JAZZという音楽の魅力を中心に

美しく哀しいチェット・ベイカーの演奏・2枚のアルバム「Dianne」と「CHET」

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

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チェット・ベイカー CHET BAKER

その58年の人生(1929-1988)について語ることは
ここでは止めておきましょう。

麻薬についてももういいでしょう。

ただ、その美しく哀しい演奏に耳を傾けたいと思います。

Dianne

ここではピアノのポール・ブレイとのデュオでの演奏を聴きます。

1985年の2月27日に録音されたアルバム「Dianne」(チェット55歳)

Everytime We Say Goodbye

コール・ポーターの曲です。

チェットはこの曲を何度か演奏しています。(歌も歌っています)

Everytime we say goodbye, I die a little,
Everytime we say goodbye, I wonder why a little,
Why the gods above me, who must be in the know.
Think so little of me, they allow you to go?

という歌詞

「さよならを言うたびに、私は少し死ぬ」

が、有名ですが、ここでは歌っていません。

 

それが良かったと思います。

 

●ポール・ブレイのピアノが余りにも美しいではありませんか。
チェットも歌うようにペットを吹いています。
切々とという表現は余りにも凡庸かもしれませんがそれ意外の言葉がみつかりません。
「切々とトランペットを吹く」という形容はチェットのこの演奏のために取って置きたいフレーズです。
8分弱の長さがひどく短く感じられます。

●このアルバム、8曲が収録されていますが、どの曲もいいです。

If I Should Lose You

 

このアルバムからもう1曲聴きます。

 

●「もし、君を失えば」
ジャズの演奏でこれほど切ないものも珍しいかもしれません。
だから、聴く方は過剰な思い入れをするのですが、
案外チェット・ベイカーは淡々と仕事をこなしていただけかもしれません。
だって、チェットってそんな男でしょう。
淡々と自分の人生を生きた男。「ジャズ」を生きた男。

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CHET

今度はチェットが若い頃(29歳)の録音です。
1958年12月~59年1月録音。

Alone Together

アーサー・シュワルツの曲。
歌詞も有名ですが、今からかける演奏では歌っていません。

 

● バリトンサックスはジェリー・マリガンではありません。 ペッパー・アダムスです。 そしてピアノがビル・エヴァンズです。 フルートはハービー・マン。 
マイルス・デイヴィスに似ている?確かに。
しかし、人の真似でこんな演奏はできません。

晩年の演奏と比べると確かに「深み」のようなものは少ないかもしれません。
しかし、若さが持つロマンティシズムをこれだけ正確に表現したプレイヤーも珍しいかもしれません。
スタン・ゲッツは若いときから成熟していました。
ジェームス・ディーンに例えられるジャズ・プレイヤーはやはりチェットだけです

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You’d Be So Nice To Come Home To

 

●ヘレン・メリルとクリフォード・ブラウンの共演で有名になったこの曲、かなりスローテンポで演奏されています。 
この2ヶ月後に「Kind Of Blue」が吹き込まれます。直接関係は無いのですがピアノが同じビル・エヴァンズということで思い出しました。

まとめ

チェット・ベイカーの膨大な録音の中から

「美しく、哀しい」をテーマに2枚のアルバムを選び2曲づつ聴きました。

あるいは「切ない」がテーマでも良かったかと思います。

Thanks a lot for visiting the site ,hoping you’ve enjoyed.

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