2017/09/06
ジャズの名盤セレクション・101~150位(more 50)

ジャズの名盤100を選んでみましたが、あー、あれも落ちていた、あれも入れるべきだったというのが、次々に浮かんできます。そこで、もっと入れたい50枚。
モア50、他では選ばれない(そうでもないか 😳 )50枚の追加です♪
アランフェス協奏曲 / Jim Hall(ジム・ホール)を聴きながらどうぞ♪
101.Concierto / Jim Hall ↑
Jim Hall(g),Paul Desmond(as),Ron Carter(b),Steve Gadd(ds),Rolland Hanna(p)
*アランフェス以外の曲がまた素晴らしい。何しろこのメンバーですから!
102.Tales From The Hudson / Michael Brecker
*ブレッカー(ts)の音楽の一つの完成形。ディジョネット(ds)、ホランド(b)、カルデラッツオ(p)、メセニー(g)、special guest: McCoy Tyner(p)
103.Woodlore /Phil Woods
*2015年に没したウッズの若き日(’55年、ウッズ24才)の名演
104.Bohemia After Dark /Kenny Clarke
*扉を開けると煙草の煙と酒の匂い、さあ、大人の時間の始まりだ。ボヘミア・アフター・ダーク。
105.The Melody At Night With You/ Keith Jarrett
*キースの自宅で深夜キースが一人紡ぐ音楽を聴いているかのような・・
106.Daddy Plays The Horn/ Dexter Gordon
*ロング・トール・ダディがテナーを吹く。ケニー・ドリューのピアノも聴きどころ。1955年の録音と信じられない音の良さ。
107.Take Ten /Paul Desmond
*デスモンドに駄盤なし。これはジム・ホールとの一連の競演の一枚。「黒いオルフェ」「ナンシー」「アローン・トゥゲザー」などの名演。
108.Night Train / Oscar Peterson
*オスカー・ピーターソンの音楽の楽しさが端的に表れた一枚。
109.The Blues And The Abstract Truth/Oliver Nelson
*邦題「ブルースの真実」。裏Kind Of Blueとも言うべきネルソンの意欲作。エリック・ドルフィーの参加が効果的。
110. Jaco Pastorius / Jaco Pastorios
*ベース奏法を革新した革命児ジャコのポートレイト。高速でも一音一音が速いのにクリア。
111.Dexter Blows Hot & Cool /Dexter Gordon
*このジャケットのかっこよさ!、デックスのスィングはゆったりと大きい。
112.Alive and Well in Paris /Phil Woods &His European Rhythm Machine
*ヨーロッパに渡ったウッズがフランス鉄壁のリズム隊を従えて燃えに燃える。「若かりし日」「フリーダム・ジャズ・ダンス」の名演。
113.Song For My Father /Horace Silver
114.Indeed! / Lee Morgan
*リー・モーガン!〈キャンディ〉もいいが〈インディード〉も!
115.The Dave Bruebeck Quartet at Carnegie Hall
116.The Complete Village Vanguard recordings/John Coltrane
*ヴィレッジ・ヴァンガードでの4夜の記録をCD4枚で。コルトレーンとドルフィーが激突し、それにエルヴィン(ds)、タイナー(p)とギャリソンorワークマン(b)が濃密に絡む。
117.Out There / Eric Dolphy
118.Off The Races / Donald Byrd
119.Dizzy Gillespie At New Port
*ガレスピーは余り聴かれないが、ジャズ史で果たした役割は大きい。これは楽しくガレスピーの本領を聴ける1枚。
120.Gets-Gilberto /Stan getz & Joan Gilberto
*今聴いても新鮮に聞こえるという不思議盤。ジョアン・ジルベルトのマジックか。
121.Left Alone / Mal Waldron
*何と言ってもジャッキー・マクリーンが吹く〈Left Alone〉の哀切な響きが聴く人を惹きつけたものだった。しかしマル・ウォルドロンがいたからこそのこの曲。
122.Stan Getz and J.J.Johnson at The Opera House
123.Concorde / The Modern Jazz Quatet
124.Red’s Good Groove / Red Garland
レッド・ガーランドが2管を入れたクインテットで楽しいジャズを。
125.The Real McCoy /McCoy Tyner
このBLUENOTE盤(LP)を買った時は何だかエラクjazz が分かったような気がした。
126.Stormy Monday / Kenny Burrell
*深く深く沈潜するバレル。軽快にスィングするバレルには、こんなダークサイドがある。
127.Jeru / Gerry Mulligan
*バリトンサックスをまるでテナーのように操るマリガンの音楽は、優しく美しい。
