JAZZという音楽の魅力を中心に

亡くなったフランスのピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニの名演を聴く

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

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ミシェル・ペトルチアーニ

1999年に36歳で亡くなったフランスのジャズ・ピアニストです。

私は基本的に、音楽はその音楽だけを聴いて判断し、余計な情報などは要らない、という少し潔癖主義?みたいなところがあるリスナーなのですが、ペトルチアーニについては、どうしてもその先天的な障害について避けて通ることはできません。

そのせいで若くして亡くなった訳ですし、アイキャッチのCDのジャケット写真を見て頂けば判るように、健常者ではありません。

ミシェルの基本情報

ここで、Wikipediaで基本的なことを知っておきたいと思います。

ミシェル・ペトルチアーニ(Michel Petrucciani, 1962年12月28日 -1999年1月6日)は、フランス出身のジャズ・ピアニスト。先天性疾患による障害を克服し、フランス最高のジャズ・ピアニストと評価されるほどの成功を収めた。

その独自性の強いスタイルはビル・エヴァンスらの影響を受けており、また一部ではキース・ジャレットとも比較される。

ペトルチアーニはフランスでイタリア系フランス人の家庭に生まれた。遺伝的原因から、生まれつき骨形成不全症という障害を背負っていた。この障害のため、彼の身長は成長期になっても1メートルほどにしか伸びず、骨はもろく、またしばしば肺疾患に苦しめられた。同年代の少年が熱中するようなスポーツに加わることはできず、ペトルチアーニの関心はもっぱら音楽に向けられるようになった

ペトルチアーニは3人の女性と関係を持った。 最初の結婚はインディアン・ナバホ族出身のエルリンダ・モンターニョ。2度目の結婚はイタリア人のピアニスト、ジルダ・ブッタ(Gilda Buttà)。ペトルチアーニは2人の息子の父親となったが、アレクサンドル(Alexandre)は父親と同じ障害を持って生まれた。

ペトルチアーニは、若い頃から体質上「寿命は20歳程度まで」と言われていた身だった。実際にはそれよりはるかに寿命を長らえて活躍したが、ツアー先のニューヨークで急性肺炎を起こして死去した時は、36歳の誕生日から10日足らずであった。彼の遺体はパリのペール・ラシェーズ墓地内、フレデリック・ショパンの墓からほど近い場所に葬られた。

ーーーーWikipediaより抜粋引用

 

映画「情熱のピアニズム」

死後に「情熱のピアニズム」というタイトルでペトルチアーニのドキュメンタリー映画が作られました。その予告編も見てみます。

ペトルチアーニの演奏

それでは早速1曲聴きましょう。

ベサメ・ムーチョ

最初はライブ動画を見ます。ラテンの名曲〈ベサメ・ムーチョ〉。
ペトルチアーニはこの曲が好きだったようで、何度も演奏し録音もしています。

Jazz in Marciac, 1996.

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エスターテ

ペトルチアーニを本当に好きになったのは、この曲の演奏を聴いた時からだったように思います。

イタリア人ピアニスト、ブルーノ・マルティーノが作った美しい曲「エスターテ」Estate(「夏」、「夏のうた」とも)です。

Personnel: Michel Petrucciani (piano)
 Furio Di Castri (bass)
 Aldo Romano (drums) 
 
  

こちらはピアノトリオでの演奏です。
ドラムスのアルド・ロマーノはイタリアのベテラン・ドラマーです。

これも大変美しい演奏でした。
ヨーロッパの美しくもけだるい夏を見事に表現した曲ではないでしょうか。
この曲は色んな人がやっています。(例えばチェット・ベイカーも)

 

(*ひどく高値になっています)

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アルバム Flamingo

同じくフランスのジャズヴァイオリニスト、ステファン・グラッペリと共演したFlamingo というアルバムがあります。

大好きなアルバムです。

ここには色んな問題を超えて音楽をする喜びに満ちています。

1曲目の〈These Foolish Things 〉を聴きたいです。

Stephane Grappelli – violin
Michel Petrucciani – piano
George Mraz – bass
Roy Haynes – drums

ドラムスがロイ・ヘインズでベースがムラーツというのも嬉しい限りです。

● このCD、この1曲目が始まっただけで、別世界に連れていかれます

このような演奏の前では言葉を失います。
言葉は要らない世界です。

このアルバムからもう1曲だけ聴きましょう。

Misty〉にします。

エロール・ガーナーの名曲「ミスティ」でした。

・・・・・・・ワォ! ですね!
ヴァイオリンのステファン・グラッペリは若い頃、ジャンゴ・ラインハルトとの共演でも有名ですね。若い頃のグラッペリはすごいハンサムでした。そして89歳まで長生きしました。

以上このアルバムでした。↓

There Will Never Be Another You

ジャズらしい演奏も聴きたいので、

1988年ドイツでのライブアルバムから、スタンダード曲〈There Will Never Be Another You〉を聴きます。

Michel Petrucciani (p)
Gary Peacock (b)
Roy Haynes (dr)

TRIO in  TOKYO 

BLUNOTE TOKYO でのライブ盤 (1997)から

〈Little Peace in C for U 〉という曲を聴きます。
ベースがアンソニー・ジャクソン
ドラムスがスティーヴ・ガッド です。

アルバム Michel Plays Petrucciani

1987年のアルバムですが、
2つのセッションから成っていて

Gary Peacock-bass
Roy Haynes-drum
が初めの5曲で、残り4曲は
Eddie Gomez-bass
Al Foster-drums というものです。
更に2曲にJohn Abercrombie-guitar が入るという面白い構成でした。

 

このアルバムから〈SAHARA〉を聴きます。 (ピーコック、ヘインズの方です)

○このアルバムにも入っていた〈One For Us〉という曲をMt.Fuji Jazz Fes.’88で演っている動画を見て最後にします。
Gary Peacock-bass Roy Haynes-drum

まとめ

叙情的な演奏から、スゥインギーな演奏まで、ペトちゃん(と日本では呼ばれていました)の演奏を聴きました。

何か書かなければいけないのでしょうが、書く言葉がみつかりません。

こんなピアニストもいました」で勘弁してください。

Thank you very much for visiting the site

 

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