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日野皓正を断然支持する:ジャズの発表会で中学生に体罰問題

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。
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日野皓正ひのてるまさが指導した中学生ジャズ・バンドの発表会でドラムの生徒に往復ビンタなどの体罰を加えたと問題になっているようです。

知らない方のために一応動画を貼ります。

ルールを守らないで勝手な行動をした中学生のドラムに怒った日野氏が、確かに暴力的な行動をしています。

始めスティックを取りあげて、床に投げ捨てますが、中学生は手でドラムを叩き続けます。

根性ある子どもですね! そこで日野氏の暴力行為となるわけです。

筆者の意見

私(筆者)の考えを書きます。

1.日野氏の行動は指導者として(そしてプロのトランペッターとして)当然のことです。
幼稚園ではありません。勝手な行動を取る生徒を制止するのが指導者です。
中学生とはいえ、発表会の本番中です。

2.「お金を払って見に来ている聴衆の前であんな行為は許されない」という意見がありますが、問題が起こった時点で即対応するのは当たり前です。

放ったらかしておいて後で注意すれば良かったとでも言うのでしょうか。
それでは遅いのです。
日野氏にはすぐに行動すること以外に選択肢はありませんでした。

それを見せられた聴衆も「いいものを見た!」と思うべきです。

3.「どんな理由であれ暴力は絶対許されない」という正論には
「あー、そうですね。しかし色々あるのが人生です」くらいの答えしかありません。

4. 愛のある体罰  OK、許される

   怒りに任せた体罰  NO、ダメ、許されない

みたいな、粗雑な論理があります。

日野氏があの行動を取った時、一番にあったのは 怒り でしょうね。
指示を守らない生徒への怒り、それが人間でしょう。

しかし、指導者としての責任感と生徒への愛情(と一応言っておきます)もあったはずです。
怒りと愛情は同居するのです。
「怒りと愛が同居する暴力」はいかがですか?

◎しかし、体罰、暴力以外の方法で止められなかったのか?

⇨あったでしょうね。スティックを取りあげたのは全く問題ないですね。
更に手でドラムを叩く生徒に対して、演奏中に出来ることは? 
手を縛るというのはどうでしょうね?それも文句言われますかね。何か陰湿なことになりますね。

5.体罰を受けた生徒は日野氏を恨んだり、憎しみの感情を持ったりしていないと思われます。

ドラムの腕はかなり良かったようです。そうでなかったら、あのように自分の腕を誇示するようなことはしなかったでしょう。

むしろ、後になって

オレ、世界の日野にビンタされたんだぜ!」と自慢するでしょう。
それくらい元気のある生徒に見えます。

 

6.つまり周り(一部マスコミ)が勝手に騒いでいるだけです。

そもそも、ニュースにならない事柄です。

あんな動画が残っていなかったら、報道価値なしとしてニュースにならなかったと思われます。

最近の色んな不祥事ニュースの一角にしようとしたのかも知れませんが、全然問題になりません。

 

結論

上に書いた理由で、日野皓正が今回取った行動を全面的に支持します。

もう一度書きますが、演奏中にどうすれば良かったのでしょう。とっさにやる選択肢は余り無かったと思いますよ。

 

 
 

 

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