128. Live From Los Angels /Oliver Nelson
*多才なネルソンのビッグバンドが華麗に炸裂。ビッグバンドの楽しさを知る1枚。
129.Back To Back / Johnny Hodges
130.All Night Session 1~3 / Hampton Hawes
*ホーズには好きな盤がいくつもあるが、ヴォリュームと質の高さでこれを。
131.Winchester Special / Lem Winchester
*そのヴァイブの粘っこさでミルト・ジャクソンに迫れる存在だったのだが、ロシアン・ルーレットで早世した。
132.Playboys /Chet Baker & Art Pepper
133.Oceans In The Sky / Steve Kuhn
*近年日本のVenusで駄作を出しているキューン。この頃(’89年録音)はいい作品が多くある。この盤はベースがMiroslav Vitous で更にイイ。
134.Soul Connection / Dusko Goykovich
*この盤ではトミフラ(p)、ジミー・ヒース(ts)、エディ・ゴメス(b)、ミッキー・ローカー(ds)を揃えて、本格的ハード・バップを全面展開。
135.Samba Tzigane / Dusko Goykovich
*旧ユーゴ出身のゴイコヴィッチのホーンの音にはヨーロッパ的哀愁が漂う。
この盤では女性ボーカル、セリーヌ・ルドルフの参加が更に哀感を高めている。
136.The Time Is Right / Lou Donaldson
*アルトサックスを最も甘く華やかに吹くのがドナルドソン。たくさんあるがこれは〈Blues Walk〉と並ぶ代表作。
137.The Musing Of miles / Miles Davis
*1955年のマイルス。ワンホーン・カルテットは珍しい。ピアノは既にガーランド。
〈ァ・ギャル・イン・キャリコ〉も入ってますよね、村上さん。
138.Falling in Love With Jazz /Sonny Rollins
139.ELM / Richard Beirach
140.The Little Giant / Johnny Griffin
141.Swing,Swang,Swingin’ /Jackie McLean
142.She Was Too Good To Me / Chet Baker
143.Saturday Morning / Sonny Criss
144.Memphis Underground /Herbie Mann
*At The Village Gateに続いてハービー・マンがこのMemphis Undergroundをヒットさせた。マイナー楽器だったフルートが注目を浴びた。時は1970年。
145.Speakin’ My Piece / Horace Parlan
146.Trio Jeepy / Branford Marsalis
*ベースに御大ミルト・ヒントンを迎え、ドラムにジェフ・ワッツのトリオと決めたことがこの盤の成功になった。音が異様にリアル。
147.Steal Away / Charlie Haden & Hank Jones
*ヘイデンは多彩な活躍をした人で、しかも平均点が高いのだが、このハンク・ジョーンズとのデュオも素晴らしい音世界を作っている。
148.Caliente! / Gato Barbieri
*ガトー、そのいかがわしさが好き。サンタナの「哀愁のヨーロッパ」をサンタナと同じテンションの高さでやってくれている。
149.Night Hawk/ Coleman Hawkins
*ソフトバンク・ホークスのファンならこの「夜の鷹」を聴こう!(ジョークです)
150.Diane /Chet Baker
*’85年。ポール・ブレイとのデュオ。チェット・ベイカーはジャズを生き抜いた。
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ふー、コーヒー、アゲイン
古今和歌集にも「拾遺」というのがありますから、そんな感じです。
しかしまだまだありますねぇ。・・・・
◆まだまだ1枚も挙げてないプレイヤーがたくさんいます。
例えば、Wayne Shorter(ウェイン・ショーター)が一枚もないのはどうしてだ!とか。 理由はショーターはマイルス・グループでのショーターが好きだからです。
他にも、Stanly Turrentine,Houston Person,Gean Ammons はどうしたとか。 いやJimmy Smithのようなビッグ・ネームもないですね。
あっ、Sonny Stittを入れてない。(理由は代表作1枚を選びにくい人だから)
◆Armad Jamal もPhenious Newborn も無いですね。
イヤEllington が無いでしょ。Eroll Garner,Art Tatum,Earl Hines,Teddy Willsonなどの過去の名ピアニストたちは?という声も。
◆いずれベスト300にして、151~300を作る予定にしています。
その中には上記の人たちを入れられるかも・・・です。
Roy Hargrove のような若手?も入れたいんですよね。あっ、Wynton Marsalis 入れてないや^^
♪ベスト151~300位 作りました♪
———————————–see you again.
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