに人気があるようです。

で、女性とのツーショット写真ですが、3人の奥さんも2人の女の子も、顔が似ていて、私にはどれが誰やらさっぱり区別がつきません。
トランプ氏まるで俳優のような映り方ですが…ヘアースタイルがちょっと変?

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右の2枚は娘のイヴァンカでしょう。

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二人の支持率の推移

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          ーーーーーーーーー表はNHK NEWS WEB より

7月に一時トランプ氏がクリントン氏を上回ったことがあるが、9月上旬の調査では約3ポイント、クリントン氏がリードしている。

ただまだまだ僅差であり、今後の趨勢は9/26,10/9,10/19に予定されているテレビ討論会の結果次第 になりそうです。

“嫌われものどうしの対決”

終盤戦に入った大統領選挙。今回の選挙の特徴は、両候補に対する好感度の低さです。クリントン候補は、支持率でトランプ候補をリードしているものの、差は縮まってきています。クリントン氏は、トランプ氏への攻撃を強めることで選挙戦を優位に進めようとしています。
            -----|NHK NEWS WEB

テレビ討論会が勝敗の行方を決める

このテレビ討論会というもの、まさにアメリカ大統領選挙のハイライトになります。

色々な意味で今回ほど面白い(?)ことになりそうな、テレビ討論会はありません。

この二人の直接対決は最大の政治ショーと言えるでしょう!

テレビ討論会が最後の正念場

トランプ氏は前述のように暴言の山ですが、現実に大統領となったら現実問題としてどう対応するのかが問われるでしょう。
一方のクリントン氏もここにきてメール問題、健康不安問題などが表面化し、ここまでの接戦になっています。
いわばマイナス材料の叩き合い状態です。

テレビ討論会での直接対決でも激しい非難の応酬があるでしょう。
まるでボクシングの世界タイトルマッチを観るような期待をしている人も多いと思います。(私もその一人ですw)

最後の1ヶ月半に行われる3回のテレビ討論会での発言内容、態度を視聴者は注目しているはずです。

このテレビ討論会を見たうえで最後の投票行動を決めようと思っている有権者も多いはずです。(どちらがマシか、という消極的判断も含めて)

このテレビ討論会で大きな失態を見せた候補はそれが命取りになります。
もう失態を取り返す時間的余裕は残されていないからです。

二人の候補にとってこのテレビ討論会が、大統領になれるかなれないかまさにラストの正念場です。

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2012年テレビ討論会

 2012年のオバマとロムニーの討論会の様子を見てみましょう。

*この年はバラク・オバマ現大統領の2期目で白熱したものではなかった。

聞いていると英語の勉強になります。特にオバマ大統領はいい声で発音もクリアーで英語学習にちょうどいいなと前から思っていました。

司会者の役目も大事だと思うのですが、トランプ氏は「司会者はは要らない」と言っているらしいです。

           

テレビ討論会:日本での視聴方法

 

CNNjでライブで見ることができます。

■テレビ討論会のライブ中継(日本時間で↓)

  • 9月27日(火) 10:00-11:30 二カ国語放送
  • 9月27日(火) 15:00-16:30 二カ国語放送(再放送)
     ☟
  • 引き続き総括番組が放送される模様です。
  • 11:30-14:00
    11月の米大統領選に向けたトランプ、クリントン両候補、初の直接対決となった第1回討論会の内容を、アンダーソン・クーパーが政治担当記者、アナリストを交え精査する。—-CNN
  • 第2回:10/10(月・祝)10:00~11:30<予定>
    第3回:10/20(木)10:00~11:30<予定>

    共和党トランプ候補と民主党クリントン候補の直接対決をライブで!アメリカ大統領選のテレビ討論会第2回と最終の第3回を拡大中継します。討論会の前後ではCNN自慢の気鋭ジャーナリストが討論内容の分析、本選の影響を予測します。

     

    「アメリカ大統領選の候補者たち」

     

    CS353 BBCワールドニュース

     

    第1話 型破りな候補者:
    10/15(土)13:10~14:00、24:10~25:00、10/16(日)18:10~19:00 他
    第2話 無所属候補:
    10/22(土)13:10~14:00、24:10~25:00、10/23(日)18:10~19:00 他
    第3話 障壁に挑んだ女性候補者:
    10/29(土)13:10~14:00、24:10~25:00、10/30(日)18:10~19:00 他
    第4話 選挙運動の達人:
    11/5(土)~7(月)放送予定 ※時間未定

    過去のアメリカ大統領選挙に登場した多彩な立候補者を取り上げる4話のシリーズ。型破りな候補者や、大統領レースに大きな影響を与えた無所属候補、見えない障壁に挑戦した女性候補や見事な選挙戦略を展開したジョージ・W・ブッシュとバラク・オバマなど、歴史に残る彼らの選挙活動と、その成功や失敗を振り返る。

  • 90分間ぶっ通し、CM無しです。
  • CNNj↓

 http://www.jctv.co.jp/cnnj/program/introduction/?progid=7441

視聴するためには、CATVスカパーJ:COM のいずれかに加入する必要があります。
(*上記CNNjサイトから加入できます)

私はいずれにも加入していませんので、このままでは見ることは出来ません。

ニュースでハイライトはあるでしょうがリアルタイムで見たいものです

見る理由はどうであれ(「世紀のショウを見たい」から英語の勉強まで)日本にも大きな影響がある、この大統領選挙の山場をテレビで見ることが出来るわけですから、目が離せません。

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◎Newsweek 最新版によるとテレビ討論会は過去最高の1億人が視聴か?

となっています。今回のヒラリーVs トランプの関心度の高さが伺えます

Newsweek

過去最高だったのはD.レーガンVs J.カーターの時の8000万人。

全ての放送での過去最高は2015年スーパーボウルの1億1500万人とのこと。それに迫る勢いです。全米が釘付けといった様相です。

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こちらもどうぞ

⇒ トランプVSクリントン、テレビ討論会1回目・日本での視聴方法と見所、討論テーマは?

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 - TV, 日記