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5/16のプレバト俳句は特待生昇格スペシャル:フルポン村上が名人10段に昇格!

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

【全ての画像は番組HPより引用】https://www.mbs.jp/p-battle/

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2019/05/16のプレバトは「特待生昇格スペシャル

過去に優秀な成績を収めた7人が集い
特待生昇格をかけて一斉に夏井いつき先生の査定を受ける。

お題は「学校の蛇口

 

出演者

過去に優秀な成績を残した経験がある以下の7人が出場。

Kis-My-Ft2に大きく遅れを取っているA. B. C.-Zから唯一、河合郁人が参加。

・皆藤愛子

・河合郁人

・筒井真理子

・徳光和夫

・馬場典子

・藤井隆

・星野真里

名人・特待生の出場は次の3人

・梅沢富美男

・千原ジュニア

・村上健志

フルポン村上は春のタイトル戦を取りました。


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査定結果速報

 

上位2名が特待生に昇格するとのこと。

 

6位 星野真里 

 

チャイム待て 爪入る砂と 水遊び

⇩ 

チャイムよ待って 爪入る砂と 水遊び 

星野:幼稚園に通う娘のことを詠んだ。

梅沢名人:「チャイム待て」が失敗だったかも。
先生:中7、下5は触りようが無い。梅沢名人が言ったところ、そこを少し可愛くして子供がチャイムにお願いしていることが伝わるように。
そういうちょっとしたことで印象が変わる。

5位 藤井隆 

 

ひねる手を 待ってる蛇口の 夏休み

⇩ 

ひねる手を 待ってる 夏休みの蛇口 

千原ジュニア:2重の擬人化がどうなのか?(待ってると夏休み)
先生:工夫はある。しかし1句に擬人化が2つ入るとくどくなる。
そこを順番を入れ替えることで擬人化を一つに減らすことができる。

4位 馬場典子 

 

1000本ノック 浴びし日の レモン水

⇩ 

1000本ノック 浴びし日のあり レモン水 

レモン水が夏の季語

梅沢名人:1000本は漢字にする。過去形になっている・・・

先生:この句ではレモン水という季語が過去の記憶となり鮮度が落ちる
添削句であれば、季語の鮮度が確保される。(レモン水が現在になる)
1000本は千本が基本だと思うがそれは許容範囲。

3位 筒井真理子 

 

蛇口より ぬるりと河童 滴れリ

⇩ 

(・・・) 

筒井真理子:芥川龍之介の「河童」を思い出して作った。

先生:これは微妙な句。「滴り」は季語。こういう使い方はこの美しい季語に対して良くない。
だからこれは「無季の句です」と言ってくれれば点数を上げるところだった。

2位 皆藤愛子 

特待生昇格決定!

ががんぼの ゆくえ目で追う 女子トイレ

⇩ 

直し無し 

先生:あの写真から ががんぼ という面白い虫を思いつく発想がまず素晴らしい。
「ゆくえ」という言葉は曖昧な印象を与えがちだがこの使い方は適切。
「女子トイレ」もいい。
それぞれの言葉が必要な場所に適切に置かれている。

7位 徳光和夫 

 

夏練や 蛇口で冷やす 股間かな

⇩ 

ファウルチップの 股間蛇口 冷やす夏 

徳光:高校野球部での実体験を詠んだ。股間が先生のお気に召さなかったか。
先生:股間は別に悪くない。やり方がまずいだけ。
野球ということをはっきり特定できるようにしたい。
徳光が語った言葉「ファウルチップ」を使う。そうすれば徳光の股間が蘇る!

1位 河合郁人 

もう一人の新特待生!

百本ノック 蛇口に映る 夏の空

⇩ 

直し無し 

河合:少年野球の思い出。

先生:これは読んだだけで映像が次々に浮かぶ。
シンプルな言葉で表現されている。「映る」を敢えて書くかどうかだが、この句では、蛇口の間近に見た夏の空という映像を再生できる。

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名人・特待生昇格試験

 

千原ジュニア 特待生2級

 

すり傷を 蛇口の流す 夏の空

⇩ 

すり傷を 蛇口流す 夏の空 
更に
すり傷の 砂を蛇口に 流す夏 

梅沢名人:わかり易くて良いのだが、特待生としては何か物足りないか。

査定結果:現状維持

先生:助詞を正確に選べ!
直球勝負の発想は悪くない。
悩ましいのは「の」これは正確に言えば「に」のはず。
さらに、梅沢名人のいうもうひと押しを狙うなら2番目添削句。
「夏の空」というより複雑な感情が入って重みが増す。

村上健志 名人9段

 

記念樹の 若葉へホース 伸ばしけり

⇩ 

直し無し 

 

査定結果:1ランク昇格、名人10段へ!

先生:記念樹という言葉は意外に情報量が多い。
「若葉へ」の「へ」で迷ったと思うが、正しい選択をしている。
この判断ができるなら、10段になって良い。

梅沢富美男 名人10段

 

緑青のカラン 石鹸ネット 揺れて夏

⇩ 

直し無し 

 

査定結果:1つ前進!

先生:見事なカメラワーク!
上5を字余りにしてまで「緑青のカラン」を描き、石鹸ネット、揺れてと続く。
しかも最後が夏とビシッつと体言止めが見事。

まとめ

○7人の中から皆藤愛子河合郁人が特待生に昇格しました。

○そして特待生三人の中から村上健志、梅沢富美男が昇格、昇進しました。
その結果、村上は梅沢と同じ名人10段になりました。

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