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ジャズ漫画BLUE GIANT SUPREME 2ーーリアルな表現、次の巻が待ち遠しくなりました

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

 

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大がヨーロッパ、ドイツに渡って2回目 SUPREME 2 を読みました。

今回は特に面白かったと思います。

↑画像はB.G. HPより引用

他に余り思いつかないのでコルトレーンの〈Moment’s Notice〉をこの本のBGMとしてアップします。

新たなパートナーを求めて

第1巻で、ミュンヘンでクリスという男に助けられて、クリスのアパートメントに泊めてもらうことになる。

親切なクリスは友達に声をかけて、大の一人ライブに客を集める。


*↑画像はBLUE GIANT-HPより引用

スランプにおちいる様も描かれるが、この第2巻の初め、吹っ切れた大の姿が描かれる。

*大(dai→die) という名前は縁起が悪いと D(ディー)と呼ばれる。

大はミュンヘンの小さなジャズ・クラブを回りジャズの生演奏を聴いて回る。

一緒にプレイするパートナーを探すことがメインの目的です。

そしてある JAZZ BAR で、カルテットで演奏しているグループのベーシストに目をつける。

小柄な女性ベーシスト。しかし「とても力強い」

演奏の後会話を交わすが、彼女(ハンナ・ペータース)とはその場では通じ合えない。

ハンナがこのツアーの後はハンブルクに戻ると言っていたので、大はクリスに別れを告げ、ハンブルクに向かう。

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ミュンヘンからハンブルクへ

舞台はハンブルク(ドイツ第2の大都市)に移る。

ハンナを探すが誰も彼女のことを知らない。どうやら有名ではないらしい。

立ち寄った楽器店でもハンナのことを尋ねるが分からない。

翌日またその店に行き、サックスのリードを買う。店主は「うちは箱売り、バラ売りはしない」と言っているのに「金が無い」と3枚をバラ売りしてもらう。

バンドレンの3番 これです↓。

テナーサックスのリードは1本500円くらいです。

ベルリンに居たハンナは日本人の大がハンナを熱心に探していることを伝え聞き、ハンブルクに戻ってくる。

そして大がセッションに参加して吹いている F# という店に向かう。

大のテナーサックスの音が聞こえてくる。ハンナは緊張する。

次回は大とハンナがデュオで組む姿が見れることだろう。

テナーサックス奏者が一人で組む相手を探すとすれば、やはりベーシストだろう。

東京で玉田とやったようにドラムとのデュオもないことはないが、

やはりサックスの音をリズムで支え、そしてサックスとメロディで会話できるのはベースだ。

サックスとのデュオならベースがベストだ。女性だろうと小柄だろうと関係ない。

大はハンナのベースに力強さとエモーションを感じた。

このあたりの描かれ方がとてもリアルです。

演奏シーンの書き方が一段と上手くなってきているように感じます。

大とハンナのデュオ演奏のイントロとして、とても巧く描かれていました。

SUPREME 3 がとても楽しみになりました。


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