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井上陽水から始まる「コーヒールンバ」物語・Moliendo Cafe

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

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コーヒールンバ という曲

若い方は知らないかもしれません。
ある年齢以上の方は知ってあるでしょう。

でも誰の歌で知ったか、で世代が分かります。

荻野目ちゃん? 井上陽水? 西田佐知子?

いくつかのバージョンを聴きたいのですが

まずこの動画を御覧ください。

井上陽水×タモリ

陽水が「笑っていいとも」に出演時の動画です。

動画タイトルは 

ギター漫才「コーヒールンバ」となっています。

この漫談(?)で語られているように この曲は古い曲です。

コーヒールンバ」(Coffee rumba)は、アルパ奏者のウーゴ・ブランコ(スペイン語版)の演奏で世界的にヒットした曲。原曲は、ブランコの叔父であるベネズエラの作曲家ホセ・マンソ・ペローニ(Jose Manzo Perroni)がコーヒーをモチーフに1958年に作詞・作曲したMoliendo cafe(スペイン語版)モリエンド・カフェ、日本語対訳「コーヒーを挽きながら」)である。ーーWikipedia

*この曲のリズムはルンバではないそうです。(そういうことは良くありますータイトルにブルースとついてBluesでは無い、、、みたいな。)

そして陽水が解説していた、日本語詩は原詩とは全く関係無く、中沢清二が作ったものだそうです。

この日本語詩が素晴らしい!!

ほとんどナンセンスなくらいに、無茶苦茶な歌詞ですが。

そりゃ、曲もいいんですが、日本での大ヒットはこの詩によるところも大きいのじゃないでしょうか。

では、改めて井上陽水がCOVERしたバージョンを聴きましょう。
*United Cover のバージョンは聴けなくなりましたので、代わりにこれを、西田佐知子の後に陽水の歌が入っていますので。

このCDに入っています。(このカバー集はとても面白いです。他の曲も愉しめると思います)

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西田佐知子

中沢清二が日本語詩を書いたことに触れましたが、
その時歌ったのが西田佐知子でした。1961年です。

西田佐知子、最大のヒットは「アカシアの雨がやむとき」でした。 関口宏の奥さんですね。懐かしいです。

ザ・ピーナッツ

このザ・ピーナッツの歌は資料的価値もあると思いアップします。

聴かれたたら分かりますが歌詞が西田佐知子ー中沢清二 版とは違います。

タイトルもコーヒールンバですが英語では〈Moliendo Cafe〉になっています。

つまり、こっちの方が西田版より古いのです。

「コーヒー・ルンバ」単独バージョンは消されましたのでこのヒット曲集でどうぞ。12曲目に歌っています。

たくさんのカバー(奥様のルンバ)

井上陽水のカバーが突出して有名ですが、他にも色んな人(歌手)がカバーしていました。

あと、素人さんがたくさんの歌や楽器演奏をアップしていました。

それだけ愛されている曲ということですね!

 

楽しい画像がたくさんあって何が何だか分からなくなったので、血迷ってこんな動画をアップします。^^

「奥様のルンバ~愛のコーヒールンバ」と題されています。

アップする理由はこの場にいる人がみんな幸せそうだからです。^^

やっぱり、歌詞が素晴らしい!

やっぱり鎌足に聞こえます(笑)

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森村献 Ken Morimura Manteca Special

ラテンピアニスト・森村献さんのバンドがやっていました。

Moliendo Cafeの方です。

 

素晴らしい!

リターン・トゥ・オリジナルーMoliendo Cafe

日本でのカバーはこれくらいにして、この曲のもともとの演奏や海外でのカバーに目を向けます。

ウーゴ・ブランコ

最初に書きました、この曲の最初のヒットを記録したウーゴ・ブランコの演奏を聴きます。
楽器はアルパ(ラテンアメリカのフォルクローレで使われる民族楽器。ハープの一種)です。
曲名は〈MOLIENDO CAFE〉です。

ここにもオリジナルの素晴らしさがあります。
完成された演奏です!

パコ・デ・ルシア

スペインのスーパー・ギタリスト、パコ・デ・ルシアの演奏で同曲を聴きます。

以前、こんな記事も書いていました。

亡くなった超絶技巧ギタリスト・パコ・デ・ルシアの名演奏、名盤を聴く

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フリオ・イグレシアス

同じくスペインの歌手、フリオ・イグレシアスの歌唱です。

やはりラテンの人が歌うと、ひと味違います。
伴奏のフルートが素晴らしい!
南米産の曲には「笛」が似合うのです。

ラストーーホセ・ルイス・ロドリゲス&ロス・パンチョス

えー最後をどのバージョンで〆ようかと探したのですが、

全然知らなかった初めて聞く ホセ・ルイス・ロドリゲス&ロス・パンチョス

というグループの歌と演奏にします。

歌と演奏もいいし、動画が良くできているので、選びました。

*声がもうラテンの声なんですよね!
勿論ギターがラテンのギターです。
スペイン語を勉強したくなります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

1つの曲には1つの歴史があるのですね。

コーヒールンバーーMoliendo cafe

ランダムに気に入った演奏ー映像を選んで聴き、見ました。

かなり無茶苦茶の選び方になったと思います。

わたしたち日本人はこのメロディが流れると、
♪むかしアラブの偉いお坊さんが
♪南の国の情熱のアロマ
♪それは素敵な飲み物コーヒー・モカ・マタリ
という歌詞が浮かんでくるのではないでしょうか?^^

Moliendo Cafeの方で検索すれば、たくさんの歌唱や演奏があるのですが、割愛しました。
(例えばプエルトリコ出身の盲目のギター&ボーカル、ホセ・フェリシアーノのバージョンとか)

最後まで見ていただいてありがとうございます

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