ジャズの新録音盤その3(21~30)ロイ・ハーグローヴ、テレンス・ブランチャード、デヴィッド・サンボーン、ブランフォード・マルサリスなど

      2017/12/01

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ジャズの新しいCDについて書いています。

*新しいCDと言ってもここ数年に録音されたバリバリの新盤というわけではありません。
 1990年以降に録音されたモノという程度の意味ですので、ご了解ください。

その3回目(21~30)です。

’90年以降くらいからウィントン・マルサリスに続いて、トランペッターに逸材が現れています。

21~はそれらのトランペッターから始めます。

21.ロイ・ハーグローブ

初めて聴いた時、ロイもまだ20代だったと思いますが、その音のキレイなことに驚きウィントン・マルサリスに続く逸材だと思いました。

それで、その後の録音も追ってきましたが、音楽の方向性がどうも期待通りではありません。
最新盤よりも、いまだに初期のNOVUS盤などが好きです。素直にいい音を出しているハーグローヴが好きです。(異論がある方もいらっしゃるでしょうが)

それで、迷ったのですが初期NOVUS盤4枚からスタンダード曲を集めたオムニバス盤を選びました。

ここからバラード演奏〈It“s Easy To Remember〉を聴きます。

サックスはアントニオ・ハートです。

なお、ハーグローヴにはThe Jazz Net Works というグループ名で日本人ジャズ・ミュージシャンと共演した秀作アルバムもあります。 

22.テレンス・ブランチャード

ブランチャードは1962年生まれ。マルサリスとほぼ同世代です。

その実力は早くから認められ、スパイク・リー監督のJAZZ映画などでも使われていました。

このアルバムを紹介します。

このアルバムでは、ダイアナ・クラール、ジェーン・モンハイト、ダイアン・リーヴス、カサンドラ・ウィルソンなどの今アメリカで最も売れている女性歌手をゲストに迎え、曲によって歌っています。
ただアップする曲は歌なしのカルテットの演奏での〈Exactly Like You〉にします。

サックスはブライス・ウィンストン、ピアノはエドワード・サイモン。

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23.ウィントン・マルサリス

ウィントンは’61年生まれです。

ここでは〈Standard Time Vol.5 Midnight Blues〉(’95年リリース)にします。
マルサリス・カルテットにストリングスがついてバラードを中心に演奏しているアルバムです。

曲は〈Glad To Be Unhappy〉

マルサリス・カルテットは

ウィントン・マルサリス (trumpet)
エリック・リード (piano)
レジナルド・ヴィール (bass)
ルイス・ナッシュ (drums)

果たしてストリングスが必要だったか?という思いはあります。

マルサリス、相変わらず抜群に上手いですね。

*新世代トランペットは他にもウォーレス・ルーニーニコラス・ペイトンなどがいるのですが、紹介は割愛します。

24.カーク・ウェイラム

カーク・ウェイラムは他のプレイヤーのサイドメンとしていい音を出していたので、注目していました。 自分名義でこんなアルバムを出していたことを後で知りました。

曲は〈That’s the way love goes〉

いわゆるスムース・ジャズに分類される演奏かも知れませんが、気持ちのよい音楽です。
このアルバムではマライア・キャリーの曲〈My All〉などもやっています。

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25.デヴィッド・サンボーン

フュージョンの申し子のように言われるサンボーンですが、よく聴くとその演奏にはジャズの伝統とアルトサックス奏者としてバッパー魂が息づいていることが分かります。

サンボーン、2003年のアルバム〈timeagain〉

曲はベーシストのベン・タッカーが作ってヒットした曲〈Comin’ Home Baby〉 

このアルバム、「ハーレム・ノクターン」「イズント・シー・ラブリー」など興味深い曲が入っていて楽しめる1枚です。

26.スティーブ・ガッド

フュージョン系ドラマーとしてNo.1人気のスティーブ・ガッド。

これはそのガッド&フレンズのライブアルバム。

 

メンバーは
スティーブ・ガッド (drums)
ロニー・キューバー (baritone sax)
ジョーイ・デフランセスコ (hammond B-3 organ)
ポール・ボーレンバック (guitar)

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27.ラッセル・マローン+レイ・ブラウン、モンティ・アレキサンダー

ラッセル・マローン(ギター)、モンティ・アレキサンダー(ピアノ)、レイ・ブラウン(ベース)のトリオ
*正統派ギタリストとして今引っ張りだこのラッセル・マローン、それに巨匠レイ・ブラウンとジャマイカ出身のピアニストモンティ・アレキサンダーのトリオで、正に現代の正統派ジャズを演る2枚組CD。2002年録音。この年にレイ・ブラウンが亡くなるので、レイの遺作になりました。

曲は〈Fly Me To The Moon〉

28.New York Stories

このアルバムはですね。誰がリーダーということは無いのですが、このメンバーを見ただけで「即買い!」となるのがジャズファンというものです。

ダニー・ガットン Danny Gatton (guitar)
ボビー・ワトソン Bobby Watson (alto sax)
ロイ・ハーグローヴ Roy Hargrove (trumpet)
ジョシュア・レッドマン Joshua Redman (tenor sax)
フランク・アムサラム Franck Amsallem (piano)
チャールズ・ファムブロー Charles Fambrough (bass)
ヨロン・イスラエル  Yuron Israel (drums)

このメンツならではの熱い演奏が繰り広げられています。
やはり、即買い!でした。

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29.オムニバス・Red Hot+Cool → ブランフォード・マルサリス

これは、エイズ・チャリティとして1994年に作られたアルバム。
アルバム全体はヒップホップなどをJAZZに取り入れたものですが、
問題は2枚目。そこでブランフォード・マルサリスがコルトレーンのA LOVE SUPREME 
のパート1をやっています。 聴いて下さい。

この時のブランフォード・カルテットのメンバーは
Branford Marsalis – saxophone
Robert Hurst – bass
Kenny Kirkland – piano
Jeff “Tain” Watts – drums

ブランフォードの実力を捉えたアルバムがなかなか無い中、これは素晴らしい演奏です。
メンバーもいいですね。
ブランフォードは〈Footsteps Of  Our Fathers〉というアルバムで「至上の愛」をやっていましたが、上にアップした演奏のほうが良いと思います。(ピアノのケニー・カークランドが若くして死んだために、この作品ではジョーイ・カルデラッツォになっていました)

30.オムニバス・ Yule Struttin’ → ルー・ロウルズ

BLUENOTEアルバムがクリスマス・アルバムとして作ったオムニバスです。

BLUNOTEに在籍した一流ジャズメン13人がクリスマスソングを歌い、演奏します。

ジャケットも〈Cool Struttin’〉のタイトル・パロディに合わせた楽しいものになっています。

ここではルー・ロウルズが歌う「ザ・クリスマスソング」を聴きましょう。

クリスマス用に1枚あると便利でお得なアルバムです。

まとめ

90年以降のジャズ30枚選びました。

出来るだけたくさんのプレイヤーを紹介したい気持ちもありました。

最後まで読んでくださってありがとうございます Thanks A Lot and See You Again! 

前の記事はこちらです。

ジャズの新しい録音盤-1(1~10)

ジャズの新しい録音盤-2(11~20)

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