ポール・デスモンド:唯一無二のアルトサックスを吹き続けた男の名盤【代表曲Take Five】

      2017/09/10

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ポール・デスモンドをご存知ですか?

 

ワン・フレーズいや一音聴くだけで「あ、デスモンド」とわかるアルトサックスを生涯吹き続けた男です。

 

デスモンドが一番有名になったのは、デイヴ・ブルーベック・カルテットのアルトサックス奏者として”Take Five“という曲をヒットさせた時かも知れません。

この4分の5拍子という変拍子の名曲を作ったのもポール・デスモンドです。

ポール・デスモンド(Paul Desmond、1924年11月25日 -1977年5月30日)
52才で亡くなっています。

デイヴ・ブルーベック・カルテット時代 ーTake Five

長い間在籍したデイヴ・ブルーベック・カルテット時代には膨大な録音があると思いますが、
先ほど書いた”Take Five” が入った〈Time Out〉1枚だけの紹介にとどめます。

”Take Five”も聴きましょう。(動画の方で) 永遠の名曲です。

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First Place Again 

 

アルトサックス奏者として、雑誌(Playboy誌)の人気投票で1位になったことを記念して作られたアルバムですが、素晴らしいアルバムとなりました。1959年の録音です。

〈I Get a Kick Out of You〉を始めとする7曲はどれも素晴らしい演奏です。

メンバーは

Paul Desmond-alto sax
Jim Hall-guitar
Percy Heath-bass
Connie Kay-drums

1曲聴きましょう!

大好きなスタンダードナンバー〈East of The Sun〉

 

●おすすめのポイント

いかがでしょうか?
デスモンドのやわらかな音色、唯一無二と呼ぶ訳も分かって頂けたでしょうか。
このような音でアルトサックスを吹いた人は他にいません。

またこのアルバムではジム・ホールのギターのとの、音のブレンドがたまらない魅力になっています。
MJQのベース(パーシー・ヒース)、ドラム(コニー・ケイ)のサポートも完璧です。

文句なしの名盤と言えるでしょう。

 

その他のジム・ホールとのコラボ盤

上記の後、ジム・ホールとのコラボレーション盤が何枚も出ました。 どれも上質な音楽ですが、さすがに同じような趣向で飽きられた面もあったかもしれません。

私が好きでおススメの盤を3枚紹介します。

1.

2.

3.

この中から1曲だけアップします。

迷うのですが、やはり有名な1.の「黒いオルフェ」Black Orpheus にします。

他もいいですよー。

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CTIレーベルでのデスモンド

1970年代になって、イージーリスニング・ジャズの名門レーベルCTIが聴き易くて、かつ密度が高い秀作を次々と世に送り出します。

我らがポール・デスモンドもCTIから何枚かのアルバムを出しました。

次のアルバムはチェット・ベイカー名義で出た盤ですが、

Chet Baker (trumpet)
Paul Desmond (alto sax)
Bob James (keyboards)
Ron Carter (bass)
 Steve Gadd (drums)

というすごいメンツで、忘れられない1枚でした。(1974年)

このアルバム、原題は〈She was too good to me〉なのですが、日本では代表曲の「枯葉」で通っています。その代表曲を聴きましょう。

 

●おすすめのポイント

主役はあくまでチェット・ベイカーなのでここに挙げるのは適当ではないかもしれませんが、ポールもちゃんとソロを取りますし、何と言ってもこのメンツでの演奏が最高に素晴らしい!
愛聴盤です。

 

晩年の録音

 

晩年と言っても52才で亡くなっているのですが、キャリアの後期、デスモンドはカナダでのライブ盤を何枚か出しました。
それがまた、デスモンドの演奏を集大成するような素晴らしいライブ盤でした。

これが最高の1枚です。

Paul Desmond-alto sax
Ed Bickert-guitar
Don Thompson-bass
Jerry Fuller-drums

このアルバムから最初の曲〈Wendy〉を聴きましょう。(wendy は女性の名前ですね)

 

●おすすめのポイント

デスモンドの優しい音色が最高に生かされた演奏です。
ここでもエド・ビッカートのギターが実に効果的です。
長くデイヴ・ブルーベック・カルテットにいたのが不思議なくらい、ピアノレスのギターカルテットでの演奏がぴったりです。

このアルバム・ジャケットの青いシャツを着て、オレンジっぽいタイを絞め、煙草とコーヒーを前に微笑むデスモンドの姿ーーがたまらなく好きです。

 

まとめ

 

ポール・デスモンドの演奏いかがだったでしょうか? おそらくどこかで耳にしたことがある音だったと思います。

One And Only なアルトサックス奏者でした。

◎デスモンドを2枚だけ、というならこの2枚です。

 
 

◎この後、おそらく遺作となった〈Paul Desmond–Last Live〉という作品があるのですが、

不思議な事に今Amazonで探しましたが全くありませんでした。

私はLpレコードで持っているのですが、CD化もされていないようです。

これもいい作品なのでCD化されることを希望して終わりにします。

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