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5/9プレバト俳句・お題は「5月の鎌倉(小町通り)」フルポン村上が昇格!

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

【全ての画像は番組HPより引用】https://www.mbs.jp/p-battle/

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2019/05/09のプレバト
俳句の才能査定ランキング

お題は「5月の鎌倉(小町通り)

出演者

・村上弘明

・神宮寺勇太 (King&Prince)

・河野弦斗  (東大医学部在籍中) 

・近藤サト

・朝日奈央

特待生

・村上健志 (名人8段・フルーツポンチ)

・立川志らく

「東大はもういらない!」という志らく。(ライバル鈴木光を意識した発言)

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査定結果速報

 

3位 神宮寺勇太 

 

黄昏の 青葉に溶ける 人の波

⇩ 

町の青葉に 溶けゆく黄昏の 人波 

志らく:黄昏、青葉と色がぶれている。

先生:黄昏の後に青葉と言われると悩ましい。季語「青葉」の鮮度を損なっている。これを添削するのは難しいが、破調にして何とか添削した。

4位 村上弘明 

 

八百年の時を越え 蝦夷えぞハスさかる 鎌倉に

⇩ 

鎌倉や 八百年咲く 蝦夷蓮

志らく:最初が字が多すぎる!別に句にしないで説明してくれればいい(笑)

先生:やろうとしていることは分かるが、余計なことが入りすぎている。
「八百年の時を越え」は「八百年を」で済む。

添削句のようにすればスックとしたいい句になる。
蓮と漢字で書く!

2位 河野弦斗 

 

鎌倉に 競る松蝉ら 延べ千年

⇩ 

千年 鳴き継ぐ松蝉 鎌倉

先生:小さなチョイスが損をしている。
詩歌の世界では、わざわざ「延べ」という必要はない。
複数の「ら」も不要。

5位 朝日奈央

 

夏めいて 私の心 ときめいた

⇩ 

青空の 青ときめいて 夏めいて

全員:ダメだ~こりゃ!

先生:「めいて」「めいた」のリフレインで「オッシャレー!」という声が聞こえてきそう。何かのキャッチコピーならこれでいいが、俳句としては余りにもスカスカ。
どうでもいいような映像を入れる!。リフレインさせたいならせめて添削句程度にはして欲しい。(添削句はダブル・リフレイン)

1位 近藤サト 

 

容赦なく 人波飛び入る 五月蝿さばえかな

⇩ 

人波に 飛び入る容赦なき 五月蝿

五月蝿(さばえ)が季語。
中8は避けたほうがよい。「かな」が効いていない。
添削句、勢いが出て「容赦なき」という言葉の効果も出る。
語順の効果を学べばすぐに上達する人。

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特待生昇格試験

 

立川志らく 

 

傘の色 紫陽花寺に 吸い込まれ

⇩ 

傘とりどり 紫陽花寺に 吸い込まれ

先生:評価のポイントは「傘の色」の是非

査定結果:現状維持

色の一字がもったいない。
俳句は縦に一行に書くので色の後に紫陽花が来ることがもったいない。
「とりどり」にすれば色という言葉を使わずに感じさせることができる。

村上健志 

春の「春光戦」を制した村上。

扇川 また見失い 緑さす

⇩ 

直し無し

志らく:さすが名人の句だと思うが、何かが物足りない?

査定結果:1ランク昇格!

先生:一見説明臭いが的確。
扇川は知らないが、「また見失い」でよく理解できる。
「また」がよく機能している。
緑さす」全体が季語。
全体として的確な描写が出来ていて実感もある。こういう句ができるようになると名人らしい。

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