ジャズの名曲:言い出しかねてー I Can’t Get Started

      2016/11/18

 

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ジャズのスタンダードナンバーには数多くの名曲と呼ばれるものがあります。

その多くは’30年代、’40年代に映画やミュージカルのために作られた曲が中心になっているようです。

そして長い年月を経る間に名演が生まれるという事情が「名曲」と呼ばれるゆえんかもしれません。

今日紹介する I Can’t Get Started (with You) もそんな曲です。

言い出しかねて

この日本語のタイトルは若き日の大橋巨泉(先日亡くなりました)が名付けたという説を聞いたことがあります。

よくできたタイトルですね。

 アイラ・ガーシュイン:作詞、ヴァーノン・デューク:作曲   (1936年)

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I’ve flown around the world in a plane
I’ve settled revolutions in Spain
The North Pole I have charted
Still I can’t get started with you
   
On the golf course, I’m under par
and Metro-Goldwyn’s asked me to star
I’ve got a house, a show place
Still I can’t get no place with you

Cause you’re so supreme
Lyrics I write of you
I dream, dream night and day of you
and I steam just for the sight of you
Baby what good does it do

I’ve been consulted by Franklin D
and Greta Garbo had me to tea
Still I’m broken hearted
Cause I can’t get started with you

 
歌詞をうまく訳すことは私にはちょっと難しいですが、大体の意味は分かりますよね。
大ぼら吹きの男の戯言のような歌詞です^^
 
 
おとこ
 

世界中を飛行機で飛び回った
スペインでは内戦を鎮圧した
 
ゴルフコースに出ればアンダーパー
MGMは映画に出てくれと言う
 
フランクリン・ルーズベルトからはコンサルタントを頼まれ
グレタ・ガルボとはお茶した
 
それなのに…そんな僕なのに
君にはふられてしまう
 
君とは何にも始まらない…
 
 
 
みたいな感じですね。
 
たくさんの人が歌って、演奏していますので、どれを選ぶか迷いますが、まずは王道
 

フランク・シナトラ

で聴きましょう。シナトラは長めヴァース(Verse:序奏部分)から歌っていますので、上記の歌詞が出てくるまで少し間があります。
 

 
 
 
次は一番新しいところでノラ・ジョーンズの歌で聴いてみましょう。
 

ノラ・ジョーンズ

 

↑このノラの映像はすごい美人ですね。お父さんはラビ・シャンカールというインド人のシタール奏者でした。母親はアメリカ人だと思います。

はい、ノラの次はーーずっと時代が戻って

ビリー・ホリディ

の歌唱で聴きましょう。テナーサックス・ソロはレスター・ヤングです。

 

チェット・ベイカー

の歌唱を聴いてみましょう。 晩年(1985年)の歌と演奏です。

退廃的な雰囲気が漂いますが、、、それがチェットの持ち味です。

このようにちゃんと歌詞つきのものが多いのですが

私の場合むしろインストルメンタル、歌詞無しの演奏の方で親しんできました。

クリフォード・ブラウン=マックス・ローチ・クインテット

有名なこのバンドの演奏を聞きましょう。
1954年8月、カリフォルニアでのライブ録音です。

クリフォードのトランペットが輝かしいです。

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もう好きな順にアップすることにします。

バッド・パウエル

の演奏です。晩年(1963年)の演奏ですが、この味わいは若いころには無かったものです。といっても39 歳なんですが、3年後には亡くなります。

天才の時間の尺度は凡人とは異なるようです。

アルバムはこれです。私の愛聴盤の1枚です。

ソニースティット

の演奏を聴きたかったのですが、このアート・ブレイキー・バンドの演奏で聴けるので、それを。

次はちょっと異色なもの

バニー・マニロウ

バニー・マニロウはジャズ歌手ではありませんが、近年こういう歌を唄っていて結構気に入っています。
この映像、初めに出てくるのはオリジナルヒットした、1930年代のバニー・ベリガン(トランペット)の演奏だと思います。 それにかぶせるという趣向ですね。

英国の若手

ジェイミー・カラム

がなかなかいい味を出して歌っています。

プラターズ

「あの」プラターズも歌っていました。

 

 

最後はアニタ・オディの歌声でしめたいと思います。

アニタ・オディ

まとめ

 

これほど有名な曲になると、ほとんどの人が歌っていますね。
古い人も新しい人も歌っています。

ロッド・スチュアートとかも歌っています。

演奏の方でも、もっと多くの人が演っています。

オスカー・ピーターソン、スタン・ゲッツ、エディ・ロックジョウ・ディヴィスなど。
いや、もっともっとあると思います。

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