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ケニーG 【スムースジャズ、ソプラノサックス奏者】おすすめのアルバム

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

 

ジャズに余り興味の無い人でも、ケニーGの名前は知ってあるのではないでしょうか?

Kenny G
正式名 Kenneth Gorelick、1956年6月5日 生れ

CDが売れない時代に、例外的に出すアルバムがほぼ売れるジャズ・ソプラノサックス・プレイヤーがケニーGです。

ただシリアスなジャズ・ファンからは「ケニーGなんてジャズじゃないよ」と言われたりします。

確かに彼がやる音楽は古い言い方ではフュージョン系、新しい言い方ではスムース・ジャズに分類されるような音楽です。

取り上げる楽曲もポピュラーなヒット曲やみんなが良く知っている音楽を演奏します。

だから、軽く見られたりするのですが、聴き易く、楽しい演奏がバカにされるのも変な話です。

ケニーG、そのサックスの腕前は一流です。聴き易いだけではないのです。(曲によってケニーはテナーサックスを吹いていますので了解ください)

とにかく聴いてもらえば、それが分かって頂けると思います。

アルバム〈At Last〉

最初はどれが良いか迷いましたが、ちょっと変則ですがデュエットのアルバム「アト・ラスト」からキューバのトランペット、アルトゥーロ・サンドヴァルとのデュエットでアルバム・タイトル曲〈At Last〉を聴きましょう。

At Last featuring Arturo Sandoval

しょっぱなから、テナーサックスの演奏でした!

Pick Up The Pieces featuring  David Sanborn

つぎは目茶目茶かっこいいですよ。デヴィッド・サンボーン(アルトサックス)との共演で〈Pick Up The Pieces〉

これを聴くといわゆるバップの演奏がちゃんと出来ることが分かります。

すみません。しょっぱな2曲続けてケニーがテナーを吹いているものを続けてしまいました。

Careless Whisper featuring Brian McKnight

次はヴォーカル(ブライアン・マックナイト)とのデュエットで〈Careless Whisper〉

Aさん
  こういうのをやるから「ジャズじゃない」と言われるのですよね
B さん
私なんか
別にジャズじゃなくても全然かまわないんですけどね(笑)

 

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アルバム〈Classics In The Key of G〉

次は1999年のアルバム「クラシックス」から

〈Summertime〉

を聴きましょう。これは結構ヒットしたと思います。

次はルイ・アームストロングが歌った音源と共演した

 〈What A Wonderful World〉

ケニーが出したラテンアルバム

アルバム〈Rhythm & Romance〉

から

Tango

という曲を聴きましょう。

 

1996年のヒット曲(アルバム)

アルバム〈Moment〉

これくらいから、ケニーGの名前が一般に知られるようになったのでないでしょうか?

今聴いても、ロマンティックでスムースでヒットする条件を備えていたと思います。

そして、ソプラノサックスの音色が素晴らしく、確かなテクニック。

まとめ

CDが売れない時代。

ましてジャズ。

その中で、ケニー・G は確かな戦略で「売れるジャズ」を発表してきました。

誰が文句を言えるでしょうか?

ケニーは本来はテナー奏者だったのです。テナーサックスを吹いている動画を、最後に見て終りにします。
(ちなみにテナーとソプラノサックスは楽器のキーが同じです(B♭))

曲は〈ディサフィナ―ド〉

★ありがとうございました。

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