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プレバト俳句・炎帝戦2018決勝・無冠の帝王梅沢富美男は勝てる?お題はラジカセ

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

【全ての画像は番組HPより引用】https://www.mbs.jp/p-battle/

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先週の予選に続き

2018夏の炎帝戦・決勝です。

予選特待生7人の中から勝ち上がった

立川志らく、中田喜子の2名と

名人5名の計7名で「炎帝戦」のタイトルを争います。

予選の様子はこちら⇨

プレバト俳句夏の炎帝戦2018・千賀健永は予選を勝ち上がって本戦に進めるか

また決勝はお題も新しいものが設定されます。

お題は「ラジカセ」です。(季語ではない)

*ラジカセはいまだに高齢者の必需品です。
但し、CDラジカセですが。

出演者

◯勝ち上がり

・立川志らく

・中田喜子

 

◯名人

・梅沢富美男 
タイトル戦をまだ勝ったことがない梅沢10段、今回は? 

・東国原英夫  

・藤本敏史 (FUJIWARA)

・村上健志 (フルーツポンチ)

・横尾渉 (Kis-My-Ft2)

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それでは・・・・

査定結果速報

 

4位 立川志らく

 

ジャズを聴く モナリザに似た 夜店の人

⇩ 

直さなくとも良い

梅沢:「夜店の人」6音は何とかして欲しかった。
先生:この句の字余りにはそれなりの効果がある。
「に似た」が気になるなら
ジャズを聴く モナリザめける 夜店の人 とすることもできる。

 

5位 横尾 渉

 

夏の雲 ぼくら 日陰探検隊

⇩ 

夏の雲 ぼくら日陰 探検隊

千賀:5位!ほんとに日陰に行っちゃった。
先生:「日陰探検隊」という楽しい造語。
惜しいのはリズム。ひらがな1語加えるだけ。
17音にこだわるより、リズム感を優先すべきだった。

6位 中田喜子

 

ラジカセの 声ころがりて 簀戸すど抜ける

⇩ 

簀戸抜けて ラジカセの声 ころがり

先生:発想は悪くないのだが、作者の立ち位置を明確にすべき。
添削句、部屋の外に居て音を聞いていることが分かるようにした。
これで「ころがり」が生きる。

2位 村上健志

村祭 ラジカセが笛 担当す

⇩ 

直し無し

ミッツ・マングローブ:ノスタルジックでありながら、過疎化などの現代の問題も切り取ってる。

先生:ユニークでありながら、過疎の村の現実を描いている。ミッツの解説の通り。「が」もいい。「担当す」は擬人化だがさりげない。
俳句はこれくらいでいいんです。

3位 藤本敏史

短夜みじかよや 付録ラジオの 半田付はんだづ

⇩ 

直し無し

東国原:天才!
梅沢:細かい!ちまちまちまと。

先生:ちまちま細かいことを描くのが俳句です。
季語、短夜がいい。「付録」がまたいい。
2位と3位の差は僅か。村上の2位句に比べると、ちょっと引っかるところがある。

*10段二人が残りました。片方優勝、片方は最下位。

7位 東国原英夫 

 

ラジカセに憑く 幽霊の 呻き声

⇩ 

ラジカセは 呻く幽霊 憑きしてふ

梅沢:「幽霊」は季語ではない。
先生:季語のある無しは問題じゃない。無季の句だと言い張れば良い。
添削の「てふ」は「~と言う」の意。
この句東国原の悪い癖が出た。色んな複雑のことを入れようとして、技術が伴わないという句。今までこういうややこしいことをしないから、着実に10段まで来たのに。

1位(優勝) 梅沢富美男

 

旱星ひでりぼし ラジオは余震 しらせおり

⇩ 

直し無し

先生:季語、旱星(ひでりぼし)がいい、日照りが続く日に出る、妖しく赤く光る星。「しらせおり」は短い時間の経過を示す。
久しぶりの言葉の質量をきっちりと隅々まで考えられた句。

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まとめ

というわけで無冠の帝王・梅沢富美男がついに炎帝戦を制して無冠を返上しました。

同じ10段東国原英夫は失敗しましたねー。かなりひどかったんじゃないですか?

追加:千賀健永

★ ★ ★

●特別に、予選で敗退した千賀健永が作った句を夏井先生が世に出したいと紹介した。

ベイエリアから 届く短波や 処暑の風

忌野清志郎の曲から発想

わたし
ベイエリア、短波、処暑、風ーーー
全ての言葉が詩。すばらしい。

7・7・5が見事に決まってる!

過去のタイトル戦の記事

2017春の「俳桜戦」⇨

優勝者:東国原英夫

2017夏の「炎帝戦」⇨ 

優勝者:藤本敏史 (FUJIWARA)

2017秋の「金秋戦」⇨

優勝者:東国原英夫

2018冬の「冬麗戦」⇨  
優勝者:千賀健永

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