入院中に読むお勧め本:ニーチェの言葉

      2017/05/03

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ただいま背骨を骨折して入院中です 

ベッドとテレビの角度、位置が良くなくテレビを見ることも出来なくて、本を読むかスマホを見ることしか出来ません。

初めてスマホから書いています。

友人が見舞いに持って来てくれた本がなかなか良かったので紹介します。

「超訳  ニーチェの言葉」という本です。

フリードリヒ・ニーチェはどちらかと言えば難解な哲学者というイメージがあるかもしれませんが、これはニーチェの著作から編者がピックアップした分かりやすい言葉を集めたものでとても読みやすいものです。

またカフカなどと並んでニヒリストというイメージもあるかもしれませんが、ここには明るく前向きなニーチェの姿を見ることが出来ます。

例えば次の言葉。

●この瞬間を楽しもう

楽しまないというのはよくないことだ。つらいことからいったん目をそむけてでも、今をちゃんと楽しむべきだ。

例えば、家庭の中に楽しまない人がたった一人いるだけで、誰かが鬱々としているだけで、家庭はどんよりと暗く不快な場所になってしまう。もちろんグループや組織においても同じようになる。

できるだけ幸福に生きよう。そのためにも、とりあえず今は楽しもう。率直に笑い、この瞬間を楽しんでおこう。

…………………

どうですか?ニーチェのイメージが変わるような明るい言葉ですねー。

次は私が読んで はっとした言葉

飽きるのは自分の成長が止まっているから

なかなか簡単には手に入らないようなものほど欲しくなるものだ。

しかし、いったん自分のものとなり、少しばかり時間がたつと、つまらないもののように感じ始める。それが物であっても人間であってもだ。

すでに手に入れて、慣れてしまったから飽きるのだ。

けれどもそれは、本当は自分自身に飽きているということだ。

手に入れたものが自分の中で変化しないから飽きる。それに対する自分の心が変化しないから飽きるのだ。つまり、自分自身が成長し続けない人ほど飽きやすいことになる。

そうではなく、人間として成長を続けている人は、自分が常に変わるものだから、同じものを持ち続けても少しも飽きないのだ。

………………

自分自身に飽きる、成長しないから飽きるーーという視点は新鮮でした。過去を振り返っても、思い当たることがあります。

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「愛について」という章もあります。

そこの最初の言葉です。

そのままの相手を愛する

愛するとは、若く美しい者を好んで手に入れたがったり、すぐれた者をなんとか自分のものにしようとしたり、自分の影響下に置こうとすることではない。

愛するとはまた、自分と似たような者を探したり、嗅ぎ分けたりすることでもないし、自分を好む者を好んで受け入れることでもない。

愛するとは、自分とはまったく正反対に生きている者を、その状態のままに喜ぶことだ。

自分とは逆の感性を持っている人をも、その感性のままに喜ぶことだ。

愛を使って二人の違いを埋めたり、どちらかを引っ込めさせるのではなく、両者のちがいのままに喜ぶのが愛することなのだ。

…………………

これは、少し難しいですね。

いや、自然に出来ている方もいらっしゃるでしょうが、理屈で考えがちな男性には、発見のある言葉かも知れません。

「愛を使って、二人の違いを埋めたりすることではない」という言葉は私には新鮮でした。

●愛の病には

愛をめぐるさまざまな問題で悩んでいるのなら、たった一つの確実な治療法がある。

それは、自分からもっと多く、もっと広く、もっと暖かく、そしていっそう強く愛してあげることだ。

愛には愛が最もよく効くのだから。

……………

最後に、こんな言葉も。

●少しも悔いのない生き方を

今のこの人生を、もう一度そっくりそのまま繰り返してもかまわないという生き方をしてみよ。

……「ツァラトゥストラはかく語りき」

 

………………おわりに

 ニーチェは19世紀末に生きた人でした。(1844〜1900)

しかしその言葉が少しも古びていないーー現代の人にもそのまま届くことに、少し驚きました。

人間の真理は変わらないのですね。

紹介したのはほんの一部です。

興味を持たれたなら、この本はお勧めの一冊です。

 

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