映画「孤独のススメ」~全てを失くした男が何も持たない男から学んだ幸せとは?

      2016/09/21

 

公開中のオランダ映画「孤独のススメ」を観た。

キャプチャ2032

 

おすぎ(映画評論家)

最初はボーっと観ながら、なんなんだこの映画は!と思っていたのに、

ラストの何という感動!!何という素晴らしさ!

世界観が変わるっていうことを体験できる映画です。

オランダの田舎町。

一人の孤独な男の生活が描かれる。キャプチャ2028

妻を事故で亡くし、家を出た息子とは連絡が無い。

夕方6時の時計を確認し、神に祈りを捧げてひとり夕食を取る。

その時、亡き妻と、離れて暮らしている息子(まだ小さな時)が二人で微笑んでいる写真を見る。

キャプチャ2034

朝もネクタイをして朝食をとる。

日曜日は教会に出かける。

何と退屈そうな日常なんだろうと観ていて思う。

何が愉しみなのだろう? 

どこへ出かけるのもバス。スーパーに買い出しに行くのもバス。

どうして車を持っていないのだろう?と思う。

そこに出現した奇妙な男との、奇妙な同居生活。

キャプチャ2033

私も、なんなんだこの映画は!と思うが、不思議に落ち着いた気持ちで観ていられる。

画面のデティールの描き方が楽しめるからかもしれない。

ネタバレになるので多くは書けないが、

やはり、息子に会いに行くシーンが、感動的でした。

そして、息子ヨハンの歌声 ♪This Is My Life  が繰り返し耳にリフレインする。

(ひとつだけ、ヒントになることを書くと、、、おすぎ が激賞していること)

 

そしてこの映画の原題は「マッターホルン」なのだ。

mattarhoon

鎌田實 (医師・作家)

生きる勇気が湧いてきた。

どんな生き方をしてもいいんだ、と

心が大きくなった。この映画、すごい!

 

 

映画の一番初めに J.S.バッハの言葉として

「楽器の演奏は簡単だ。正しい時に正しい鍵盤を叩けばいいだけだ」
(正確ではないかもしれないが、意味はこんな意味だった)

という言葉が紹介される。

それが簡単に出来るのなら誰も苦労はしないよ、と思わせるための引用だったのだろうと

映画を観終わって思う。バッハだってそれほど単純な意味ではその言葉を言ってないのじゃないか?と思う。

ジワーッとした感動が押し寄せてくるような映画でした。

追記):私が住んでいる福岡市ではKBCシネマで上映中です。(全国の小劇場で順次公開されているようです)

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